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切っ掛けなんて、とても些細なことだ。
誰にだって暗い記憶がある。人生は長いものだから当たり前だ。そんな『当たり前』を俺は引きずりすぎて、何時まで経っても前を向けない。俺は軽い対人恐怖症のようなものを患っている。切っ掛けは些細なことだった。
小さい頃友だちとケンカして、他の友だちも接して来なくなった時期がある。子どものケンカはとても些細な原因で始まり、互いに意地を張り合うものだ。
人一倍意地っ張りな子どもだった俺は1人きりで町を散歩する癖がついた。そんな中、一人の『お兄さん』と出会った。声をかけられて適当に話を続けて、意外に話が合うようになった俺たちは、そのうちよく会うようになった。話の種は尽きることがなかった。それ位意気投合していたのだと思う。『お兄さん』は一人暮らしをしていた。
重要なのはここからだ。『お兄さん』に両親のことを相談するようになった。その頃、俺の両親は暴力混じりの喧嘩をよくしていた。存外怖がりだった俺は『お兄さん』に相談した。友だちと未だに仲直り出来なかったこともある。『お兄さん』は何時も落ち着いた雰囲気で大丈夫だと慰めてくれた。
それから一週間程経った頃、『お兄さん』は家へ遊びにおいでと誘いかけてきた。俺は険悪な家と仲直り出来ない友だちとから逃げたい余りに、そして今や大好きな『お兄さん』の誘いに、初めて親の言いつけを破ってしまった。
『親の知らない大人について行ってはいけない』
最初、初めて見る一人暮らしの部屋をキラキラした目で見る俺を、『お兄さん』は優しい眼差しで相手してくれた。それが嬉しくてたまらなかった俺は、時間を忘れて浸っていた。夜も遅くなって『お兄さん』が帰らないのか訊いてきたが、俺は帰りたくないと駄々をこねた。
今でも何が切っ掛けだったのかわからない。でもきっと些細なことの積み重ねだったのだ。
つまり、俺は信頼した『お兄さん』に拉致監禁された上に酷い暴行を受けた。子ども心ながら非常にショックだった。俺が何かしてしまったのだと、自分を責めた。
もっとショックだったのは事件発覚後、茫然自失ながら必死に俺が事件前の『お兄さん』のことを話しても、誰も相手にしなかったことだ。大人曰く、『お兄さん』は俺みたいな子どもの相手をするような性格じゃなかったらしい。

俺は訳がわからなかった。事件後親友達との仲直りは成功したが、未だ人が近づくと『お兄さん』の優しさと暴行時の恐怖が蘇って、息ができない。
大盛りが常に出てくる某レストランにて
父親と何故か来店…

お一人様一品というから
同時に頼んだら…



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何てこった
デザートが先に来ちまったあせる


でも飽きないように
フルーツが中に埋まっている
フルーツパフェ…
なかなか美味いニコニコ



だが山分け前提で注文したのに
父はさっぱり手をつけず…

ここのパフェは腹が膨れるんだぜ…汗



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まあ、甘口スパゲティを
注文しなかっただけマシかあ…
学校給食を思い出す麺です(^_^;)



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かの有名なマウンテンにて



私が子どもだったころ
いつも夢に見た場所があった
どこか深い森の奥
そこに開けた場所があって
煉瓦の積み上がった壁がある
いつも夢に見る場所だった
私はそこで歌を歌う
誰一人として存在しない場所で
独り私は歌を歌う

私が子どもだったころ
いつも夢に見た場所があった
どこか広い森の奥
そこに静かな広場があって
煉瓦の積み上がった小屋がある
いつも夢に見た場所だった
小屋の中には少女が眠る
私は少女の目覚めを待って
独り私は歌を歌う

私が子どものころから
いつも夢に見る場所があった
深い深い心の底
そこに消えぬ廃墟があって
私は何も言えず眠る少女に寄り添う
いつも夢見る場所だった
酷く傷ついた少女に触れて
私は独り歌い続ける



独り私は歌い続けて

『わたし』が目覚める

その時を待ち続けていたんだ

嘆きと憤りと裏切り

願いの果てに沈む感情

『わたし』の目は覚めない



私が子どもだったころから
いつも夢見る廃墟がある
深い深い底の廃墟
そこに開かない柩があって
わたしは独り……

アリアを歌い継げている