丸岡城へ行く旅で素敵な高校生に出会いました🌸✨

芦原温泉を11時に出発して電車で丸岡駅へ。息子との旅はいつも、予定はあって無いようなもの。

丸岡駅から、『一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ』で有名な丸岡城までは約4km。バスは約一時間後。

「どうする?タクシーで行く?」と言うと、

「歩こう!」と、にっこり🌸

多分そんなことだろうと今回は、スニーカーで来た私。

丸岡城は、どの方向に向かって歩いたらいいのか、スマホで地図を探している息子を待たずに、

丁度、駅内の椅子に座ってた男子高校生に尋ねると、

彼は、即座に

「自分、丸岡なので、歩いて行かれるなら一緒に行きましょうか?ご案内します。」

って✨✨✨

昨日は芦原温泉に泊まってたと話すと、

「ありがとうございます。」

と、お辞儀してにっこり🌸

彼は福井の高校に通っている高校3年生。

「いつもは自転車で丸岡駅まで通っているのだけど、今朝、雨が降っていたからバスで来ました。

バスで帰るつもりでいたけれど、丁度良かったです。」

と、爽やかに、丸岡周辺や、福井のこと、お土産、冬景色が綺麗なこと、今年の冬は丸岡でも1m半程積雪して全てが銀世界になったことなどなど、出来るだけたくさんの情報を私達に伝えようと

色々と話をしてくださいました🌸

途中では、「僕って、なまってますか?」と、突然。

それが、芦原は、『ちはやふる』の、綿谷新君の生誕地なので、彼も同じような、柔らかくてゆっくりで飄々とした話し方。

息子が、「なまってますよ」って笑うと、「やっぱりー。なまってるんだ。いいねー。僕。」って、爽やかに笑ってる。

期末テスト、明日が最終日だから早く帰っていたのに、

「全然大丈夫ですよ。僕も旅が好きなので、旅に行った時、地元の方と、こんな風に交流できたらいいなって思ってるんで。社会勉強にもなりますし。勉強はしてるので3時頃までなら案内できます」って。

三人で、仲良く半分程行ったところで、ニコニコ笑顔の70代の女性が、声をかけてきてくださって、

姫路と西宮から来て、丸岡城に案内してもらってますーと伝えると、「お昼ご飯はどうするの? 丸岡城の近くの『一筆啓上茶屋』で、おろし蕎麦を食べるのがいいですよ。」と、こちらも自然に仲間に加わってくださってしばらく一緒に歩きながらお喋り。

70年前の今日起こった、福井大地震の時の話なども聞かせてくださいました。

しばらくご一緒した彼女と別れてからも、楽しく汗をかきかき、約1時間、漸く丸岡城に着いて、案内してくださった彼、坪田君に『一筆啓上茶屋』に連れて行ってもらい、一緒におろし蕎麦を食べて頂き、

さあ、いよいよお城にとお店を出ると、男子高校生がいて、その中の一人が

坪田君の中学時代の友人ナム君。

久しぶりに再会した二人。

そのまま人なつこいナム君も、自然に合流して、丸岡城の天守閣に登って、彼らのおススメ、お家近くの『西洋菓子倶楽部』で別れる3時まで、お付き合いくださいました🌸

本当に親切で爽やかな高校生に感謝・感激・感動でした🌸

二人でケーキを食べて、またバスがなくて駅まで30分程歩いていたら、

道端に車を停めてた女性が、

私達が近付くのを待って、

後ろのドアを開けて

「駅に行くんでしょ。乗ってく?」

歩いてる人珍しいからね。娘を迎えに行くから、ついでよと、言ってらしたのに、私達を駅まで送るとそのまま違う方向に走り去られ、わざわざ駅に送ってくださったのだとわかりました。

坪田くんだけじゃなく、丸岡の皆様の優しさ、親切に、ほっこり。感動の連続🌸

丸岡が大好きになりました✨✨✨

 

 

