下垂体腺腫について私が思うこと。 | やっぱり頑張らない。

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私は最近、下垂体腺腫という病気で入院し、手術を受けました。これがどんな経験だったのか、そして下垂体腺腫について少しお話ししたいと思います。 

 

私自身、下垂体腺腫と診断され、SNS等で調べた時、病状についての説明はあるものの、実体験についての情報がほぼありませんでした。今回、入院、手術を通して私の実体験を書くことで、同じ病気の人たちの参考になれば、と思いブログに書くことにしました。 

 

まず、下垂体腺腫について説明します。発生率は、人口10万人あたり年間2〜3人と考えられるそうです。下垂体は脳の底部にある小さな腺で、ホルモンを分泌して体の様々な機能を調節しています。下垂体腺腫は、この下垂体にできる良性の腫瘍です。多くの場合、命に関わることはありませんが、腫瘍が大きくなると頭痛や視力障害、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな症状を引き起こすことがあります。 

 

私の場合、年始から頭痛が続き、病院に行ったところ、MRI検査で下垂体腺腫が見つかりました。お医者様から手術が必要だと言われ、とても不安でしたが、家族や友人のサポートもあり、手術に臨むことにしました。 腫瘍が見つかって、入院までの間の約半年は、検査が続きました。

入院する頃には、右目に黒い点が見られるようになったり、目眩がするようになったり、症状が出るようになってきました。 その後入院し、手術は無事に終わり、腫瘍は取り除かれました。 私の場合、静脈部分にも接していて、そちらを触るのは危険なため、そこの腫瘍は残存させています。 

しかし、手術後に髄液鼻漏という症状が発生しました。これは脳脊髄液が鼻から漏れてしまう状態で、非常に稀な合併症です。全体の20%くらいであるそうです。さらに2回目の手術を受けることになりました。 正直、体力的にも精神的にも本当に大変な経験でしたが治療のおかげで、今は回復に向かっています。 

 

今回の経験を通して感じたことは、健康の大切さと医療の進歩の素晴らしさです。自分の体に異変を感じたら、早めに病院にかかることが本当に大事だと実感しました。また、家族や友人のサポートがどれだけ心強いかも改めて感じました。 

 

最後に、下垂体腺腫について不安に感じている方々へ。 

手術や治療は怖いかもしれませんが、適切な医療を受けることでしっかりと治すことができます。私は今、少しずつですが日常生活に戻りつつあります。皆さんも健康に気を付けて、何かあったらすぐに病院に相談してくださいね。 読んでくださってありがとうございました。また近況を報告します。