トピックス

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身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

私たちは、犬猫の殺処分ゼロを目指す活動と、

「生き地獄」で生きている子達を救う活動をしています。

 

アイドッグ・レスキュー隊 


 HP  「活動日記」

2025年10月13日 FNNプライムオンライン

 

動物愛護団体の代表として精力的に活動する俳優の杉本彩さん。今、力を入れているのは「動物虐待」をなくす取り組み。違反者への罰則を強化する法律の改正を求め、署名活動も続けている。

 

FNNプライムオンライン(FNNプライムオンライン) 

 

【画像】虐待があった施設にいた犬「ペロ」

「虐待罪の厳罰化」を訴え

動物愛護の活動に取り組む俳優の杉本彩さん。 

 

動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長: 

「動物を幸せにするのも人間、不幸にするのも人間。本当に人間の責任は重い」

 

9月21日、兵庫県で250人を前に「動物との共生」について語った。 

 

杉本さんは11年前、公益財団法人「Eva」を立ち上げ、ペットの保護や啓発活動などに取り組んでいる。 

 

今、力を入れているのが動物愛護法の改正に向け「虐待罪の厳罰化」を求める活動。「動物虐待」とは、みだりに動物を殺傷したり暴力を加えたりする行為や、必要な世話を怠る飼育放棄することなどをさす。 

 

今の法律では、「殺傷の罪」に5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金。「飼育放棄などその他の虐待行為」には、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が課されるが、この罰則強化を訴えるきっかけとなったのが―。

涙流し「こんな判決でいいのか」

動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長(2024年5月): 

「こんな判決でいいのか本当に悔しくてたまらない」 

 

涙を流し悔しい表情をみせる杉本さん。 

 

2024年5月、長野県松本市の販売業者による虐待事件の判決内容に、強い不満を表した。 

 

2021年、「Eva」の告発で業者が1000匹近い犬をケージに閉じ込め、世話や掃除を十分行わずに繁殖をしていたことが明るみに出た。 

 

麻酔を使わず帝王切開をしていたこともわかったが―。 

 

「殺傷」と「虐待」の罪に問われた元代表に言い渡されたのは、「執行猶予付きの懲役1年罰金10万円」。 

 

裁判所は、「極めて悪質なネグレクト」としたものの、「猟奇的な殺傷とは言えない」と理由づけた。 

 

動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長:

「罪の重さに見合った判決ではない。厳正に裁かれていない現実が、どうやったって受け入れがたい、おかしいとしか思えない。悪質な動物虐待の抑止のためにも虐待罪の(罰則の)大きな引き上げは絶対に必要」 

 

全国で後を絶たない動物虐待。「Eva」にも多くの情報が寄せられるが、その約7割は「不適正な飼育」によるものだという。 

 

参加者: 

「営利目的(だけの飼育)なのがとても悲しい」 

「動物を『モノ』として思うことがよくない。法改正することで、もっといけないことだと認識し、命を大切にすることにつながっていく」 

 

「Eva」が毎年、動物愛護週間に合わせて作るポスター。2025年のメッセージは「声なき命にあなたの声を」。被害を訴えられない動物に代わって声を上げようと訴える。 

 

この中で杉本さんが抱いているのが保護犬「ぺろ」。過酷な環境を生き延びた。 

 

動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長: 

「100匹ぐらいの繁殖犬が施設の中にいたが、多くの犬たちが亡くなった」

食べ物、水も十分に与えられず…

県外の繁殖業者による虐待。犬たちはふん尿が堆積した狭いケージで過ごし、食べ物や水も十分に与えられなかった。 

 

100匹のうち生きて保護されたのは、わずか30匹余りだった。 

 

動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長: 

「(ぺろは)仲間たちが目の前で苦しみながら死んでいく姿をどんな気持ちで見たんだろうと想像すると、本当に胸が詰まる思い」

「動物が安心して暮らせる社会に」

1973年の制定以来、改正を重ねる「動物愛護法」。業者による虐待が相次ぐ中、次の改正に向け制度や罰則の強化を求める動きが広がっている。 

 

杉本さんが講演会で訴えたのは、最後まで「命」に責任を持つ姿勢。 

 

