【桐壺192-①】母御息所もかげだにおぼえ給はぬを…
【古文】
母御息所もかげだにおぼえ給はぬを、「いとよう似たまへり」と典侍の聞こえけるを、
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母御息所も
訳)母である桐壺更衣は
かげだにおぼえ給はぬを、
訳)面影さえ思い出しなさらないのだが、
「いとよう似たまへり」と、典侍の聞こえけるを、
訳)「とてもよく似ていらっしゃる」と、典侍が申し上げたのを、
【古文】
母御息所もかげだにおぼえ給はぬを、「いとよう似たまへり」と、典侍の聞こえけるを、
【訳】
母である桐壺更衣は面影さえ思い出しなさらないのだが、「とてもよく似ていらっしゃる」と、典侍が申し上げたのを、
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■【母御息所】
■【かげ】
■【だに】
■【おぼゆ】
■【ぬ(ず)】
■【~を】
■【よう(よく)】
■【たまへり】
■【典侍(ないしのすけ)】
■【~の(主格)】
■【聞こゆ】
■【けり】
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