シリーズ中最高難易度と名が高いポポロクロイス月の掟の冒険の難易度レビューです。一言で言えば、世界観も設定も、キャラも良作以上だが、それら評価点を潰し過ぎたゲーム性が批判点。世界観・設定・キャラともに根本部分から崩壊させてしまったスマポよりかはまともな出来である。
攻略については→一応先に攻略メモをまとめておいたのでこちらから。
考えてプレイしてほしい、ということが製作陣から伝えられているゲームである。が、考える前に投げるほどの異常な難易度に投げる人が多いだろう。ストーリー面の評価は今作も高いが、描写不足で鬱要素が非常に強い。最後まで負のご都合主義が襲い掛かってくる。エンディングも、高難易度の割に救われない。というか、ストーリーはアニメ見ればだいたいわかる(アニメDVDの入手がかなり難しくなっているのは秘密。BDなら発売決定したらしいから入手してみるのもいいかも?)。
・ゲーム性は高いように見えて低め
はっきり言ってしまうと、ゲーム性は高くない。新仕様も足を引っ張るものであり、ストーリーを楽しむのに邪魔になる。評価の高い部分を潰すようにゲームを作る天才としか思えない。
3Dだからいろいろ付け加えないといけないと思って作られたものなど、作者はウケると思ってた要素が多いのが痛い。
・フリック。驚愕するほどに完成度が低いシステム
フリックは、プレイヤーの事を考えていないと言われても仕方がない。どうやら、フィールドに力を入れたので、隅々まで歩き回ってほしい、ということである。前作では、その結果が戦闘の超ロードに耐えながらエレメントを稼せがないといけないゲームであった。
エレメントは不評だったのか、存在が消え、新しく作られたのがフリック。
このフリックなのだが、物を飛ばしたりできるシステムとなっている。うまくぶつけると先に進むことができたりするもの。キャラごとに飛び方が変わるのだが、さらに風の精霊石を利用することになることが多い。
吹き飛ばす効果を上げるのだが、これの当て方で物の飛ばし方が変化するようになっている。
この調節は極めて難しいと言わざるを得ない。フレーム単位で命中場所が変化し、吹き飛ぶ方向も変化するという、他のゲームでもここまでシビアな仕様になっているものはないのではないかと思う。
単純に物を段差の上に飛ばすことすら容易ではないのだ。なんせフレーム単位の操作を要求される。
そして、風の精霊石を使わないと取れない宝箱があったりする。吹き飛ばして段差の上に宝箱を乗せる必要がある。最強の装備を入手するにはそれを行わないと入手できない。
当然受け入れられるわけがなく、クリアを妨げる障害としても大きすぎる。高難易度にするやり方としても間違っていると大不評。鳥の巣にある宝箱なんて取れる人いるのかよ!?(一応取れないことはないが、中身は大したものではない)
今作は3人キャラがおり、それらが当たり判定あるのもフリックをやりにくくしている要因。必要なところでもエンカウントは避けられない。スタート地点から敵はおろか味方にすら邪魔されてしまうのだ。
このフリックだが、ゴルフがしたくて実装したとか、ゴルフをイメージして作られたものとのこと。
そもそも、ポポロクロイスでゴルフをやりたがる人はいるのか?当時としてもみんゴルでやると思うのだが…。人によっては(そんなことないが)おじさんのスポーツと言われてしまうこともあるので、名実ともにポポロクロイスに合うシステムではなかった。
・戦闘難易度は下手なRPGよりも明らかに高い
難易度は、全体的に高い。それこそ、クリアの労力を考えればアトラス産の世界樹の迷宮2や、往年のPCゲームよりも上だと思う(流石に星をみるひとよりかは下だろう)。考えてほしい要素が散らばっている。しかしそれは初心者から見れば、それらがハイリスクローリターンの選択が多すぎるのである。ハイリターンになる仕様もあるが、それにはプレイして気が付く必要がある。そして気が付くのはゲーム内の情報だけではまず不可能な仕様である。
・序盤から地獄の一丁目
まず平原に出る。ここでいきなり戦闘で敗北の可能性がある。戦闘システム面では、行動可能になったら時間が止まるので、何をしたらいいかわからず負けると言うことはなくなった。協力技の使い方がわからないと言う人が出てきてしまったが、一応説明書には書かれている。何が何だかわからず負けることが無くなったのは評価点だろう。
