TOKYO ZERO キャンペーン | トピックス

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身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

初めまして。
アイドッグ・レスキュー隊、トピックス担当のmasaです。
宜しくお願いします。

第一回目は、
九月の最後の日曜日に、今月から活動を始める事になりました、動物保護団体、
「アイドッグ・レスキュー隊」のスタッフ、はちべぇさんと、
新団体活動にあたって、
TOKYO ZERO キャンペーンのジェームス・サーペル教授による、
公開セミナーに参加してきました。






TOKYO ZERO キャンペーンとは、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年
までに、「不幸な犬猫ゼロ」を目指しています。

今回、3つのテーマの中の一つ、ペツト産業適正化のために必要な「8週齢規制」を早期実施する為に、
米ペンシルベニア大学獣医学部 ジェームス・サーペル教授による、
「C-barq (犬の行動分析システム)で何がわかるか ~幼齢犬との向き合い方~」
を学びました。
野生の動物と違って、ペットは、観察をして、正確なデーターを出す事は難しく、
実際に犬と接している方に質問票を送り、、飼い犬より、情報を得て、データーを作り、
統計学的な手法を用いて、犬の行動特性を測定しています。
何故なら、犬と日々接している方の方が、良くわかるからです。
2006年から行われているそうです。
これを「C-barq (犬の行動分析システム)」と呼んでいます。

これにより、成犬時の問題行動は、幼い頃の環境がかなり影響していました。
子犬が母犬から離される時期が、行動に及ぼす影響に大きく繋がっています。
データーからも、子犬を母犬から引き離すのは、7~9週が良いのです。
また、ペットショップの犬、営利目的のブリーターから入手した子犬は、母犬と離され
沢山辛い思いをした為、問題行動が多くみられます。

以上の結果だけでも、8週齢規制を早く徹底してもらいたいと思いました。
幼すぎる子犬が、ペットショップの店頭で展示販売されている日本の現実を、
早く変えてほしいです。

日本も、来年の一月から、C-barqを使って、一年間に3000人に調査して、五年間、
データーを作成するそうです。
まだまだ時間はかかりますが、良い方向に向かっています。
また、残りの二つのテーマのセミナーも開催されましたら、是非参加しようと思っています。

新団体、アイドッグのテーマでもある、
2020年の東京オリンピックまでに、殺処分ゼロを目指す為にも、
日本では、平日毎日、約700匹の犬や猫が全国自治体で殺処分されていること。
一方で毎日、約1600匹が販売されている事を、
これからの日本を背負っていく次の世代の子供達に伝えていかなくてはならないと、
強く感じました。

これからも、色んな情報を発信していきたいと思っています。
どうぞ、宜しくお願いします。