NY裁判所、自転車と犬の衝突事故で飼い主を訴える権利認めず | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2015年06月11日 16時45分アメーバニュースより
提供:ロイター

[9日 ロイター]
- 自転車に乗っていてニューヨークの
セントラルパークで犬と衝突した
サイクリストが犬の飼い主を訴えていた
2件の訴訟で、米ニューヨークの
裁判所は、飼い主には責任がなく、
自転車に乗っている人は公共の場所に
常時存在し得る動物にぶつからないよう
注意する必要がある、との判断を示した。

2件の訴訟では、2013年の裁判所の
判例で、運転する小型トラックに牛が
ぶつかった女性に、牛の飼い主を訴える
権利を認めているため、ペットにも
この判例が適用されるべきだと
主張していた。

しかし判事は
「公共の公園ではペットの犬を連れた人には
頻繁に出会うが、近所を牛を連れ歩く人が
いるとは誰も想定しない」と述べ、
犬の飼い主を訴えることはできない、
とした。


6月9日、米ニューヨークの裁判所は、
セントラルパークで起きた自転車と犬の
衝突事故をめぐる訴訟で、
飼い主を訴える権利を認めなかった。
写真はセントラルパークの風景。
昨年11月撮影
(2015年 ロイター/John Schults)