源氏物語イラスト訳【若紫139-1】明けゆく | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【若紫139-1】明けゆく

明けゆく空は、いといたう霞みて、山の鳥どもそこはかとなうさへづりあひたり。名も知らぬ木草の花どもも、いろいろに散りまじり、

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

明けゆくいといたう霞み

訳)明けて行くとてもひどくかすん

 

 

山の鳥どもそこはかとなうさへづりあひたり

訳) 山鳥たちどこかしことなく囀り合っている

 

 

知ら木草どもいろいろに散りまじり

訳) 名前知らない木や草色とりどりに散り混じり

 

 

【古文】

明けゆくいといたう霞み山の鳥どもそこはかとなうさへづりあひたり知ら木草どもいろいろに散りまじり

 

【訳】

明けて行くとてもひどくかすん山鳥たちどこかしことなく囀り合っている名前知らない木や草色とりどりに散り混じり

 

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■【明けゆく】

■【は】

■【いと】

■【いたう

※【いたし】

■【霞(かす)む】

■【て】

■【山の鳥】

■【―ども】

■【そこはなとなう】

※【そこはかとなし】

■【さへづる】

■【―合ふ】

■【たり】

■【名(な)】

■【も】

■【知ら】

■【ぬ】

■【木草

■【の】

■【花ども】

■【も】

■【いろいろに】

■【散りまじる】

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

夜が明けてゆく情景描写です。

笑い泣き

 

今後の大学入試共通テストでは

このように、ビジュアルにイメージする問題も

頻出すると思われます。

 

源氏物語で、古文のイメージを

確立していってくださいね♪

ウインク

 

 

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