源氏ｲﾗｽﾄ訳【夕顔201】手をたたき
手をたたきたまへば、山彦の答ふる声、いとうとまし。人え聞きつけで参らぬに、
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【源氏物語イラスト訳】
手をたたきたまへば、
訳）手を叩きなさると、
山彦の答ふる声、いとうとまし。
訳）反響のこだまが応じる音が、たいそう気味が悪い。
人え聞きつけで参らぬに、
訳）誰も 聞きつけることができ ないで参上しないので、
【古文】
手をたたきたまへば、山彦の答ふる声、いとうとまし。人え聞きつけで参らぬに、
【訳】
手を叩きなさると、反響のこだまが応じる音が、たいそう気味が悪い。誰も 聞きつけることができ ないで参上しないので、
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■【手】
■【を】
■【たたき】
■【たまへ】
※【たまふ】
■【ば】
■【山彦（やまびこ）】
■【の】
■【答ふる】
■【声（こゑ）】
■【いと】
■【うとまし】
■【人】
■【え】
■【聞きつけ】
■【で】
■【参ら】
※【参（まゐ）る】
■【ぬ】
■【に】
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☆本日の『源氏物語』☆
山彦…というのは、
よくハイジなどで出てくる、
山で「ヤッホーッ！」と叫んだら、
遠くから「ヤッホー」と返ってくる…あれです。
室内の反響音でも、「山彦」っていうんですねぇ！