「家庭で共に暮らすペットについても、自分に何かあったときどう守るか、考えてほしい」と話した。 

 

罰則強化を求める署名活動は2024年7月に始まり、これまでに約12万人分の署名が集まった。

 

 動物環境・福祉協会Eva・杉本彩理事長: 

「人と動物が安心して暮らせる穏やかな社会が人にとっても幸せな社会。それを守っていくため、きちんと法改正されるべき。長野県松本市の虐待事件で犠牲になった犬たちの痛みを無駄にしないためにも、この次の法改正、虐待罪の厳罰化の実現を必ず成し遂げたいと思っています」

 

なお、署名をしたい方は、「Eva」のホームページから用紙をダウンロードし、記入後、Eva宛てに郵送してほしいとしている。

 

長野放送

2025年10月13日 みんなの経済新聞

 

 長崎市犬猫殺処分ゼロ応援プロジェクト「手と手 あなたと私 人・イヌ・ねこ未来へ」が10月19日、長崎市役所広場と長崎市市民会館前広場で行われる。(長崎経済新聞)

 

  長崎市を中心に活動する動物愛護団体一般社団法人長崎ライフオブアニマル」(諫早市)と一般社団法人「長崎さくらねこの会」が主催する同イベント。長崎市はかつて殺処分の多い自治体の一つとして知られ、猫だけで年間4000頭を超える殺処分を行っていた時期もあった。

 

  長崎ライフオブアニマル代表の木村愛子さんは2009(平成21)年に帰郷したところ、長崎は殺処分が全国でもワーストトップクラスの常連県となっている実態を知り、「人間によって命を左右される動物を救いたい」と同年12月、動物愛護団体「長崎ライフオブアニマル」を設立。飼い犬が迷子になった際の返還率を高めるため、名札の装着や飼い主への啓発活動に力を注ぐと同時に保護施設「ティアハイム」(長崎市上戸石町)や「ティアハイムセカンド」(諌早市)を開設するなど活動を行っている。2014(平成26)年には木村さんの努力が実り、同市での犬の殺処分ゼロが実現し、以降も10年以上にわたり、記録更新を継続している。

 

  「長崎さくらねこの会」代表の山野順子さんは2017(平成29)年夏、捨てられていた4匹の子猫を救うことができなかったことがきっかけで猫の愛護活動を始めた。不妊去勢後に元の場所に戻し、餌やりやふん尿の清掃を行いながら地域猫として管理する「TNRM」活動をスタート。「本来は外に猫がいないのが一番いい状態」という理念の下、地域猫活動に限界を感じ、譲渡型保護猫シェルターや野良猫の避妊去勢クリニックを開設。昨年4月には長崎市のミルクボランティア第1号の認定を受け、行政と連携した活動もスタート。今年3月、同市の猫殺処分ゼロ達成を大きく後押ししていた。

 

 「犬猫の殺処分ゼロの継続に向けて現状を知ってもらい、命の大切さや素晴らしさに触れるきっかけにしてもらいたい」と2団体が共同で企画した同イベント。当日は「わんわんふれあい会」や猫の里親譲渡会のほか、長崎の犬や猫の現状を知ってもらうためのポスターパネル展などを行う。

 

  「犬猫の幸せをみんなで作るために多くの人に知ってほしいことが詰まったイベント」と話す山野さん。「犬や猫との新しい未来を形づくるためにも、ぜひ会場に足を運んでもらえれば」と呼びかける。木村さんは「動物愛護センターに動物を連れて行くと殺処分されてしまうというイメージが強く、相談を受けることが多い。動物愛護といった堅苦しい言葉は抜きにして犬と触れ合うなど、子ども連れや家族連れで気軽に来てもらい、遊びの中で現状を知るきっかけにしてもらえれば」と来場を呼びかける。「殺処分ゼロを達成した市の取り組みや、これまでの歩みなども知ってもらえれば」とも。

 

来場を呼びかける山野さん(左)と木村さん(長崎経済新聞)

 

  開催時間は10時~15時。入場無料。小雨決行、荒天中止。

2025年10月3日 みんなの経済新聞

 

