源氏物語イラスト訳【若紫137-1】吹きまよふ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【若紫137-1】吹きまよふ

「吹きまよふ深山おろしに夢さめて
 涙もよほす滝の音かな」

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

吹きまよふ深山おろし

訳)吹き乱れる深山の山風(に乗ってくる懺法の声)

 

 

さめ

訳)から覚め  

 

 

 もよほす滝の音かな

訳)感涙引き起こす滝の音なあ

 

【古文】

吹きまよふ深山おろしさめ
 もよほす滝の音かな

 

【訳】

吹き乱れる深山の山風(に乗ってくる懺法の声)から覚め   感涙引き起こす滝の音なあ

 

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■【吹きまよふ】

■【深山(みやま)おろし】

■【に】

■【夢】

■【さめ】

■【て】

■【涙】

■【もよほす】

■【滝の音】

■【かな】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

「いいね! 光源氏くん」は見られました?

滝汗

 

ちょっと感動したときに

すぐに歌を詠む感覚――


まさに、このときの光源氏も

そのような感涙だったのでしょうか。

 

笑い泣き

 

 

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