命短し旅せよ若者(東北編1) | ぽち太の寝言は寝て言え

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その日、その時、思ったコト、したコトをありのままに書いてます 気楽にやりましょー(^-^)/

昨日も言いましたが、台風台風は予想通りの進路で、週末に本州南部に接近するみたいですねガーン
被害がないことが大前提ですが、出来れば日曜日は晴れて欲しいなぁ
特に予定は無いけど…ガーン

さて、今回の過去旅エピソードは、東北編です

東北も出張を除けば、北海道と同じく4回訪れていますが、うち2回は今年の2月に訪れた秋田県横手市と、6月に訪れた青森県鰺ヶ沢町と弘前市です
これらは、それぞれ本ブログの「鉄旅かまくら」シリーズ及び、「鉄旅わさお」シリーズをご覧下さいニコニコ

初めて東北を訪れたのは、こちらも○十年前のコト
この時も、ライダーぽち太として訪れています
少なくとも、自走北海道の後だったハズで、名古屋から仙台を経由して北海道へ向かうフェリーを利用しました

余談ですが、北海道行きに名古屋からのフェリーを使わないのは、日数も料金も二倍かかるから…ガーン

行きのフェリーでは、なかなか楽しい体験があって、お盆の太平洋だけに結構波波高かった模様で、かなり船が揺れます
ぽち太は乗り物酔いしない質なので、ロビーでのんびり文庫本など読んでいたのですが、ロビーにある船内売店のショーケースが倒れたりするもんだから、年配のご夫婦などがクルーを捕まえて船が沈まないか、血相変えて訊ねていたり、船酔いが酷くなって潰れてる人がそこかしこに…

ぽち太は船も大好きなんで、素人なりに勉強もしてたので、これぐらいで沈んだり転覆することはないのは充分分かってたし、万が一の時は運を天に任せて粛々と避難するしかないと、腹をくくってたので、慌てもせず眠りに就きました

翌日の船長によるトークショーでは、昨夜の揺れについて話があって、昨夜の揺れの角度が10°前後でしかなく、その船の実績としては40°前後まで揺れたコトがあったそうです
さすがにそれぐらいだとビビるかも…ガーン

無事、仙台に到着したあとは、海岸沿いを北上して松島を経由し、民話の里遠野を目指します

ところがと言うか調査不足と言うか、遠野にはいわゆる「ビジネスホテル」と言うモノがなかったんです、当時…

どうしても遠野をゆっくり見たかったぽち太は、「ビジネス旅館」を発見し、宿泊交渉

この旅館は、基本2人以上の宿泊が条件だったらしく、対応してくれた女将さんはしばらく考えた挙げ句、飛び込みなので、晩御飯の準備が出来なくても良ければと言う条件でOKをくれましたニコニコ
後から聞いたんですが、何でも東京に行ってる息子さんがチャリンコ野郎で、きっとぽち太みたいなコトしてると思うと、断れなかったそうです

一応、部屋の準備が出来るまで、時間を潰してきてくれとの話ですが、元々色々見て回りたかったぽち太に異存はありません

柳田邦男の住居や民話博物館?等を回り、旅館近くの喫茶店で小休止

すると、気さくに声を掛けて下さる地元の方々

「兄ちゃん、どっから来た?」
「名古屋です」
「あー、お伊勢さんの近くだ」
「いや、熱田さんの方が近いですよ」
「あー、そうだ、そんないい所から、わざわざ来てくれたんだ。有り難いなぁ」
…なんて会話をしてると、
「なあ、兄ちゃん、下の団子屋が新しい名物作るって頑張ってんだけど、いっぺん食べてやってくんねか?」
「え~っ、ボクでいいんですか?」

なんて会話の末に出されたのが、ヨモギ(だと思う)を使ったお団子

とても美味しかったので、素直にそう伝えたところ、
「そっか~、団子屋も励みになるべさ。兄ちゃんありかとな」
いえいえ、お礼を言うのはコチラですからガーン
他にも、今日は町の盆踊りがあるから、田舎の盆踊りだけども是非見に行ってやってくれとか、都市部に行ってる若い者が帰って来てて、市内のスナックで集まるから、兄ちゃんも顔出してやってくれと店に連絡してくれたり、なんだか町を挙げて歓迎されてるような雰囲気に…
もちろん、全部顔出しましたよニコニコ
お陰で夜も、凄く楽しく過ごせましたニコニコ

喫茶店を出て旅館に戻ると、女将さんが満面の笑顔で迎えてくれますニコニコ

ぽち太は、女将さんに訊ねたかったコトを訊いてみます
「このお宿は、座敷わらし出ますか?」
すると、女将さんは大爆笑で
「いたら、もっと繁盛してますよ」

そーゆーもんか…
と思い、部屋で寛いでいたとき、部屋がガタガタと揺れたんですビックリマーク

ぽち太は急いで女将さんの所に行き
「女将さん、今座敷わらしが…ビックリマーク
女将さんは、またも大爆笑で
「地震ですよ」
その直後でした、テレビのテロップで地震速報が流れたのは…ガーン

そうして楽しい遠野の1日が過ぎ、翌朝女将さんが作ってくれたおにぎりおにぎり持って、次なる目的地十和田湖へ
途中に見られる、青草が繁る川の淵からは、今にも河童が顔を出しそうニコニコ

結局、座敷わらしにも河童にも会えませんでしたが、優しい人達が暮らすそこに行けば、いつかは会えると思わせる とても素敵な街でした

そして、十和田湖に近づくにつれ、雲行きは怪しくなり、十和田湖キャンプ場まで残り数キロという所で、土砂降りの雨雨に…
しかし、そんな雨の中、時々日が射すという、不思議な天気のお蔭で二重にかかる美しい虹がクッキリと!!
こんな綺麗な虹が、しかも二重にかかるなんて、この時以外見たことはありません
いやー、いいもん見たわニコニコ

翌日、十和田湖キャンプ場を出ると、奥入瀬渓谷沿いに下って行くのですが、昨日の雨で渓流ではなく、濁流になっていました…ガーン

そしてその日は、秋田県は男鹿半島まで行ってキャンプ
特に特筆するコトはないのですが、このキャンプ場でブヨに刺されて、2~3日腫れが引かず、何の処置もしなかったため、今でも痕が残っています

そして翌日、山形へ向かって走り始めますが、山形でまさかの出会いが待っていましたビックリマーク

その出会いは、今のぽち太にも大きな影響を与えている出会いですが、今回はここまでにひひ

ぽち太の今に、多大な影響を与えた出会いとは何か!!

謎の答えは、次回にてにひひ