【帚木183-1】かしこく教へたつるかなと…
【古文】
「…かしこく教へたつるかなと思ひたまへて、われたけく言ひそしはべるに、すこしうち笑ひて、…」
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(左馬頭の話は続きます)
「かしこく教へたつるかなと思ひたまへて、
訳)「うまく教え立てたなあと存じまして、
われたけく言ひそしはべるに、
訳)調子に乗ってしゃべり過ぎますと、
【古文】
「…かしこく教へたつるかなと思ひたまへて、われたけく言ひそしはべるに、すこしうち笑ひて、…」
【訳】
「…うまく教え立てたなあと存じまして、調子に乗ってしゃべり過ぎますと、少し微笑んで、…」
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■【かしこく(かしこし)】
■【教へ立つ(下二段)】
■【かな】
■【~と】
■【思ひたまへて】
※【たまふ(下二段)】
■【われたけし(我猛し)】
■【言ひそす(言ひ過す)】
■【~はべり】
■【~に】
■【うち笑ふ】
※【うち~】
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