ぽち太騎兵旅団(1人) 県内巡察(18禁) 第3話 | ぽち太の寝言は寝て言え

ぽち太の寝言は寝て言え

その日、その時、思ったコト、したコトをありのままに書いてます 気楽にやりましょー(^-^)/

今日はまとまった雨雨

雰囲気的には、冬の冷たい雨ではなく、春先の生暖かい雨ですね
なんか、陰鬱になる雨だな~
(-_-;)

さて、先日の田縣神社、大縣神社の探索を終え、この地域の方々が、いかに下半身に対して執着を持っているのか、良く理解できました
(^-^)v

それを踏まえた上で、今回の諜報活動で最も怪しいと言われるスポットへ向かいます

そのスポットとは、コレ↓

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とコレ↓

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が、良い仕事をすると、こうなる↓

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ってコトでやって来た(ワケではありませんが…)、その名も「桃太郎神社」

全国放送のテレビテレビ番組等でも紹介されているので、ご存知の方も多いでしょう

ただ、テレビ見て「面白~い」なんて言ってるだけでは、その本質に迫るコトは出来ません

まず、なぜココ犬山市にこの神社があるのか?

もちろん、桃太郎がココで産まれたと言う伝説があるからです

一般に流布される桃太郎伝説は、岡山県または、香川県等が有名ですが、大本となっているのは、古代日本における大和王権にまつろわぬ(従わぬ)地方勢力があり、その討伐にあたった「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」をモチーフにしたものとされています

が、しかし、そんな格調高い学説はおいといて、いち愛知県民として、桃太郎生誕の地 犬山を強く主張したいと思います

まず、童話 桃太郎のストーリーに沿って、犬山説を立証していきましょう

まず、「昔々、ある所に(ハッキリ犬山と言わんかい!!)おじーとおばーが住んでいました」

ああ、そうなの?

「おじーは山へ柴刈りに、↓

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おばーは川へ洗濯に行きました」↓

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はい、ココが1つ目のポイント

おばーが洗濯に行った川
ズバリ木曽川でしょ

なぜかって?
まず、標準体重3000g(として)の赤ん坊を中に包容できる桃が、どんぶらこと流れるコトが出来るサイズの川でなければ行けません
と言うことは、ある程度の長さと水量、そして急過ぎない流速であることが必要です

また、桃の推定重量(桃の直径1mとし比重が水と同じとして)約500kg

コレを支える豊かな水量、また、木曽川はちょうど犬山市辺りで流れを東西から南北へ変える地点でもあるので流速も緩やかになると言う点で、充分条件を満たします

更にコレを家まで持ち帰る、怪力のおばーが条件となります

この点で、上記のおばーの足下には、おばーが洗濯の際に足跡をつけた岩があるコトからも、怪力おばーの存在を裏付けるコトができます

さあ、ココまでで、反論できる物証がある地域はありますか?

何?まだ納得出来ない?
肝心の鬼退治のくだりですか?

わかりました

この木曽川の支流に、可児川と言う川があり、そこに鬼ヶ島と言う島があります(本当)

この鬼ヶ島に住む鬼が、近隣住民に乱暴狼藉を働くと言うので、桃太郎は鬼退治を決意します

コレを聞いたおじーとおばーは、きびだんごを持たせて送り出すワケですが、餅ではなく団子なのがポイントではないでしょうか?

何故なら、餅はある程度保存が利く保存食であるのに対し、団子はそうではありません

長い道のりを歩き、海を渡らなければならない程、遠くへ行くコトを想定していないのは明らかです

ぶっちゃけ、1泊2日程度の見込みじゃないでしょうか

更に、このきびだんごを(文字通り)エサに、お供を連れ出すんですが、最初のお供「犬わんわん」↓

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と出会った地こそ、現在の自治体名となっている「犬山」です
(犬が明らかに運動能力を低下させる、二足歩行する理由は不明)

更に「猿」↓

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をお供に加えた地として、「猿渡(さるわた)」や「猿洞(さるぼら)」と言う地名が残ります
そして、桃太郎一行が木曽川を渡るべく乗り込んだ船に降り立った雉↓

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(敵味方通じて、唯一の能力「飛ぶ」を犠牲にしてまで、着物、鎧を着用する理由は、犬に輪をかけて不明)が住んでいた、堆ヶ棚(きじがだな)と言う地名も残ります

桃太郎が、木曽川を「今渡った」と鬼が伝えた地名も、「今渡(いまわたり)」として残っています

コレ、まさに「ある所」を立証するために、古い時代から言い伝えられた地名ではないでしょうか

この他にも、伝説にまつわる地名が数知れず残ります

もう、反論の余地はありませんね
さあ、反論できるものならしてご覧なさいビックリマーク

実際にこの地域では、相当古くから桃太郎の伝承があったらしく、現在の地に桃太郎神社を遷す際(昭和5年頃)も、この地に雉が降り立つとか、多くの猿がこの地に山から降りて集まり、遷宮の様子を見守ったと言う話があります

しかし、常々思うのですが、鬼退治と言う危険な任務に赴くのに、きびだんごだけ持たせて1人で送り出された桃太郎の心細さたるや、いかがなものだったでしょう
(;_;)

更にはお供に付き従ったのは、犬、猿、雉と言う意思の疎通が難しい相手ばかり…
桃太郎の心境としては、怪力おばーが付いてきてくれた方が、どれだけ有り難かったコトか…

それでも、きびだんご1つと言う薄給で鬼退治と言う難事業に協力を申し出た、犬、猿、雉の男気には感心するしかありません

…と、言うか、おばー!!
自分の力を使うべきトコロ、間違えてないか?
ずっと欲しかった子供が、命懸けの仕事に向かうのに、自分が使った力は、きびだんご作っただけ?

幸いにも、鬼との戦いに勝ったから良いようなものの、そのアガリの宝物と桃太郎の労働力で、穏やかな老後を送れたでしょうが、何だかねえ…
(・・;)

いや、一番気の毒なのは、殆ど出番(役割)を与えられなかった、おじーなのかも…