皆さんも一度は寝違えを経験したことがあるのではないでしょうか?
普段肩こりや首肩に痛みが無いにもかかわらず朝起きたら首が回らない。首を少しでも動かすと痛い。
寝違えは辛いですよね(´_`。)
実は寝違えもぎっくり腰と同じで首肩に筋肉疲労が溜まっていて起きる場合があったり、首の動きが悪くて寝ている間に首の動きの制限以上に曲がったままで寝ていたが為に起きてしまう場合があります。
ではどうして首の動きの制限が起こってしまうのか???
単純に首自体が悪くても首の動きの制限は起こります。
特に大工さんなどずっと上を向いて仕事をしている方などは首を酷使している事により、年齢を重ねるにつれて首の骨が変形してしまい首が正常に動かなくなってしまいます。
ですが若い方であれば酷使していたとしてもそれほど酷使していたとしてもそこまでの変形は起こりません。
以前にもお話ししたことが首の動きが悪くなる原因で多いのが肩甲骨が正常な位置に無い事によりバランスが崩れてしまっている事です。
特に多いのが猫背に姿勢によって肩甲骨が外側に開いてしまっている上方回旋の状態になっている事です。
この状態になっている方は非常に多いです。
首は特に左右に倒す時というのは首だけが動いているのではなく一緒に肩甲骨も動く事によって成り立っています。
例えですが首を横に倒すときの比率が首だけで80%、肩甲骨が20%の比率で動いているとします。
肩甲骨のバランスが崩れている事によりその20%が上手く働かないと首は正常の80%しか動きませんよね?
身体はそのようにうまくバランスを取りながら正常に動くのです。
また首の動きを制限するのは肩甲骨だけではなく実は腕の筋肉も関係しています!
実際に寝違えで来院される患者様でも腕の筋肉を施術して緊張を和らげて挙げると「あれ?腕を治療されたのに首が動くようになっている!!!」と言われる方も多いです。
これは首の筋肉と首から腕の筋肉まで繋がっている為に腕の筋肉によって首の動きの制限が取れる為に改善します。
この腕の緊張が強い方は腕を良く使う仕事の方や、デスクワークの方でも一日中キーボードを打っているので意外と硬くなっている事が多いです。
腕の筋肉の硬さがじわりじわりと首に影響していき肩こりにもなりますし、今回の本題である寝違えの原因にもなってしまうのです。
寝違えになってしまった時、皆さんはどうしていますか?
痛いからと言っていつもより長くお風呂に入って温めていませんか?
自分や他の人に痛いところを揉んでもらっていませんか?
寝違えをした時はこれらの事をしないで下さい!!!
急性期の寝違えは炎症を起こしている様な状態なのでこれらの事をすると火に油を注いでいる様なもので痛みが強くなってしまったり、痛みが長引く原因になります。
痛みが強い時は患部に触らないようにし、2-3日お風呂で温め過ぎずにアイスノンとかでいいので15分冷やすのを2回程繰り返して下さい!!!
足首の捻挫をした時はすぐに冷やしますよね?
寝違えも同じ事で最初に冷やして炎症を抑えるだけでも治る速さが違います。
大事な事なのでもう一度言いますが寝違えをした時は、温め過ぎない。患部を揉んだりしないで下さいね!!
急に寝違えになってしまう場合もありますが、普段肩こりや痛みもないのになんか肩や首に違和感がある場合は身体の不調を発しているサインです。
何日かすれば治まるだろうと様子を見ていて痛みが出てしまってからでは遅いので、違和感がある時点で体を整えてあげる事が必要ですよ。
足立区梅島
交通事故のむち打ち・肩こり・腰痛専門治療院
足立区梅島 あい整骨院 ホームページ
【診療時間】
平日 9:30~13:00 15:30~21:00
土 9:30~15:00
【休診日】日・祝