源氏物語イラスト訳【夕顔310】御馬にも
御馬にも、はかばかしく乗りたまふまじき御さまなれば、また、惟光添ひ助けておはしまさするに、堤のほどにて、御馬よりすべり下りて、
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【源氏物語イラスト訳】
御馬にも、はかばかしく乗りたまふまじき御さまなれば、
訳)お馬にも、しっかりと乗りなさることができそうにないご様子であるので、
また、惟光添ひ助けておはしまさするに、
訳)またもや、惟光が寄り添って助けていらっしゃらせるのだが、
堤のほどにて、御馬よりすべり下りて、
訳)土手の辺りで、お馬からすべり下りて、
【古文】
御馬にも、はかばかしく乗りたまふまじき御さまなれば、また、惟光添ひ助けておはしまさするに、堤のほどにて、御馬よりすべり下りて、
【訳】
お馬にも、しっかりと乗りなさることができそうにないご様子であるので、またもや、惟光が寄り添って助けていらっしゃらせるのだが、土手の辺りで、お馬からすべり下りて、
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■【御馬】
■【に】
■【も】
■【はかばかしく】
※【はかばかし】
■【乗(の)り】
■【たまふ】
■【まじき】
■【御―】
■【さま】
■【なれ】
■【ば】
■【また】
■【惟光(これみつ)】
■【添(そ)ひ助け】
■【て】
■【おはしまさす】
※【おはします】
※【する】
■【に】
■【堤(つつみ)】
■【の】
■【ほど】
■【にて】
■【御馬】
■【より】
■【すべり下(お)り】
■【て】
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☆本日の『源氏物語』☆
「すべり下りて」って、
光源氏が馬からずり落ちたんだという感じがしますが
おそらく、すべるようにして、ずるずると馬から
降りたということでしょう。
そりゃそうですよね。
光源氏ともあろうお方が、落馬するはずありませんから;;