ニコニコ

そして、翌日。

ホツマツタヱ勉強会。

第八章 魂返し ハタレ討つの文。

ホツマツタヱでも、前日の聖書塾に続いて

語られていたのが (書かれていたのが)

許すこと。  祈ること。

今 この時に

許すこと。 裁かないこと。 祈ること。

これは、日本のこころ

やまと 大和のこころ。

この精神が、想いが

つぎつぎに 現れてくることに

天の祈りと 愛を 感じました。

まふつのかがみ

  鏡 かがみ は

つねに 自分が 悪しきこころなく

うつくしいたましいの自分であるか

確認するために 映しみるもの。

一たび 体を映して、自分に

悪霊(悪しきこころ)

人を恨んだり 嫉妬したり 陥れたり

侮ったり さげすんだり  する心

のついていることを

知れば、 それを斎い(いわい) 再び見て

落ちていることを確認して

清き人としてなしていく。

そのための 鏡 真ふつの鏡を

瀬織津姫が置かれたのが 二見ヶ浦の

夫婦岩の上。

フタミのイワ 。

フタミ 二度見る 

又は 体とその霊体のふたつを見る・・フタミ。

よって 二見ヶ浦と名がついた・・・。

全国各地の地名に残されている ホツマの歴史。

愛のふかさ 広やかさ 美しさ

ひとつひとつ 知れば知る程

ありがたく わくわく致します。

ありがとうございました。

『しわかみの  こころほつまと

 なるときは  はなさくみよの

 はるやきぬらん  』

 ホツマツタヱ 奉呈文 の中の

 この一節が わたしのホツマの道。

 

 

 

言葉の乱れが、心の乱れに繋がります。

久しぶりに、与謝野晶子さん作『金魚のおつかい』を

図書館で借りてきました。

公民館や小学校で、絵本の読み聞かせをしていた頃に、

何度も手に取ったお話です。

(その時は絵本でしたが、もうなくなっていました。残念。)

 

金魚が電車に乗って、千駄ヶ谷の光さんのお家から、

駿河台の有さんのお家におつかいに行く、という発想も面白いのですが、

私がこのお話を選んでいたのは、言葉の美しさに魅かれたからです。

 

少しでも、子どもたちに、

美しい日本語・言葉を聞いてほしかったからです。

知ってほしかったからです。

 

お兄ちゃんの光さんは、弟の茂さん、

(恐らく二人とも小学生。

4年生と、2年生くらいかしらと私は思っております。)に、

話しかける時も、名前を呼び捨てにしません。

もちろん、「お前 」や 「おい」なんて言いません。

「茂さん 」と、名前を呼びます。

お友達の太郎さんにも、「太郎さん」と、さんを付けて。

 

でも、金魚には、「おつかいにやりましょう 」と、使います。

こしらえは、おこしらえ。

車掌さんが何か言いたそうな金魚に、「早く、お言いなさい。」

トンネルに入った時、

夜になったと思って寝てしまった 白ちゃんと斑ちゃんを起こすのに、年上の赤ちゃんは

「白ちゃん、まだらちゃん、おおきなさい、みっともないから。」

(  今。電車の中で ほとんどの人が寝ています。私も。

  寝ていなければ、 スマホで ゲーム・・・。)  

 

有さんのお家に行って

赤ちゃんは、

「千駄ヶ谷の 光さんのうちへ 明日(みょうにち) おあそびにお来しください、、、」

などなど。

 

与謝野晶子さんの活躍なさっていた時代は、

子どもたちの目にする言葉、耳にする言葉も、

こんなに丁寧で、美しいものであったのだと存じます。

 

その様な美しい言葉を声にする時は、声も、優しく穏やかな声になります。

わめきちらすような乱暴な言葉、ぶっきらぼうな言葉

ばかりを聞いて、見て、育つのと、

子供たちの心のゆたかさ 育まれるものは大きく変わります。

情緒・情操教育の面から考えても大きく違うと存じます。

 

英語教育も大切ですが、

少しでも、子どもたちの周りにある言葉が、声が、

美しいものになります様に、

大人が 意識を高くして整えていきたいと存じます✨