通信制高校、高3を2回やります | しなやか自律神経へ コロナ後遺症・感染症後ME/CFS

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2021年6月、当時高1息子が感染症後CFS発症→現在リカバリー中。
第28回精神保健福祉士国家試験受験のため通信制で学習中。

2024年1月に当ブログの記事を訂正し再更新しました。

以下は当時の記録としてご参考までにお読みください。

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高1(15歳)の6月に発症し、現在1年8ヶ月経過した息子。

単位制の通信制高校(N高)に在籍していまして、4月から高3になります。

残り25単位を取れば高校卒業となります。

 

息子は大学進学を希望しています。

けれど、この病態の情報をあれこれ知るうちに、息子は高3での現役大学受験(希望する難関大学)は不可能に近いと分かりました。

大クラッシュで降り出しに戻ったからもう、ね。

 

ODっ子は個人差が大きいとはいえ、登校不能の重度の場合は回復軌道に乗りはじめるまでに3〜4年かかるというのが普通のようです。

 

いわゆる「時間薬」の効き目が最強ならば、息子が「受験勉強を開始できるようになる状態」は、19歳くらいになる可能性が高い。

 

特に高校生で発症したODっ子の場合、病状回復の頃に大学受験に間に合わない事も多いようで、あえて留年(単位制高校の場合、3年以上かけて単位を取得する・または休学する)して、現役高校生の状態で大学受験をするケースが少なくない様子。

 

その方が、大学受験で推薦入試をする際の条件「現役高校生であること」というのがゲットできるので、選択肢が増えるんですね〜。

この10年で推薦入試の形態がめちゃ増えましたもんね。

 

ブログ読者さんから具体的なお話を教えていただき、我が家もそうしよう!ということになりました。

 

担任に意向を伝え、次年度はあえて単位数を少なく申請して、高3を2回やる方向で履修届を出す事になりました。

 

息子は今回のクラッシュ中に「もうすぐ高3なのに全く大学受験どころじゃない」と焦りまくっていたので、実際にこの提案をすると安心したようで、「そだね〜、それがいいね〜」と、ホッと安心した表情を浮かべました。

先が長〜く伸びた感じです。

 

通信制高校が、こんなに種類が増えて選べるようになり、ゆっくり回復できる環境など選択肢が増えて、10年前とは大違いですね。

良い方向に変わった10年だったんだな、と感じます。