「偽装工作」なんて事を申しまして。
お客さんと一緒にヴィンテージの生地を眺めている時に見つけたんですが、
色味深みがいい感じのネイビー生地を見つけました。
果たしてネイビーなのかストーングレーなのかブラックなのか怪しいくらい色が深いんですが、
生地の耳部分の光り方的におそらくネイビーだろいと判定した次第です。
私の取り扱いの経験でもあんまり触れた事がないブランド名だったのですが、
肌触り的に多分英国物かなと思って調べてみると、やっぱり英国でした。
当てたの凄いと思った読者の方は素直に褒めてくれてもいいんですよ。
せっかくなのでヴィンテージスーツのおすすめ品としてピックアップしてみようと思います。
ついでに昨日あげようとして書いておきながら忘れてそのままになっていたこの記事の供養にもなります。
私がそんなお茶目をしているという事実にはまだ誰も気が付いていないと思うので大丈夫でしょう。
今バレましたが。
BOWER ROEBUCK(バウアー・ローバック)。
英国の伝統的な作りにモダンな感性を落とし込む事で知られる一流の老舗ミルなのだそうです。
英国の伝統を引き継ぎながら最新技術の導入や新開発にも余念がなく、毎年ファッション性の高い生地を作り上げているというちょっとモードなエスプリを感じるブランドです。
世界でも最高級クラスとして高く評価されているらしいので多分知らない私が不味いんだと思います。
しかし業界人であるはずの私が知らないという事実を、皆様が忘れてくださる事でこの問題を解決しています。
織は強捻を使用したハリ感のあるガシッとした肌触り。
こういう生地は頑丈で湿気にも比較的強かったりするので、私みたいな汗かきにはちょうど良かったりします。
同じ様なお悩みを抱えている方も、この手の生地でおすすめさせて頂ければと思いますので、
是非とも神戸阪急のチェントトレンタでヴィンテージスーツのご検討を頂ければと思います。
それではまた次のブログでお会いしましょう。
チェントトレンタ南船場店 & D-TE SHOESTORE
大阪市中央区南船場4丁目12-22
心斎橋東栄ビル1F
06-6245-1268(Centotrenta)
06-6245-1315(D-TE)
チェント・トレンタ
森井英之