【桐壺191-①】とりどりにいとめでたけれど、…
【古文】
うちおとなびたまへるに、いと若ううつくしげにて、切に隠れ給へど、おのづから漏り見たてまつる。
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うちおとなびたまへるに、
訳)すっかりお年を召していらっしゃるのに対して、
いと若ううつくしげにて、
訳)(このお方は)とても若くかわいらしい様子で、
切に隠れ給へど、
訳)ひたすら隠れなさるが、
おのづから漏り見たてまつる。
訳)自然と 漏れ拝見する。
【古文】
とりどりにいとめでたけれど、うちおとなびたまへるに、いと若ううつくしげにて、切に隠れ給へど、おのづから漏り見たてまつる。
【訳】
それぞれにとても素晴らしいが、すっかりお年を召していらっしゃるのに対して、(このお方は)とても若くかわいらしい様子で、ひたすら隠れなさるが、自然と 漏れ拝見する。
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■【うち】
■【大人ぶ】
■【たまへり】
■【~に】
■【うつくしげなり】
■【にて】
■【切に】
■【おのづから】
■【漏り見る】
■【たてまつる】
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