しかし初めから回復ポイントに張り付いてレベルを上げていかないと即敗北の危険がある。というのも、レベル1では敵1体倒して回復、を繰り返さないとまともに戦えない。そんなの知らないだろうし、この状態でいきなり敵が2体出てくることがある。当然逃げなければ敗北は必至。
なお、今作では戦闘で敗北したら暗転後、GAME OVERと表示され、問答無用でタイトルに戻されてしまう(この表記は評判が悪く、現実に引き戻される演出であると、強く批判されている)。
場面が変わることに敵は極端に強化される。仕様に気が付いていないと、終盤ではボスに何をやっても勝てないということも珍しくない。
クリアにはメンバー全員のレベル上げは必須である。それにくわえ、状態異常の対策、お金の稼ぎ方、行動順番を理解する、フリックを使いこなすなど、あまりゲームをプレイしていない方にとっては相当なレベルの高等テクニックを使いこなさないといけない。これらは受け身のプレイでは気が付かない、または身につかない。ストーリー重視のRPGとしては致命的な問題である。
戦闘面は中盤以降はあることをすれば簡単に突破できる。ホーリーバーストなどの3人全体攻撃を撃てばほぼ終了させられるため、MPが許すならこれだけでもほぼ終わらせられるのだ。しかも時間がかからない。ボスも3人技を持っているキャラの気合を溜めてテンペストなどでかなり楽に突破できる。が、これに気が付かせない・気が付いた時にはスキルシステムの仕様上既に手遅れになっている。はじめから気が付いていることが前提になっているのである。
戦闘の戦略性も、いろいろな仕様上の問題で高いとはいいがたい。パッケージ裏には、戦術的なシステムと書くべきだった(戦術的かも怪しいが)。必ず当たるのは能力値低下だけ。状態異常は有効に使うのが難しい。というのもレベル補正があるのか、レベルが離れているとろくに通用しなくなってしまう。
・お金の稼ぎ方(ボーナスの仕様)
このゲームでは、敵を倒しても経験値しか入手できない仕様である。まずそれに気が付く必要がある。
お金を稼ぐ方法が無いと勘違いされがちだが、稼ぐ方法は存在する。アイテムを売るか、戦闘のボーナスで入手する。
アイテムを売ることでお金は増えるが、当然アイテム数の限界があるので、これは副次的なものと言えるだろう。
戦闘時、素早く敵を全滅させると戦闘後にボーナスが入手できる。アイコンにコインがある場合はそれがお金になる。それでお金を稼ぐことが出来るが、素早く敵を倒さなければお金が入手できないこともあり得る。そして入手できてもそこまで多くのお金は手に入らない。
戦闘時ボーナスはボーナスなどという生ぬるい物ではなく、取りに行かないとクリアすら覚束ない。そして素早く敵を倒す必要があるので、このゲームは素早さの重要性が半端ではなく高い。
ボーナスには、他にもアイコンはあるものの、有効性はあまり高くはない。剣は武器が、服は防具が、靴は靴防具が、リングはアクセサリーが入手できるが、アクセサリー以外は今まで入手したものしか出てこない仕様のため、古い物しか入手できない。
アイテムを売ることでお金を稼げるが、ボーナスで古い装備を入手して売るという方法を実行できる。副次的なものとしているのは、そもそも装備を入手できるかどうかという問題と、アルバムの存在である。アルバムは装備変更ができるが、これはクリア時に持っている装備しか変更できないのである…
ちなみに、逃げるとお金を失ってしまう。逃げられる確率は100%だがお金の仕様上、逃げると言う選択肢はこのゲームにほぼ存在しない。他にも、一部の敵からお金を盗まれた場合、取り返す方法はない。
・アイテムと状態異常の仕様
実は、アイテムは道具画面で使えるものがある。回復アイテムは使えるのがわかると思う。しかし、気が付きにくい物に仙人の書というものがあり、レッサーブルーから購入可能。仙人の書を使うことができる仕様に気が付かない人は多いと思う。書類だからか使ってもなくならない。世界観とシステム関連の説明はここに最低限度は存在する。内容が公式ガイドブックに全部載ってるし…
