【帚木299-1】「いづこのさる女か…」
【古文】
「いづこのさる女かあるべき。おいらかに鬼とこそ向かひゐたらめ。むくつけきこと」
と爪弾きをして、
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「いづこのさる女かあるべき。
おいらかに鬼とこそ向かひゐたらめ。
訳)おとなしく鬼と向かい合っていたほうがましだ。
むくつけきこと」と爪弾きをして、…
【古文】
「いづこのさる女かあるべき。おいらかに鬼とこそ向かひゐたらめ。むくつけきこと」
と爪弾きをして、
【訳】「どこにそのような女がいるだろうか。おとなしく鬼と向かい合っていたほうがましだ。ぞっとする話だ」と爪はじきして、
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■【いづこ】
■【さる】
■【か】
■【べき】
■【おいらかなり】
■【鬼】
■【こそ】
■【ゐる】
■【たら】
■【め】
■【むくつけし】
■【爪弾き(つまはじき)】
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