《2024年6月21日》ー日本の天才たち | aichanの双極性日記

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天才という存在がいることを私は知っている。

 

中学生のとき同級生だったある男子は、予習復習をしなくても常に学年トップクラスの成績を取っていた。

 

「あいつのようなやつが天才というんだな」と私は思った。

 

大人になってからは、天才と呼べるような人には身近では出逢わなかった。

 

しかし、芸能人などの中には「この人は天才だ」だと思う人が何人かいた。

 

私がまず天才だと思ったのはシンガーソングライターのユーミンである。

 

 

荒井由美という名で出たころから私は注目していた。

 

今は私より上の60代後半だと思うが、それでもなお新しい楽曲を作り、歌っている。

 

私の青春を振り返ると、ユーミンの歌とともに過ごしてきたなと思う。

 

青春といえば、これまたシンガーソングライターの桑田佳祐も私の青春そのものだった。

 

 

彼も天才だと思う。

 

私のこれまでの人生は彼の作った楽曲とともにあった。

 

宇多田ヒカルも天才のひとりに入れていいかな。

 

特別な音楽教育を受けたわけでもないのに素晴らしい楽曲を作り歌っている。

 

やはり天才だ。

 

さだまさしも天才だと思う。

 

「グレープ」でメジャーデビューして「精霊流し」でいきなり第16回日本レコード大賞を受賞した。

 

文才もあって多くの小説を書いて、それのうちには映画化されたものも多い。

 

まさに天才だからなしえることだと思う。

 

ドリカムの中村正人も天才のひとりだと思う。

 

35年にわたり名曲を作りつづけている。

 

素晴らしい。

 

それから作曲家の故坂本龍一も天才だったと思う。

 

 

世界に認められたからだけではない。

 

彼の作った楽曲は今後も演奏され歌われつづけていくことだろう。

 

「Xjapan」のYOSHIKIも天才かもしれない。

 

故棟方志功や故山下清も天才だったと思う。

 

秋元康の天才のひとりだ。

 

「おにゃんこ」から始まるグループアイドル時代を創り出し、それだけでなく作詞もし番組のプロデュースもし「とんねるず」などを世に出したも彼だ。

 

漫画家の故手塚治虫や故赤塚不二夫やちばてつやも天才だ。

 

手塚治虫の『ザ・クレーター』(秋田文庫)や『鉄の旋律』(同)や『時計仕掛けのりんご』(同)などはこれ以上ないほど秀逸だ。

 

『火の鳥』や『ブラックジャック』も言うまでもない。

 

後者は『天才バカボン』や『おそまつくん』もそれまでにない気ギャグ漫画で世の中を席巻した。

 

ちばてつやは故梶原一騎(高森朝雄というペンネームだった。本名は高森朝樹)とコンビを組んで『あしたのジョー』を世に出した。

 

その冒頭は梶原の原作を無視した出だしにした。

 

梶原一騎といえばコワモテで、自分の原作と少しでも違う内容を書いたら漫画家を脅したという。

 

それを知っていてちばてつやは梶原の原作を無視した。

 

素晴らしい反骨精神の天才だった。

 

だからこそ『あしたのジョー』という不世出の作品が誕生したのだ。

 

あとは研究者の山中伸弥。

 

IPS細胞を作り出したノーベル賞受賞者だ。

 

彼は京都大学を出て研究を続けてIPS細胞を作り出した。

 

東大からはそういう研究者はあまり出ていない。

 

東大生には秀才は多いが天才は少ないのかもしれない。

 

その点、京大は自由な雰囲気があるらしいので、学生たちは自分の想像力を伸ばして大きな成果を出すことが多い。

 

東大は学力があるという点では京大より上だが、想像力という自由な発想を学生に与える環境が少ないのかもしれない。

 

あとは漫才師で映画監督でもある北野武。

 

北野武はまずは漫才家として認められたが、彼の真骨頂は映画監督だと思う。

 

私は彼の映画があまり好きではないが、世界は彼の映画を認めている。

 

映画といえばアニメ原作者と監督の宮崎駿も天才だと思う。

 

 

その監督作品『千と千尋の神隠し』ではアメリカのアカデミー賞の長編アニメ賞を受賞した。

 

アカデミー長編アニメ映画賞を受賞したのは日本アニメ史上初の快挙だった。

 

最近の監督作品『君たちはどう生きるか』は同アカデミー賞でアニメ映画賞を受賞した。

 

日本作品の同部門二度受賞も史上初の快挙である。

 

宮崎駿は、「どんどん没頭して描いているとね、深層心理の中にあるものが出てくるんですよ」とテレビで話していたのを覚えている。

 

「それが暴れ出してコントロールがつかなくなる」とも。

 

没頭して深層心理の中から物語を紡ぎ出しているのだろう。

 

そんなことは常人にはできないに違いない。

 

天才だからこそできるのだと思う。

 

そういう意味では、作家の村上春樹も天才のように思う。

 

彼も物語を書くときは没頭して深層心理の中に入り込んで、そこから湧き上がってくるものを物語にするという。

 

その作品はノーヘル文学賞の候補に何度も挙げられている。

 

村上春樹は宮崎駿に似た天才なのだと思う。

 

ただ、村上春樹の小説には、彼が深層心理に入り込みすぎるためなのか、性描写や暴力など多すぎる。

 

このままではノーヘル文学賞の受賞は難しいのではないかと私は思っている。

 

作家でいえば、原田マハも天才だと思う。

 

 

彼女の文章力、想像力にはいつもやられてしまう。

 

文章力は日本の作家でピカイチだと私は思っている。

 

将棋の藤井聡太も天才だろう。

 

コンピュータと戦っても勝つ訓練をしていると聞く。

 

天才の上にそういう努力をしているから史上初の快挙を次々と成し遂げることができるのだと思う。

 

それから、これはここに書くまでもないと思うが、イチローと大谷翔平も天才だと思う。

 

 

天才的な資質を持って生まれながら、それに満足せず鍛錬を続けている。

 

イチローは引退したが、まだ現役でプレーできるのではないかと思うほど動きはキレキレで、まだ鍛錬を続けているのだと思う。

 

大谷翔平はエンゼルスからドジャースに移ったが、ドジャースでも大きな活躍をしている。

 

大谷は高校、北海道日本ハム・ファイターズ時代から練習の虫で、試合が終わってファイターズの選手たちがススキノに飲みにいくとき誘われても断り、「練習しなくていいんですか?」と先輩たちに言っていたという。

 

アメリカに渡っても練習の虫はそのままで、いや日本時代よりももっと練習するようになった。

 

だからメジャーで最も有名な選手のひとりになれたのだと思う。

 

日本にとって貴重な存在だと思う。

 

ちなみに、上に挙げた天才たちのうち山下清は知的障害で、イチローは発達障害のひとつのアスペルガー症候群だ。

 

いろいろな障害があるが、それら障害を持つ人は特異な才能を発揮する場合がある。

 

山下清もイチローもそうなのだろう。

 

 

【ダイエット記録】0.3キロ減った。あと-7.1キロだ。