放獣クマ:子どもに鈴貸与 岐阜・海津市教育委 | トピックス

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 2015年06月24日 20時23分毎日新聞より

三重県が放したツキノワグマが近づく
恐れがあるとして、
岐阜県海津市教育委員会は24日、
山麓(さんろく)に近い幼稚園や
小中学校などに通う子ども1277人に
クマよけの鈴を貸与したと発表した。

 海津市は三重県がクマを捕獲した
同県いなべ市と隣接している。

クマには発信器が取り付けられており、
両県境の山中を行き来していることが
確認されている。

 鈴の貸与は、海津市南濃地区の幼稚園、
認定こども園、小中学校が対象。

直径約3センチで、ひもの先に金具が
つけられ、ランドセルやベルトに
引っかけて使用する。

1個572円。市はこれまで保護者に
登下校時の送迎を要請するなどの対策を
取ってきたが、負担軽減の一環として
貸与を決めた。

横井信雄教育長は
「これで安全が担保できたわけではないので、
地域の皆さんの見守り活動の継続も
お願いしたい」と話している。
【山盛均】



岐阜県海津市が子どもたちに配布した
クマよけの鈴=海津市提供