子どもと情報化社会への視点

「YouTubeダメ！」

「ゲームばっかりダメ！」

と子どもに言ってしまう前にふと
お母さまに考えてみてほしいのです。

＊

お母さま、あなた自身、
暇さえあればスマホ見てしまう…

そんなスマホ依存をしてしまうこと
きっとありますよね？

そういうときのあなた自身って
どういう状況ですか？

＊

おそらく、ストレスが溜まっていたり
やるべきことに気持ちが向かなかったり

スマホが楽しくて
手放せないというよりも

何かから逃避したい時のほうが
多いのでは？と思います。

それはね、子どもも一緒なんですよ。

＊

要は、少なくともこの瞬間
YouTubeやゲーム以外に
明るい気持ちを持てることがない、わけです。

YouTubeやゲームをしすぎることが
ダメなのではなく

「他に気持ちを向けられる何かがない」

一番、問題視しないといけないのは、ここ。

＊

そして、あなた自身
スマホ依存はよくないと思いつつも
ついついスマホ片手に過ごしていると

もっともっとやる気が出なくなるとか
どうしても疲れが取れないとか
頭が痛い、肩こりが治らない

そんなことありませんか？

それもね、子どもも一緒なんですよ。

宿題しなきゃいけないのに
ボーっとしてたり
親に怒られてカッとなったり

子どもも大人と同じく
デジタルに疲れるものです。

＊

でも、他に逃げる先がわからないし
何を楽しめばわからない

お母さんもいつも片手にスマホ。

だから、どんどんどんどん
子ども自身、YouTubeやゲームが
心の拠り所になってしまうのです。

さぁ、お母さま、あなた自身が

今、目と気を配らないといけないところは

一体どこでしょうか？

＊

「YouTubeダメ！」

「ゲームばっかりダメ！」

そう声をかけてしまう前に

お子さんが今、何に興味を持って
どんなことが好きで
本当は何をしたいのか

まずはしっかりお話をしてみてください。

日々、いろいろ子どもと話しているつもりでも
意外とこういった肝心かなめなこと
話せていないものです。

もし、お子さんが
・興味持てるものない
・どんなことが好きかわからない
・やりたいことがない

そうおっしゃるならば、お母さま

あなた自身にも
同じ問いをしてみてください。

あなた自身、
明確に答えられる何か、ありますか？

＊