動物の夜間救急診療始める 京都愛護センター、獣医師常駐 | トピックス

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2015年06月06日 22時48分 京都新聞より

京都市と京都府が共同で運営する
「京都動物愛護センター」(京都市南区)に、
夜間の動物の病気や事故に対応する
「京都夜間動物救急センター」がこのほど設置され、
診療を始めた。

京都市内にはこれまで夜間の診療に
対応する病院がなく、府内にも1カ所だけだった。

 京都市獣医師会(下京区)が運営する。

京都動物愛護センターの動物棟の一画にあり、
治療室や手術室、レントゲン室などを備えている。

年中無休で午後9時半~午前2時に、常駐する
獣医師や動物看護師がペットとして飼われている
犬と猫の急な病気や事故によるけがの診療を行う。

犬と猫以外の動物は当日の担当医によっては可能。

野生動物の診療は行わない。

 同会によると、市内には84の動物病院がある。

一部で夜間の診療に対応している病院があるが、
原則、午後7~8時に診療は終了する。

府内では久御山町にのみ夜間の診療に対応する
病院があるという。

 同会の森尚志会長は「病気や事故は昼夜関係ない。
急な場合にも安心して来てほしい」と話している。

 京都夜間動物救急センターを利用する際は事前に
連絡が必要。
予約はTEL075(693)9912。



京都夜間動物救急センター内にある治療室。
夜間の動物の病気や事故に対応する
(京都市南区)