2024年1月に当ブログの記事を訂正し再更新しました。
以下は当時の記録としてご参考までにお読みください。
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高1(15歳)の6月に発症し、現在1年8ヶ月経過した息子。
単位制の通信制高校(N高)に在籍していまして、4月から高3になります。
残り25単位を取れば高校卒業となります。
息子は大学進学を希望しています。
けれど、この病態の情報をあれこれ知るうちに、息子は高3での現役大学受験(希望する難関大学)は不可能に近いと分かりました。
大クラッシュで降り出しに戻ったからもう、ね。
ODっ子は個人差が大きいとはいえ、登校不能の重度の場合は回復軌道に乗りはじめるまでに3〜4年かかるというのが普通のようです。
いわゆる「時間薬」の効き目が最強ならば、息子が「受験勉強を開始できるようになる状態」は、19歳くらいになる可能性が高い。
特に高校生で発症したODっ子の場合、病状回復の頃に大学受験に間に合わない事も多いようで、あえて留年(単位制高校の場合、3年以上かけて単位を取得する・または休学する)して、現役高校生の状態で大学受験をするケースが少なくない様子。
その方が、大学受験で推薦入試をする際の条件「現役高校生であること」というのがゲットできるので、選択肢が増えるんですね〜。
この10年で推薦入試の形態がめちゃ増えましたもんね。
ブログ読者さんから具体的なお話を教えていただき、我が家もそうしよう!ということになりました。
担任に意向を伝え、次年度はあえて単位数を少なく申請して、高3を2回やる方向で履修届を出す事になりました。
息子は今回のクラッシュ中に「もうすぐ高3なのに全く大学受験どころじゃない」と焦りまくっていたので、実際にこの提案をすると安心したようで、「そだね〜、それがいいね〜」と、ホッと安心した表情を浮かべました。
先が長〜く伸びた感じです。
通信制高校が、こんなに種類が増えて選べるようになり、ゆっくり回復できる環境など選択肢が増えて、10年前とは大違いですね。
良い方向に変わった10年だったんだな、と感じます。