小田原タウンニュース2015年4月4日号より
犬や猫の引取りや動物愛護普及事業などを
行い、小田原を含む28の市町村を管轄して
いる県動物保護センター(平塚市)が、
2014年度に収容した犬と猫の殺処分数
ゼロを達成した。
犬においては2年連続。
同センターや各ボランティア団体などの
尽力で、13年10月12日から、殺処分は
行われていない。
犬や猫が収容されると、複数の協力
ボランティアに写真付きで情報を流し、
手分けして引き取ってくれる里親を
探してきた。また、小学校や幼稚園に
出向いてふれあい教室を開催するなど
、愛護普及活動を続けてきた。
「終生飼養の意識を持った飼い主が
増えているため、犬や猫の収容数、
殺処分数ともに年々減少傾向にあった」
とセンター担当者は話す。
引き取った犬や猫はインターネット
などで里親を探す一方、病気や高齢で
あれば、ボランティアが実費で病院へ
通わせることもあるという。
ボランティアの負担は大きく、担当者は
「いつまで継続できるかわからない。
まずは飼えなくなって捨てられる犬猫の
数をゼロにし、収容数を減らして
いかなくては。ボランティアさんから
引き取ってくれる人が増えてくれれば
うれしい」と期待を込める。
里親を探しているボランティアは、
同センターホームページに
掲載されている。
アドレスは、【URL】
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f80192/