◆TOKYO ZEROキャンペーンが殺処分ゼロを
目指す署名。4万3623筆を環境大臣に提出
[2015.1.28・「TOKYO ZERO」HP ] より
TOKYO ZEROキャンペーンは1月22日、キャンペーン
サイトで募ってきた署名4万3623筆とコメント5092件を
望月義夫環境大臣に提出した。
TOKYO ZEROは、世界中から人が集まる東京オリン
ピック・パラリンピックが開催される2020年までに、
世界にほこれる「動物福祉先進都市」東京の実現を
目指し、不幸な犬や猫を「ゼロ」にしていく活動を
行っている。
その活動の一環として、この日、「呼びかけ人」の
ATSUSHIさん(ダンサー:Dragon Ash/POWER of
LIFE)、小林里香さん(モデル)、塩村あやかさん(東京
都議会議員)、田辺アンニイさん(「それでも人を愛する
犬」著者)、ハリス鈴木絵美さん(change.org日本代表)、
藤野真紀子さん(前衆院議員、料理研究家)、宮本亜門
さん(演出家)らが、望月環境相へ署名と要望書を直接
手渡した。
また、TOKYO ZEROを実現するために掲げている
3つの解決策、(1)ペット産業適正化のために販売を開始
する子犬・子猫の「8週齢規制」を次回の動物愛護法改
正までの実現してほしい、(2)「動物愛護センター」を保護
動物を譲渡するための「ティアハイム」的施設に転換して
ほしい、(3)殺処分率を下げ、譲渡率を高める取り組みを
行って欲しい、という要望を伝えた。
望月大臣は、「もちろん悪質な業者を取り締まるとか、
しっかりやっていかないとと思っています。~略~環境省も
やりますが、文科省による子どもたちの教育など、様々な
ことを通して国民的な運動にしていかないと、なかなか……。
私もよく『別に、買いたい人がいるんだから、なんで
そこまで。自由じゃないか』ということを逆に言われたり
するんです。少なくとも我々には限界があるなかで、
皆さんのような方たちが今回のような役割をはたして
いただけることがありがたいなと思います」などと話したという。