『真理ちゃんとデイト』の最終回、以下のような内容です。

【第20回(最終回) サブタイトル「ねエ 引越して来ていい!」】

1真理ちゃんとデイトのテーマ曲 天地真理、人形たち
2若葉のささやき 天地真理
3曲目  天地真理、人形たち
4曲目 函館の人 バンダ

5曲目 月の砂漠 ゴマスリ
5曲目 幸せくん 井上順さん
6曲目 チャオ 天地真理さん、谷啓さん、井上順さん

 

『真理ちゃんとデイト』の最終回というより、『となりの真理ちゃん』のつなぎの回って感じでした。『となりの真理ちゃん』に出演する猫(寅 )のこっぺ君と河童のようなパクロン君がゲスト出演しています。

 

今回の20回の放送で放送されなかった回も気になります。6回分放送されていないですね。録画状況がよくないのかな?知的所有権の問題?映像は残っているのでしょうか?

1回目 19721005 小柳ルミ子
4回目 19721026 南沙織
18回目 19730201 好きで愛してヘンなのよ!(植木等)
19回目 19730208 お二階ですよ!チューですよ!(堺正章)
20回目 19730222 ミニミニ寅さん只今参上!(なべおさみ)
21回目 19730322 イテテッ!注射違反だぞ!(萩本欽一)

ゲストが超豪華ですよね?ぜひ見てみたいですね。もしかしてDVD化のために意図時に外しかとか?

 

以下『真理ちゃんとデイト』に映像をみてわかったこと、印象深かったことを箇条書きでまとめてみまました。

1 真理ちゃんが「ウルトラセブン」を歌ったこと。初めて知りました、そし 

 てこんなに楽しそうに歌う「ウルトラセブン」初めてでした。

 

2 第4回でファンの要望にそって変顔をしたこと。「水色の恋」を素敵な水色のドレスで歌ったあとです。この時の真理ちゃんは、まさに白雪姫でした。しかも茶目っ気のある白雪姫ですね^^

この動画の前半がこの時のものですね。

 

 

 

3 第2回の放送で高い塀から真理ちゃんが飛び降りたこと。運動神経はあんまりよくなかとか聞いたことあるのですが、やはり若いですね。

 

4「真理ちゃんとデイト」のオープニング曲は、途中からで最初はとくになかったこと。毎回のように変わっていました。以下の通り。

 第1回 小さな恋     第2回 ひとりじゃないの 

 第3回 夢のチャペル   第4回 ひとりじゃないの

 第5回 好きだから    第6回 虹をわたって

 第7回 ひとりじゃないの 第8回 二人の日曜日

 第9回~12回 ドレミの歌 13回~ 真理ちゃんとデイト 

 

5 5人の人形、途中入れ替わったこと、それからニッパチとヒネクレールは名前も変更されています。ヒネクレールは、性格も少し変わっていますね。前半は関西弁でした。後半は、女性的なキャラには変わっていますね。

 

ニンジン君(声:松島みのり 途中から増山江威子)

ノッペラ(声:滝口順平) オレオレ(声:つかせのりこ)

ゴマスリ亭ニッパチ→ゴマスリ(声:滝口順平)

ヒネクレール→ヒネクレ(声:はせさん治)

バンダ(声:富田耕生) クイクイ(声:野沢雅子)

 

 後半から登場がバンダとクイクイが登場。ニンジン君とオレオレがいなくなります。ただしニンジン君は、旅に出ているということで、帰ってきたのか後半も2回登場。ただし声は増山江威子に変わっていました。

 

 

6前半と後半では番組の構成がかわったこと。前半は人形と真理ちゃんのデイト、後半は真理ちゃんとゲストがデイト。この変化をひこうき雲さんが、ブログで説明されています。参考にしてきださい。

http://amhikokigumo.blog67.fc2.com/blog-entry-338.html

 

今のわたしは、前半のメルヘンチックな感じが好きです。ただ当時中学生のわたしは、やはり子供向けの番組としてバカにして敬遠してしまっていたと思います。ただし誰もいないときに一人で「そーと」見た記憶があります。子供向けの番組をみていると思われたくなかったといったこともあります。それでいうと後半のゲストも加わり、コメディそしてホームドラマぽい感じのほうが、確かに万人受けするとは思います。

