トピックス

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身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

私たちは、犬猫の殺処分ゼロを目指す活動と、

「生き地獄」で生きている子達を救う活動をしています。

 

アイドッグ・レスキュー隊 


 HP  「活動日記」

2025年11月4日 朝日新聞

 

 埼玉県こども動物自然公園(東松山市)に、今年2頭目のキリンの赤ちゃん(オス)が生まれた。順調に育っており、11月下旬にもお披露目を予定している。

 

埼玉県こども動物自然公園で生まれたばかりの子どもと母親のステップ=埼玉県こども動物自然公園提供(朝日新聞)

 

  【写真】寝室内のキリンの親子=埼玉県東松山市、埼玉県こども動物自然公園提供 

 

 生まれたのは10月20日の早朝。父「マル」(10歳)と母「ステップ」(同)の子どもで、ステップにとって3頭目の出産になる。 

 

 同園のキリンの赤ちゃん誕生は、今年5月以来で44頭目になる。公開の目安は、生後1カ月後。飼育担当者は「もうすぐ小さいキリンを2頭見てもらえると思います。楽しみにしてください」と話す。

 

  公開日はホームページ(https://www.parks.or.jp/sczoo/)などで告知する。(永沼仁)

 

2025年11月4日 みんなの経済新聞

 

 横浜市内にある動物園3園とコラボした親子イベント「出張どうぶつ教室」が11月8日・9日、新横浜駅直結の商業施設「キュービックプラザ新横浜」(横浜市港北区新横浜2)で行われる。(港北経済新聞)  

 

動物園のキャラクターも招く。写真はズーラシアのオカピ(写真提供=新横浜ステーション開発)(港北経済新聞)

 

 「よこはま動物園ズーラシア」(旭区)、「野毛山動物園」(西区)、「金沢動物園」(金沢区)とコラボレーションして、各動物園の飼育員や動物キャラクターを招く同イベント。動物園の役割などの紹介を通じて、横浜の魅力を発信する。

 

  両日とも10階アトリウムを会場に、飼育員による動物の不思議や魅力を紹介するトークショーを開催するほか、各動物園キャラクターとの写真撮影、動物のお面作りワークショップ、館内を使った動物クイズラリーなどを企画する。

 

  同館営業部営業課の椎名恵美さんは「動物たちの秘密を楽しく学べる企画を用意しているので、親子や友達同士で遊びに来てほしい」と来場を呼びかけた。

 

  開催時間は11時~16時。参加無料。

2025年11月3日 好書好日 

 

「命の宿題―― 『殺処分ゼロ』を語った日から…」(今西乃子著、浜田一男写真、新日本出版社)

 

 ひとの豊かな生活を、多くの動物の命が支えている。そんな動物たちのためのアニマルウェルフェア(動物福祉)を、同じ命ある生き物として、ひとはどう実現させていくべきか。

 

 考えるきっかけをくれる一冊が「子ブタたちはどう生きたのか ぶぅふぅうぅ農園の7か月」(太田匡彦著、岩崎書店)=写真左。著者は本紙記者で、ペットビジネスの闇などを長く取材してきた。完全放牧養豚を実践する農場でのびのびと過ごす子ブタたちを紹介し、一般的な「閉じ込め飼育」から脱却していくには、わたしたちが日々の消費行動を見つめ直すことがまず必要だと主張する。

 

 「命の宿題――『殺処分ゼロ』を語った日から…」(今西乃子〈のりこ〉著、浜田一男写真、新日本出版社)=同中=は、捨て犬・捨て猫や野犬などの命を救おうとする動物愛護センター職員やボランティアなど多くの人々の葛藤や多大な労力を浮かび上がらせる。捨てられる命がある限り、課題は消えない。

 

 絵本「こぎつねのママ ママのこぎつね」(施暖暖〈シーノアノア〉・龍縁之〈ルンユエンチー〉文、施暖暖絵、古屋朋訳、現代書館)=同右=は、毛皮農場で生き別れになったキツネの母子の物語。このキツネたちの幸福を願うなら、わたしたちには知っておくべき現実がある。

(藤崎昭子)=朝日新聞2025年10月25日掲載

2025年10月27日 ほ・とせなNEWS

 

白血病も発症し、自宅付近で動けなくなっている状態から保護され、奇跡的に回復した保護猫、スズくん。保護された当時のボロボロの姿から、現在の美しく幸せそうな姿への劇的な変貌は、多くの人々の心を打ちました。 

 

保護直後のスズくん(@inu_neko_yamaboushinokiさんより提供)(ほ・とせなNEWS)

 

【実際の写真】現在の様子 

 

今回は、そんなスズくんを引き取った「山ぼうしの樹いぬねこの会」(@inu_neko_yamaboushinoki)さんに、当時の反響、スズくんの現在の様子、そして先日虹の橋を渡った先住猫との感動的な絆について話を聞きました。

