源氏物語ｲﾗｽﾄ訳【夕顔343】なほ詳しく
「…なほ詳しく語れ。今は、何ごとを隠すべきぞ。七日七日に仏描かせても、誰が為とか、心のうちにも思はむ」とのたまへば、
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【源氏物語イラスト訳】
「…なほ詳しく語れ。
訳）「…さらに詳しく話せ。
今は、何ごとを隠すべきぞ。
訳）今となっては、何事を隠す義務があろうか。
七日七日に仏描かせても、
訳）七日ごとに仏画を描かせても、
誰が為とか、心のうちにも思はむ」とのたまへば、
訳）誰のためと、心の中にも思っていればよいのだろうか」とおっしゃると、
【古文】
「…なほ詳しく語れ。今は、何ごとを隠すべきぞ。七日七日に仏描かせても、誰が為とか、心のうちにも思はむ」とのたまへば、
【訳】
「…さらに詳しく話せ。今となっては、何事を隠す義務があろうか。七日ごとに仏画を描かせても、誰のためと、心の中にも思っていればよいのだろうか」とおっしゃると、
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■【なほ】
■【詳（くは）しく】
■【語（かた）れ】
■【今は】
■【何ごと】
■【を】
■【隠す】
■【べき】
■【ぞ】
■【七日七日】
■【に】
■【仏【ほとけ）】
■【描か】
■【せ】
■【て】
■【も】
■【誰（た）】
■【が】
■【為【ため）】
■【と】
■【か】
■【心のうち】
■【に】
■【も】
■【思は】
■【む】
■【と】
■【のたまへ】
■【ば】
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☆本日の『源氏物語』☆
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光源氏は、夕顔の事をもっと詳しく
聞き出そうとしていますね！
仏画というのは、十三仏画のことでしょうか。
今でも、初七日から七日ごとに、
写経したり、御詠歌をあげたりしますね。
当時の供養の方法が、垣間見られます。
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