 

7劇中歌の真理ちゃんとニンジン君が歌う『少年と少女』は、名曲ですね。心に響きます。劇中歌の代表曲だと思います。

 

8私が特にいいなと思った作品その1

 6回「劇団ひまわり」の子どもたちと人形そして真理ちゃんによる子どもたちとのミュージカル的な内容でした。ドレミの歌もこの回で初めて歌われます。55日付投稿で感想も書いています。劇中歌の「もしもビルが建ったなら」と「少年と少女」がアンコールで歌われたりしています。

https://ameblo.jp/aiai2999/entry-12594782472.html

ストーリーは、空き地に子どもたちがやってきて、人形たちの遊び場が奪われそうになり、人形たちと子どもとたちが対立するお話です。空き地にドラム缶。この時代のモチーフでしょうか。ドラえもんにも登場しますよね。

 

9私が特にいいなと思った作品その2

 19回ハナ肇さんのドラムに合わせてリズム遊び。真理ちゃん、ジュリー、いしだあゆ

  みさんが紅茶をいれて飲むという行動をリズムを変えて表現します。

 「音楽の基礎には、ドレミのほかにリズム」がありますと真理ちゃん。ハナ肇さんのドラムに合わせて、2拍子、3拍子、4拍子、8ビート、16ビート、サンバ、タンゴ、チャールストンに合わせて「紅茶を入れて飲む」表現を真理ちゃんとジュリー、いしだあゆみさんがやります。楽しいリズム遊びって感じ、または楽しい音楽の授業って感じでした。

 

 

以前書いていた『真理ちゃんとデイト』の魅力を少し修正して今一度!

 

魅力その1 天地真理の芸能活動の集大成!

 そう長くはなかった天地真理の歌手活動の中で真理ちゃんシリーズは、その2年半を占め、しかも『真理ちゃんとデイト』は記念すべき最初の作品である。天地真理の魅力のすべてがそこに詰まっている!

 

魅力その2 真理ちゃんと石ノ森章太郎先生のデザインの人形たち(声優陣も豪華)の競演!

 登場する人形は、仮面ライダーやサイボーグ009で有名なあの石ノ森章太郎先生のデザイン。中でも真理さんのお気に入りは、松島みのりさんの声のニンジン君。劇中歌「少年と少女は、真理さんとニンジン君で歌っている。また人形の声も松島みのり、はせさん治、つかせのりこ、滝口順平、富田耕生、野沢雅子、増山江威子といった豪華声優陣。

 

魅力その3 天地真理と当時の豪華トップスターとの共演!

 1970年代前半、ある意味芸能界がテレビでもっとも輝いていた時代、歌謡界・お笑い界のトップスターが勢ぞろい。まさにオールスターキャスト。主なゲストは以下の通り

小柳ルミ子 ザ・ドリフターズ いしだあゆみ 南沙織 トワ・エ・モア 沢田研二 布施明 欧陽菲菲 千葉紘子 和田アキ子 井上順 ゴールデンハーフ 欧陽菲菲 麻丘めぐみ ハナ肇、谷啓、ちあきなおみ、山口いづみ 野口五郎 植木等 堺正章 アグネス・チャン なべおさみ 岡田眞澄 玉川良一 萩本欽一

 

魅力その4 この番組でしか聞けない天地真理の歌がある!

 天地真理のヒット曲とともに、だれもが知っている名曲やこの番組ならではの劇中歌、LP等でしか聞けなかったオリジナル曲が聞ける!この番組でしか聞けない天地真理の歌がある!

 

 

主に参考にさせていただいたブログ

久美さんのブログ

https://marineruhen.blog.fc2.com/

おじなみさんのブログ

https://plaza.rakuten.co.jp/ojinami/diary/202008030000/

まりニャンさんのブログ

https://ameblo.jp/marichanshinchan/entry-12616782145.html

 

次回から「となりの真理ちゃん」について、主に書いていきます。