幸せを届ける天使

当時の投稿への反響は大きく、「ボロボロだった姿から、こんなに綺麗な猫になったことへの驚きや、幸せそうなスズへの祝福の声が沢山ありました」と@inu_neko_yamaboushinokiさん。スズくんは周りの人々を幸せにしてくれる天使であると語ってくれました。 

 

現在、スズくんは交通事故の影響で左脚の硬直があるため、3本足で歩行しており、おかげで腕と肩がムキムキでたくましい一面を見せます。排泄のコントロールが難しいためオムツをつけていますが、飼い主さんを後追いしたり、帰宅時には飛ぶように走ってお出迎えしてくれるなど、愛嬌たっぷりだそうです。

亡き親友との奇跡の絆

スズくんは、飼い主に引き取られ、先住猫と暮らしていました。最初は喧嘩が絶えなかった二匹ですが、やがて心を通わせ、仲良く一緒にお出迎えしてくれる親友同士に。 

 

しかし、先住猫の病状が悪化すると、スズくんは見守るように寄り添いました。そして、先住猫が亡くなった最期の瞬間、なんとスズくんが看取ってくれた様子をペット見守りカメラが捉えていたそうです。飼い主さんは「号泣しました」と、二匹の間にあった深い絆を語ってくれました。 

 

先住猫が亡くなった後、スズくんは数日間部屋中を探し回っており、その寂しさが伝わったといいます。

生きてて良かったと心から思えるように

スズくんは現在、白血病を抱えながらも元気に生活しています。飼い主さんは、先日亡くなった先住猫の分も含めて少しでも長生きしてほしいと願いつつ、ウチに来るまでに、これまで色んな人達に助けてもらってここまで生きてて良かったという気持ちを忘れずに成長してくれたらいいなと、温かい願いを語ってくれました。 

 

多くの人の愛を受け、強い生命力で生きるスズくん。これからも、先住猫との思い出を胸に、幸せな日々を送ってくれることでしょう。

2025年10月30日 まいどなニュース

 

「2週間だけ預かってほしい」 

 

6月、埼玉県上尾市の保護猫団体「アニマルエイド」に、3匹の猫を抱えた高齢女性がやってきた。引っ越しのため一時的に預かってほしいという依頼だったが、女性はその後、連絡が途絶えた。

 

 ペットホテルに預けたまま飼い主さんと連絡がとかなくなった…写真は、じゃじゃ丸くん(ひろまろすぎさん提供、Instagramよりキャプチャ撮影)(まいどなニュース)

 

【動画】置き去りにされた3匹の猫たち 

 

「何度も新居の住所を訪ねたり、警察やセンターにも相談しました。でも連絡は取れませんでした」 

 

そう語るのは、アニマルエイドで猫の世話やお掃除などを担当するスタッフ・ひろまろすぎさん(@tigernohige)だ。

「遺棄された」と判断し、里親探しを開始

3匹がやって来たのは、6月11日。女性は電話をしてから30分後にはタクシーで到着したという。 

 

「オシッコまみれで、よくタクシーで移動できたなと思うほどでした。『2週間したら新居も落ち着くから』と話していましたが、それっきり音信不通に…」

 

 しばらく待っても連絡がないため、団体では「遺棄された」と判断。警察や動物愛護センターにも報告した上で、里親探しを始めた。

信じて待ち続けていた3匹「今は穏やかに、人懐っこく過ごしています」

3匹は、来たばかりの頃は緊張した様子で、ごはんを食べられなかったり、体調を崩したりした。 

 

「いつかお迎えが来ると信じて待っていたのだと思います」とひろまろすぎさん。 

 

現在はアニマルエイドのシェルターで、他の猫たちと穏やかに暮らしている。みんな人懐っこく、スタッフに甘えることも多いという。 

 

「去勢やワクチン、ウイルス検査(陰性)も済ませました。黒猫のピッコロくんには新しいおうちが決まり、今はじゃじゃ丸くんとポロリくんが新しい家族を待っています」

「家族を信じてきた猫を、どうか簡単に手放さないで」

「こうしたケースは、残念ながら後を絶ちません。極寒の中、何日も外に置き去りにされた元飼い猫を保護したこともあります」 

 

ひろまろすぎさんは静かに語る。 

 

「猫も家族との幸せな毎日がずっと続くと思って生きています。捨てられた猫の悲しみや不安は計り知れず、体調を崩す子もいます。もし、どうしても飼えなくなったら――。捨てずに、責任を持って新しい家族を探してあげてほしい。猫の幸せのために、それだけはお願いしたいです」

 

3匹の猫たちは今もシェルターで、優しい家族との出会いを待っている。彼らに「もう一度、信じられる家族」が見つかる日を願わずにはいられない。 

 

※10月22日、ピッコロくんは里親さんが決まりました。 

 

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)