入院生活〜読書〜 | やっぱり頑張らない。

やっぱり頑張らない。

一般家庭?これって普通じゃないの??

26日間の入院生活で、ほぼほぼ寝たきりで唸っていた私でしたが、調子のいい時は本を読んで過ごしていました。

そう、もともと活字中毒の私。

仕事や日々の生活に追われ積読が多く本棚に読んでいない本がたくさんあったのです。

ある意味、いい機会。

 

 

おつかれ、今日の私。 ジェーン・スー

 

「そうそう!あるよね〜。」って頷きながら読める一冊。心が軽くなっていく感覚でした。

 

 

 

 

冷静と情熱のあいだ 江國香織

 

この一冊は、文章が綺麗。洗練されていて、昔から好きな一冊。何回も繰り返し読んでいてもうボロボロになっています。何かあると必ず持って行くお守りみたいな本。

 

 

 

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内有緒

 

これは衝撃でした。あぁ、そういう物の捉え方もあるんだなぁ。

たくさんの人と関わって、話していかないとって。多角的に物事を考える視点を養っていきたいと思う一冊。美術館に行きたい!

 

 

 

暗幕のゲルニカ/20CONTACTS 消えない星々との短い接触

                    原田マハ

 

原田マハさんから2冊。暗幕のゲルニカの方は「え!?実際に会ったの!?本当?見てきたの?」って思ってしまうくらい、ピカソがピカソ(なんじゃ、そりゃ)

消えない星々との短い接触も原田マハさんらしい愛溢れる文章。

どちらもめちゃくちゃ面白いです。

作家さん達の個性が本当にすごい綿密に調べて書いたのが分かる一冊。

 

 

 

桜風堂ものがたり 村山早紀

 

村山早紀ワールド!心がほんわかあったかくなるお話です。登場人物がみんな優しくて温かい人ばかり。心の中では悩んだり傷を負ったりしているけど、それを抱え込んで周りの人を気遣ってという世界観。村山早紀さんの本を読んでいるといつも、こういう世界なら誰も傷付かず、生きていけるのでは・・・と思ってしまいます。

 

私の入院生活の救いになった本の紹介でした。