藍染めの為に購入した材料について

別途ブログしているのですが、

 

 

確実には手に入らない場合もある

すくもについて、少しわかる範囲で書かせて頂きます。

 

 

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すくもについては、自分は

 

徳島県の創業270年の、伝統的なすくも屋さん

青藍庭さん』から購入させて頂いております。

(…とは言っても、まだ購入歴、2回だけ。)

 

 

 

青藍庭さんがすくも製造に使用されている、

先祖伝来の江戸期からの「藍寝床」など、

「武知家住宅」(=青藍庭さん)の数々の藍施設は、

国の重要文化財として指定されていらっしゃったり、

歴史(と格式?)を感じるすくも屋さんですが、

 

メールでの応対などが、とても感じが良く、

ご縁があれば、ずっとこちらから購入させて頂きたいと思っております。

 

 

 

新価格は、青藍庭さんのサイトの

価格表をご確認下さい。

2024年についてはこちら。

 

 

通常、通年で手に入る趣味用のすくもはだいたい

500キログラム3000円程度で販売されているので、

1/4俵(14Kg)~など、多量の購入の場合、かなり格安で良心的な価格です。

(※商品について詳しくは、別ブログを参照して下さい。)

 

↑2023年産のすくも。

 

 

※こちらのすくもは前もっての予約は一切受け付けていらっしゃらないとの事。

HP上で販売の告知があった時にメールにて申し込む形です。

 

 

 

販売の時期は、すくもが完成する時期(2~3月)です。

 

 

 

 

自分は2021年に、金沢で藍染め体験に行った時、

藍染めの先生に、

(今年は、または近年は)すくもの生産量が足りておらず、お付き合いのある方にしか販売してもらえない。』ので、

金沢の体験工房では、まだ充分な在庫があるが、

お付き合いを途切れさせない為に、今年もすくもを購入すると会議で決めた。とおっしゃっており、

 

『そういうものなのか…。』と思って、

(それでは自分にはすくも購入のチャンスはないかも?と不安になりながら)お話を聞いておりました。

 

 

 

また『紺屋の白袴』ブログでも、日本じゅうどこを探してもすくも(の在庫)がない、

誰であっても(どんなに偉い先生であっても)すくもが手に入らない、

という状況が発生した年があったと記載がありました。

 

 

なので、藍染めをやろうと決めて色々調べ始めてから、

すくもはそう簡単に手に入ると考えない方がいい…という思いが自分の中にありました。


 

 

 

しかし、日本にはいくつかすくもの生産販売の事業所さんがあるようですし、

私が知っているのは一か所(青藍庭さん)だけなので、

探せば他では手に入るのかもしれません。

 

個人向けの少量のものであれば、染め材料店でネット販売されています。

 

 

当ブログではあくまでも、自分の場合はこんなところから材料を購入していますよ~、

という、参考の為の情報を記載させて頂いております。

 

 

 

 

…すくもについて、

日本で藍染めをする方が増えて、

減ってゆく藍農家さん、すくも製造所さんが、

無理なく経営できるバランスの良い循環ができたら嬉しいな…と、個人的には考えています。

 

 

 

 

…以上、すくもの購入について、わかる範囲で書かせて頂きました。

どなたかのご参考になる情報があれば幸いです。