ぽち太騎兵旅団(1人) 静かな湖畔で訓練 号外2 | ぽち太の寝言は寝て言え

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その日、その時、思ったコト、したコトをありのままに書いてます 気楽にやりましょー(^-^)/

予報どおり、今日は暖かい…と言うより暑い1日になりました

こんな日は、峰子ちゃんとどっか遠くへ行きたいもんですが、宮仕えの身には夢の話ですね~
早く定年退職したいわ…

さて、守護武将 真田幸村に守られて、次に向かうのは「信長の館」

バイクで5分程の距離にあります

總見寺の三重の塔と山門を除き、石垣以外の建築物がない安土城址が寺の所有のため、近郊に行政が建てた資料館(箱もの)です

敷地内には、グラウンドや物産館など、お約束の施設が建ち並びますが、まずは今日のお昼

敷地内にあるレストランで腹ごしらえ
しかし、入口にある食券販売機は、ドリンク以外全て売り切れ!
Σ( ̄□ ̄;)!!
見事なまでの田園地帯にあるので、近隣に他の飲食店は見当たりません

従業員のオバチャンに尋ねてみると、ごはんが残り僅かなので、丼物はNG
麺類は気分じゃないので、何なら出来るか尋ねてみると、定食なら何とか…

で、オーダーしたのがコレ↓



信長ハンバーグ定食

どのへんが「信長」なのかと言うと、ぽち太が想像するに、かぼちゃがポイント

恐らく、ハンバーグを中心に等間隔で配置されたかぼちゃで、織田家の家紋「織田木瓜」を表現しているのでは?

味の方は…
トマトソースの酸味が勝ちすぎて、肉食ってる感が足りないかなあ…
さっぱり食べられるのはいいけど、トマトソースの量はもう少し少なめがぽち太好み

でもまあ、フツーに美味しいよ

お腹が膨れたら、信長の館へ

建物は、小ぶりな感じ
隣接する「安土考古博物館」とのセット料金だとかなり安くなりますが、考古博物館の方は安土城に関する展示を行っているワケではないので、今回は信長の館のみ観覧
料金500円を支払い入館します

およそ3階建てぐらいと思われる建物の内部は、全館吹き抜けとなっていて、展示物と言えば、コレ↓



と、その他の展示物と言う感じ

コチラは、安土城の上層部2階を原寸大で(推定)復元したもの

一応、全体像の(推定)復元模型も展示されています





城郭としての全体像がはっきりしないので、断定はできませんが、層塔型の天主としては、復興天守も含めた現存するどの天守より複雑かつ、変化に富んでいて、上層部などはド派手な彩飾にも関わらず、下品な感じや野暮ったさがありません

さすがは時代のファッションリーダー信長くん

内部の様子はと言うと、8角形で朱塗りの上から2段めは



信仰心が極薄と言われる信長くんですが、センターには仏画

金ぴかの最上階も、宗教や思想に関わる装飾に溢れてます





元々安土城は、築城から僅か3年で「原因不明」の火災によって焼失しているコトもあって、謎が多い城と言われています

日本建築には欠かせない「真柱(大黒柱)」が無いとか、城域全体が石垣で補強されていますが、それ以外の防御用施設が無いことなど、多くの謎に包まれています

実際に歩いてみて思ったんですが、石垣も防御用と言うより、天主や邸を建てるための土台にしか思えませんし、最大の防御設備となる堀(堀切も含む)も見当たりません

コレは焼失後、主を失い住む人がいなくなるのと同時に、琵琶湖の干拓が進むうちに埋められてしまったのかも?

まあ、こんな想像を楽しめるのも、遺構だけが残る古城址ならではのコト

城址の拝観券売場のお姉さんにも聞きましたが、羽柴秀吉や前田利家の邸跡は見つかっているのに、それより上席の家臣である「柴田勝家」や「丹羽長秀」の邸跡は見つかっていません

現状までの発掘で、滋賀県の資金が尽きてしまったそうで、今後の再開が待たれます

…が、しかし、ココって国の史跡だったんじゃなかったっけ❔

国は史跡の指定だけして、発掘や開発の許認可してるはずなのに、資金は現地持ち❔

それなら、県や市町村の史跡に指定して、許認可の簡略化した方が、後々のためになりそうに思いますが…

でも、滋賀県だとゆるキャラ浅井三姉妹をぶち壊しにしそうになった「前科」もあるからなぁ…

発掘が再開されたら、お手伝い(邪魔?)しに行ってみようかな…?