 保護犬と人間の絆を描く映画「吾輩(わがはい)は保護犬である」の上映会が10月19日、廃校舎を活用した交流施設「サカズキベースこみなと」(階上町道仏)で開かれる。(八戸経済新聞) 

 

 八戸を中心に自主上映会を企画する「サカズキシアター」が主催。今回は同施設でセレクトショップやカフェを運営する「いぬとま」、映画上映会の支援活動に取り組む「白マドの灯」の協力で実施する。犬を連れての来場を可能とし、鑑賞中の会話や入退場も自由にした。

 

  物語は、愛犬家としても知られた俳優の故・火野正平さんが「吾輩」役としてナレーション「水先案内犬」を務め、保護犬と人間の強い絆から生まれるストーリーを描く。保護犬の殺処分ゼロを目指して活動する団体「保護犬のわんこ」代表理事の巽祐一郎さんが監督を務めた。映像の力で保護犬を取り巻く課題を知ってもらい、保護犬と人間の共生に向けたメッセージを伝えようと、新型コロナウイルス感染拡大の中で4年かけて完成させた。現在は自主配給作品として全国で上映活動に取り組む。

 

  上映後は獣医師でペット看取り士のはなさん、ペットホテル「Wan Eight」(八戸市是川)を経営し、保護犬を預かるボランティア活動に取り組んだ経験を持つ堀田美保さんをゲストに迎え、トークショーを開く。

 

  サカズキシアター代表の山田洋一さんは「愛犬と一緒でも1人でも、猫好きの人にも鑑賞してもらえれば」と話す。

 

来場を呼びかける山田さん(八戸経済新聞)

 

  14時上映開始。入場料は1,000円。犬の入場は無料。

2025年10月13日 TOKYO MIX

 

 

マダニが媒介し、人が感染した場合に死ぬこともある感染症「SFTS」に、東京都内で初めてイヌが感染していたことが分かりました。動物の血液などから人にも感染する恐れがあることから、東京都は注意を呼びかけています。 

 

東京都はマダニが媒介するウイルス感染症「SFTS」=重症熱性血小板減少症候群について、都内で初めてイヌの感染が確認されたと発表しました。SFTSは人が感染した場合、発熱や嘔吐(おうと)、下痢や意識障害などを引き起こし、致死率は10%から30%とされています。今年はすでに全国の累計患者数が165人と過去最多となっていて、死者が10人以上確認されているということです。 

 

今回感染したイヌはすでに死んでいて、人への感染は確認されていませんが、動物の血液などを介して感染することもあるため、東京都はペットもマダニに刺されないよう、屋内で飼育するなどの対策を呼びかけています。

2025年10月9日 SAGATV

 

 

保護犬や保護猫と触れ合うことができ譲渡などの活動も行うカフェが8日佐賀市にオープンしました。 

 

【岩部リポート】 

「きのうオープンしたこちらのカフェ。ワンちゃんや猫ちゃんと触れ合うことができるんです!」 

 

アネラカフェは、多頭飼育ブリーダー引退などの理由で面倒が見られなくなった飼い主から保護されたイヌやネコと触れ合えるカフェです。 

千葉県を拠点に全国展開していて県内にオープンするのは初めて。 

佐賀店ではイヌ8匹、ネコ7匹が保護され譲渡も行われています。 オープン2日目の9日も開店と同時に客が訪れ癒されている様子でした。 

 

また、この店舗は就労継続支援B型として障害がある人たちもスタッフとして働いていて、保護犬や保護猫の現状や福祉の取り組みについて知ってほしいとしています。 

 

【客】 

「人懐っこい猫もいてかわいかった」 

【客】 

「ふわふわのグレーの猫ちゃんが人懐っこくてかわいかった。ぜひまた遊びにきたいなと思う」 

 

【ANELLACAFE佐賀店一般社団法人ミュー代表理事 島津光宏さん】

 「ワンちゃん猫ちゃんと触れ合うアニマルセラピーのような効果があって働く利用者さんたちも笑顔で成長につながればいいなと思う温かい店舗にしていきたい」 

 

アネラカフェ佐賀店は、毎日営業していて、10月12日までは30分間入場無料です。 また、通常の入場料や延長料金は保護活動の費用などにあてるということです。