瀬戸内海の名船14~名門大洋フェリー | ふねきちのブログ

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 船名門大洋フェリーの登場です。名門なのに、遅くのご紹介で、申し訳ありません。なにせ、四国育ちの私にとっては、まずお目にかかる機会もなく、馴染みの薄い存在のため、シリーズ14番目の紹介となりました。

 ニコニコそこで、遅くのご紹介のお詫びといっては何ですが、濃い内容にしたいと思います。

 船写真は、上が、2001年に新門司港に入港する、‘フェリーきたきゅうしゅう’で、右が、2000年に明石海峡大橋をくぐる、‘フェリーきょうと’です。

 ニコニコ名門大洋フェリーは、何と言っても、濃紺の船体が特徴で、引き締まった堂々たる船容ですね。

 船瀬戸内海を横断して、関西と九州を結ぶフェリー航路は、1968年に、阪九フェリー、1970年にダイヤモンドフェリー、そして3番手として、1972年に名門カ-フェリーが誕生しました。

 ニコニコ写真は、当時の‘フェリーすみよし’です。

 船右の写真は、1976年から大阪~苅田航路に就航した、大洋フェリーの‘さんふらわあ’です。その後、1984年に名門カーフェリーと大洋フェリーが統合、名門大洋フェリーになり、現在に至っています。

 ニコニコ四国出身の私が、名門大洋フェリーに馴染みが無いといいましたが、全く無いとも言えないのです。

 もみじ実は、‘フェリーすみよし’の同型船の‘フェリーはこざき’が、1992年から1994年まで関西汽船に移籍し、‘フェリーコスモ’として関西~別府航路に就航し、今治港にも寄港していた時期がありました。残念ながら、お目にかかったことはありません。しょぼん

 ニコニコ又、他社から移籍した、‘おりおん’と‘あるごう’が、関西汽船の‘フェリーこがね丸’と‘フェリーにしき丸’になり、その後、名門大洋フェリーに移籍し、‘おりおん’‘ぺがさす’と改名しました。

 船名門カーフェリー時代には、太平洋航路もありましたが、現在は、大阪~新門司航路のみに毎日2便を就航させています。

 ニコニコ写真は2001年、大阪南港に停泊中の名門大洋フェリーの2艘で、向こうには今は無き、大阪高知特急フェリーが見えます。

 船今年、一回り大きくした、2艘のフェリーをリプレイスし、運送能力をさらにアップさせて、阪九フェリーに対抗すべく、ますます存在感を増す、名門大洋フェリーです。

 ニコニコ随分、ご無沙汰していますので、近々写真でも撮りに行きたいですね。