《2024年4月25日》ー財布にはチェーンか紐を付けるべきだ | aichanの双極性日記

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私は貧乏な会社に入っていたことが多く、27か28歳になるまでボーナスというものをもらったことがなかった。

 

27か28歳のとき初めてもらった年末のボーナスの額は45万円くらいだった。

 

そのころの私にとっては大金だった。

 

私をそれを財布に入れ(当時は振込みではなく手渡しだった)、付き合っていた彼女と大通りの地下街で買い物をし、ススキノで少し飲んだ。

 

アパートに帰って財布の中を見ると、15万円くらいしか残っていなかった。

 

「え、なんで?」と私は驚き首を傾げた。

 

買い物したのは3万円くらいの腕時計だけだったし、ススキノで飲んだ飲み代も1万円くらいだったからだ。

 

40万円は残っているはずだった。

 

なのに財布には15万円しか残っていない。

 

私はどこかでスリにあったのだと気づいた。

 

そのスリはご丁寧にも15万円だけ残してスったのだ。

 

それから数年後、今度は夏のボーナスをもらった。

 

35万円くらいだった。

 

それを財布に入れ、私はまた彼女と飲みに出かけた。

 

相当飲み、かなり酔った。

 

タクシーを拾って彼女とアパートまで帰った。

 

翌朝、会社に行くためにスーツを着ていたとき、財布がないことに気づいた。

 

大慌てで昨夜のことを思い出した。

 

タクシー料金は私が自分の財布から払った記憶が鮮明にあった。

 

その次の瞬間、タクシーの中で財布を落としたのだと思われた。

 

私は部屋を出てタクシーを降りた地点まで行って探したが見つからなかった。

 

ともかく会社に出勤し、昼休みに近所の公衆電話から札幌ハイヤー協会に電話し、タクシーの中に二十数万円入った財布を落としたと連絡した(当時は携帯なんてなかった)。

 

ついで警察にも連絡し、交番まで行って遺失物届けを出した。

 

しかし、どちらからも何の連絡もなかった。

 

落とした財布は運転手がちょろまかしたか、次に乗った客がせしめたのだろう。

 

財布には免許証もクレジットカードも入っていた。

 

クレジット会社に電話してカードをなくしたことを知らせ、カードの利用をストップさせた。

 

免許証は運転免許センターくんだり(札幌の運転免許センターは札幌の西の外れの手稲区にあった。当時は警察署で免許証発行を行っていなかった)まで行って再発行してもらった。

 

ちなみに、彼女が私の財布を取ったとは私は少しも思わなかった。

 

「わたしが盗んだとは思わないの?」と彼女に聞かれて、はじめてその可能性について考えた。

 

だけど、そういう女性ではないと私は思った。

 

私がそう言うと、彼女は心底感動して私に夢中になってまとわりつくようになり、結婚を迫られるというところまで行った。

 

単なるセックスフレンドだったので私は大いに迷惑したという経緯がある。

 

金についてはあきらめた。

 

もらった後、すぐ銀行に入金するのだったと思ったが後の祭り。

 

大金は持ち歩くべからず。

 

それ以来、私はチェーンや細い革ひもの付いた財布を買い、スーツの胸ポケットに入れていたのをスボンの後ろのポケットに入れるようになり、財布から出ているチェーンや革ひもをズボンのベルト通しに固定するようになった。

 

 

そうすれば財布を落とすこともないし、スラれることもないだろうと考えてことだ。

 

今は給料もボーナスもすべて銀行振込みになっているから、大金を持って歩く人は減っているだろう。

 

中には持って歩く人もいるかもしれない。

 

そういう方はスリや落とし物に気をつけてほしい。

 

 

【ダイエット記録】0.7キロ減った。あと-0.9キロだ。