《2024年6月18日》ーレム睡眠行動障害は危険 | aichanの双極性日記

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私は双極性2型障害であると同時に睡眠障害でもありレム睡眠行動障害でもある。

 

双極性2型障害は躁期が軽い躁鬱病で、睡眠障害は寝付けないとか眠りが浅いといった症状だ。

 

レム睡眠行動障害は、レム睡眠期に体が動くという障害である。

 

どういうことか?

 

われわれ人間はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して眠る。

 

レム睡眠というのは脳は活発に動いているが体は動かない状態、ノンレム睡眠は脳は休んでいて体が活発に動く状態である。

 

金縛りという現象がある。

 

これはレム睡眠期に起こる。

 

脳は活発に動いているから夢を見る。

 

ところが体は動かないから、例えば怖い夢を見ているときなどは逃げようとしても体が動かず焦り、悪夢になる。

 

これが金縛りである。

 

 

さて、レム睡眠行動障害というのは、脳は活発に動いていて、しかも体も活発に動く障害のことだ。

 

例えば私の場合、闘う夢をたくさん見る。

 

リングでK-1選手と闘ったりプロレスラー4人と闘ったり、地下鉄構内でテロ事件の犯人と闘ったりする。

 

リングで元K-1選手のチェ・ホンマンと闘ったときはリングに倒され、大男の彼が覆いかぶさってきた。

 

〈チェ・ホンマン〉

 

慌てた私は彼の口目掛けて回し蹴りを放った。

 

バシッと音がして物凄い痛みが脛に走った。

 

チェ・ホンマンは倒れておらず、口の中から血をしたたらせ、なおも私に覆いかぶさろうとしてきた。

 

私は脚の痛みも忘れて、寝ながらまた回し蹴りを放った。

 

チェ・ホンマンの前歯が折れて血しぶきが上がった。

 

しかし私も、脛にもっとすごい痛みが走り、思わず目が覚めた。

 

夢だったのかと思い、しかし脛が痛いのでパジャマのズボンをまくってみると、30センチ間隔くらいに並行に2つの傷がついていた。

 

横を見上げると本棚があり、その棚の間隔が30センチくらいだった。

 

私は夢を見ながら寝たまま回し蹴りを放ち、本棚を蹴っていたのだ。

 

プロレスラー4人と闘ったときはたちまちリングに倒され、4人がかぶさってきた。

 

100キロ以上の大男たち4人に押さえつけられて私は身動きができなくなった。

 

そのとき、目の前に大男のひとりのぶっとい腕が見えた。

 

「よし!」と思って私はそのぶっとい腕にかぶりついた。

 

「ギャーツ」という叫び声で目が覚めると、横に寝ていた保育園児だった娘の腕を噛んでいた。

 

地下鉄構内でテロ事件の犯人と闘ったときは、敵のリーダーと階段室の踊り場で乱闘になった。

 

私がパンチを繰り出すと「キャインッ」という鳴き声がして目覚めた。

 

見ると、横に寝ていた愛犬が部屋の向こうまで飛んでいっていた。

 

幸い強いパンチでなかったのと当たりどころがよかったのでワンコに怪我はなかったけど、本当に怖い思いをした。

 

もし当たりどころが悪かったらどうなっていたかと思ってゾッとしたのだ。

 

レム睡眠行動障害だと、そういう危険なことが起こり得る。

 

それで私は寝る前に抗てんかん薬を飲んでいる。

 

〈抗てんかん薬のランドセン〉

 

それでもレム睡眠行動障害は完全には解消しないが、かなりは抑えられる。

 

夢を見ているのか寝言を言いながら手足を振り回すような人に出会ったら、それはレム睡眠行動障害の恐れがある。

 

 

【ダイエット記録】0.4キロ増えた。あと-6.4キロだ。