「冬はつとめて」なんて事を申しまして。
そんな事を云いながらガッツリギリギリまで寝る森井です。
朝起きて出勤すべくドアを開けるといつも以上に風が冷たく、更に道を進めば横に広がる畑に霜が降りていました。
いつからか花鳥風月に対しての慈しみの眼差しや感情は希薄になっていましたが、時々昔はこうやってただ雪が降るだけでも意味もなくワクワクしていたなと懐かしい気持ちになります。
そんな事を思いながら電車に乗り大阪へ到着。
地下鉄を乗り継いで心斎橋の駅から地下街を通り、そして外へ続く階段を登ったその瞬間、
冷たい突風と大粒で硬粒な雪がドバッと私の全身にぶつけられました。
なんと大阪市内で一丁前に吹雪いてやがります。
何が慈しみじゃバカほど寒いやんけと思いながらそのまま出勤して行ったのでした。
子供の頃如何に楽しかろうと、大人になったらもうあんなの寒いだけの白玉です。
こうやって大人は夢を見なくなるんですかね?
そんなロマンのない事を言っている私が昨日公式ブログを更新しました。
是非とも下記のリンクからご覧ください。
こんなバカほど寒い時に有難いデンマークのフィッシャーマンセーターのブランド、S.N.S.HERNING(エスエヌエスハーニング)が本日の題材です。
極寒の地で荒波に立ち向かう漁師を支える衣服と言う何とも趣の良いアイテムです。
何処ぞの白玉と違って身体を温めてくれる我々の味方です。
そしてやはりコレをお勧めすべきだと思いますので一緒にご紹介します。
La'szlo' / Vienna / 148,500円
紹介も何も一部の人にとっては親の顔より見たアイテムかもしれませんが、
雪原地帯を安全に歩く為に編み出されたノルウィージャン製法はここだけの技術なので擦り続けるのも仕方の無い話です。
過去にもこの先にも多分性能云々については散々話していると思うので本日はアッサリと済ませる気でいますが、シボ革とノルウィージャンの相性は強烈に良いと勝手に思っております。
この二つがセットであるだけで、オフロードモデルの様な出立になると感じざるを得ません。
違うルーツで見た目も変わる物ですが同じ様なベクトルを持ったノルウィージャンウェルト製法というものはデッキシューズなど船乗りの靴に用いられるディティールとして有名なところもあるので、若干こじ付けでフィッシャーマンセーターとの相性も良いのではないでしょうか。
冬の港をバックにそんなコーディネートで写真とか撮ってもかっこいいかもしれませんね。
冬だとわかる雰囲気が出ていると余計に際立つのではないでしょうか?
雪の降りたるはいふべきにもあらず。
こういう時背景に雪がちらついていると余計に絵になると思います。
霜のいと白きもまたさらでもいと寒きに、ニットを着込みて缶コーヒー持て渡るもいとつきづきし。
小さな飲み口から漏れる湯気の様も良い演出です。
昼になりてぬるくゆるびもていけば、コーヒーの温度もヌルくなって飲み残しがちになりてワロス。
最初に散々悪口言ってた割に雪が降るほど寒いからこんな格好が出来るのであってそれもまた楽しめる事がファッションの醍醐味ですね。
白玉も悪くねぇじゃねぇか。
是非とも皆様もこの冬を楽しんでオシャレしてください。
それではまた次のブログでお会いしましょう。
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森井英之