5月14日(木)7時0分毎日新聞より
札幌市豊平区で飼い犬の小型犬3匹と
散歩していた女性会社員が大型犬に
襲われ、2匹が死傷したほか、
女性も軽いけがをしたことが13日、
北海道警札幌豊平署などへの取材で
分かった。
大型犬と飼い主はその場を
立ち去っており、同署は
市畜犬条例違反容疑で捜査を始めた。
同署などによると、9日午後6時半ごろ、
札幌市豊平区豊平の路上で、近くの
女性会社員が飼い犬の小型犬ポメラニアン
3匹を散歩させていたところ、大型犬が突然、
襲いかかってきた。
驚いて逃げ出した1匹が車にはねられて
死に、もう1匹が何度もかみつかれて
17針を縫う重傷を負った。
残る1匹は自宅前まで逃げ帰って
無事だったという。女性も腰を
かまれて軽いけが。
女性が逃げ出したポメラニアンを追って
現場を離れた間に、大型犬と飼い主と
みられる男は立ち去っていた。
女性は翌10日、同署に被害を相談した。
同署は女性立ち会いのもと現場を
実況見分した。
同条例6条は「犬が人に危害を
加えた時は再発防止の処置を講じ、
市長に届け出なければならない」などと
定めており、違反した場合には
5万円以下の罰金が科される。
【安達恒太郎、袴田貴行、日下部元美】