【犬のしつけ】叱る時に名前を呼ばないようにする | トピックス

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2015年05月25日 15時00分 ガジェット通信より




一日の中で愛犬の名前を何回呼んで

いますか?


日頃から愛犬と接していれば、たくさん

呼んでいると思います。


愛犬の名前は積極的に呼んであげて、

コミュニケーションを沢山とることは、愛犬の

幸福度にも大きく貢献すると言われています。


しかし、間違った時に愛犬の名前を呼ぶと、

犬に悪い印象を植え付けることにも

なりかねません。

●叱る時には名前を呼ばない
とても多いミスの代表例では、愛犬の名前を

言い、呼びつけて叱るという行為が

よく見られます。


犬の視点でみると「名前を呼ばれたから、

飼主の元に行ったのに、なぜか叱られた」と

混乱してしまいます。この行為を繰り返すと、

犬は”名前を呼ばれる→叱られる”と学習し

飼主が名前を呼んでも愛犬は近寄って

来なくなったり、無視したりをするように

なります。


当たり前ですね。


誰だって叱られるのは嫌なものです。

●ではどうするか
これは別の機会に叱り方というテーマで

書きたいと思います。簡単に説明する

ならば、叱る時には名前を呼ばずに

「イケナイ!」などと注意を促すのが

ベターです(叱り方には他にも多くの

方法がありますが、いずれも名前は

呼びません)。


叱られるという行為のネガティブな要素と、

名前の関連を持たせないように

するのがポイントです。

●名前を呼ぶ時のシチュエーション
愛犬の名前を呼ぶ時は必ず、何らかの

報酬を与える前がベターです。例えば、

名前を呼んで、愛犬がこちらを見たら

オヤツを与えるなどです。


その他にも名前を呼んでこちらに

反応したら、たくさん褒めるのも

有効です。


名前とポジティブな要素を関連付けが

できると、愛犬は「名前を呼ばれたぞ!

これはきっと良いことがある!」と、

こちらに期待感を持つようになります。

●名前呼びのトレーニング
おすすめのトレーニング方法は、

いつでも行なうことができます。


家の中で過ごしている時や

何気ない時にでも、予めオヤツや愛犬が

好きなオモチャなどを用意して愛犬の

名前を呼びます。そして愛犬が

こちらを見たらご褒美として、

オヤツやオモチャを与えます。


散歩の途中でも突然に名前を呼んで、

こちらに反応したら、オヤツを与えたり、

おもいきり褒めちぎります。


これで愛犬に”名前=報酬がある”と

教えることができます。これらの

トレーニングを繰り返していると、

愛犬の名前を呼んだだけで愛犬は

嬉しそうにこちらに反応するように

なります。


もちろん、愛犬の期待を裏切らない

ように、名前を呼んだら必ずを報酬を

与えるようにします。


決して叱るなどのネガティブな行為を

行わないようにすることが大切です。


こうした事でも愛犬の信頼関係を

強化することができます。


皆さんも是非、試してみてください。

※TOP画像は著者が撮影したもの。