と、言っても、デコレーションするためではなく、あくまで実用本位
シンプル イズ ベストを身上とするぽち太ですから、カバーはおろか、画面の保護フィルムさえ嫌っているのですが、ストラップ型のタッチペンを装着
あ、タッチペンとして使うつもりは、全くありません
ただ、ぽち太の場合、風景写真を撮るコトが多く、その際、崖っぷちギリギリまで踏み込んだりするもんですから、ホールド性の悪いスマホだと、手からスルリと抜けて、断崖絶壁の彼方へ…
と言うコトにもなりかねません
なので、手首に掛けられる程度のストラップが必要と思い、不本意ながら装着
コレで断崖絶壁から身を乗り出して撮影しても、大丈夫👍
さて、今回の総括は「ダム」について
今回の旅の目玉でもあったのが、揖斐川町にある徳山ダムです
今回訪れた揖斐川流域は、先日訪問した庄川と同じくダム銀座
両水系のダムで大きく異なるのは、庄川水系のダムは、概ね発電目的のダムが多いんですが、揖斐川水系のダムは、もちろん発電も行いますが、他にも下流域に対する治水や利水に大きな役割を果たす、多目的ダムとなっています
事実、揖斐川水系は、平成になってからも氾濫を起こし、大垣市等にも大きな被害をもたらしています
この徳山ダムの完成後、岐阜県地方を大雨が襲った際も、このダムのお陰で被害を最小限に抑えるコトが出来たと言いますから、立派にその役目を果たしていると言えます
個人的に言えば、ぽち太はダムが好きでも嫌いでもありません
まあ、元々好きとか嫌いとかで語れる施設ではないと思いますが、世の中には「ダムマニア」と言う方々もみえるそうです
あれだけ巨大な建造物を作り上げ、機能を維持してゆく技術力や苦労を思うと、その気持ちも分かります
けれど、ぽち太の場合、好き嫌いと言うより、ダムの巨大さに恐怖感を覚えてしまうコトがあります
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150520/22/ai1106-1106/75/ed/j/o0800045013313085825.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150520/22/ai1106-1106/38/b8/j/o0800045013313085841.jpg?caw=800)
科学(化学)と違い、自然に対して物理的な「力」で対抗することに、人が立ち入ってはいけない領域に踏み込んでしまっている気もします
そして、巨大なダムには付き物となってしまった、水没する集落
普通、平和に暮らしている人達が、ダム建設の為に立ち退きを迫られ、生まれ育った村が「人の手によって」水の底に沈められてしまうとなれば、その辛さは想像するに有り余ります
自分の為であれば到底出来るとは思えません
自分達の故郷が沈むことによって、より多くの人達が助かる、幸せになると言う思いがなければ、立ち退くことなど出来ないのではないかと思います
このような巨大な建造物を作り、大量の水で谷間を満たせば、もちろん少からず自然に影響が出ると思います
そね観点から、ダムがほぼ完成した今でもダムの使用差し止めや、取り壊しを訴える人がいます
村を立ち退いた方々は、こうした人達に対して非常に憤っておられるそうです
確かに自然を維持することは大切です
でも、そこに住んでいた方々の苦渋の決断に思いが及ばない主張など、当事者ではない人達の都合や好みを、耳触りの良い響きの言葉で押し付けているに過ぎないと思います
この人達が、趣味でゴルフなんぞやってた日には、ぽち太だってブチキレますぜ‼
人が棲んでないからって、森を切り払って一部の人が「遊ぶ」施設を作る方が、よほど酷い行為だと思います
(ゴルフ好きの人を批判してるワケではありません。あくまで「開発」についての比較です)
故郷を失うと言う、辛く悲しい決断の上に恩恵を享受する我々は、彼らが新しい生活の場で、以前より幸せに暮らせるよう、感謝と労りの気持ちを持ち続け、その決断を尊重するのみです
ダムに立ち寄ったら、かつてそこにあった普通の暮らしに思いを馳せてみましょう
しかし、この近辺の道の駅で提供される「ダムカレー」
いくら観光名所となってるからって、ちょっと痛々しいと感じるのは、ぽち太だけかな?
「自虐ネタ」だったとしてもね…