状態異常に耐性を付ける装備があっても、状態異常は受けてしまいがち。このゲームでは、耐性がある装備を複数の部位につけると効果が上がるらしい。後は出来るだけレベルを上げること。レベルが高いほど状態異常を当てやすく、受けにくくなる。
能力低下や上昇は、その攻撃を当てられれば必ず発動し、無効にする方法は存在しない(その)。
・能力値に関して
このゲームで重要なのは素早さである。序盤はそこまで変化しないが、中盤から行動回数に目に見えるレベルで響く。しかも攻撃の命中・回避率にも関わり、これも終盤では目に見えるレベル。次点で精神力と攻撃力。攻撃力は始めたばかりのときは素早さよりも重要。逆に必要性が薄いのは、防御力と運。防御力は戦い方や装備があれば最低限カバーできてしまう。
ちなみに魔法系の能力値が1つになっているのはシリーズ中では今作だけ。そのため精神力の低いキャラが終盤でお荷物になりがち。能力を変化させるのも基本的にこれが基準。ただ、能力上昇は効果切れが早いため、やや扱いにくい所がある。重要なのは能力低下。こちらは序盤から素早さ低下が非常に凶悪。精神低下は存在しない(上昇も)ため、精神力の重要性もかなり高い。
素早さの重要性があまりに高いため、素早さがない=弱いという公式が成り立つ。なぜなら回避率も低く攻撃も回避されやすい。終盤は敵の素早さを下げると攻撃をほとんど受けない状態になる。素でも低素早さの敵の攻撃を回避できるピノン・エレナが一番固くなるという冗談みたいな光景も発生する(エレナ1人でラスボスを倒す動画があるが、ほとんどの攻撃を回避している)。
戦略的なシステムというが、考えていればある程度戦略的には戦える。バクダンなどを使えば固定ダメージだが、その次が続かない。そのため、まともに取れる対応方法は、敵をなるべく行動させないようにすることくらいといえる。
・出来が悪めのスキルシステム、特技の仕様
スキルシステム。これも考えてプレイしてほしいということで作られたもの。しかし遊びにくい要素が多い仕様。
比較的近い時期に発売されたドラクエ8とは出来が天と地の差である(ドラクエ8はレベル上げだけで最低限のじゅもんやとくぎが覚えられるため、スキルポイントを失敗してもある程度対応できる。ベホマラーを覚えるタイミングは一部では完璧と言われる)。
まず、そもそも特技を使うにはスキル振りが必須となっている。再振りは出来ない。
特技はキャラのレベルを上げても一切覚えられず、レベルを上げるごとに1入手できるスキルポイントを振る必要がある。一応ポイントは溜められるので、必要な時に一気に使う方法がある。ポイント振りは、特技だけではなく、能力値にも使える。
能力値は大体レベル1で3%、レベル2で6%、レベル3で10%上がる。レベルを1上げるのに3ポイント必要であり、それまでは効果が出なくなっている。
この能力値にスキルを振る必要はそこまで大きくはない。素早さには欲しいが、それでも10%まで上げるのにレベルが10以上必要になる。それだけやっても仕方ないので、中盤以降に振りたいところ。
問題は特技である。特技を覚えられないと思ったらスキルを活用していませんでした!という発言が見られる。特技を覚えるのにはこのスキル振りが必要となる。しかもこのスキルは再振りができない。何が強いのかわからないまま全部の特技を覚えたが、どれも弱いということになってしまう。そして理解したと思ったら全体攻撃を早期に覚えさせてしまい、継戦能力を失うということになってMPが…なんてことには初心者にはありがち。
特技の性能も割と格差がある。回復技は、単体回復技が特殊な性能。全回復はレベル2でもしないので、戦闘終了時に使う程度で良い。レベル1で十分と言い切れる。
小回復と中回復に違いがあるのか?と思って小回復だと全然回復しない。これは最大HPの30%を回復する効果だからである。しかし、中回復にしてみると、これでも回復量が微妙に足りない。これは最大HPの60%を回復する効果である。最初のレベル1から2にしようとするとスキルポイントを3以上消費することになるのだが、見合っているとはいいがたく、ポイントを無駄にしたと感じる事請け合いな罠がある。
一方、全体回復は悪い性能ではない。ただ、数が少なく覚えるのにかなりポイントを使うので、終盤まで扱いにくいのが痛いところ。まともに使えるのはルナのヒールウォーターくらいで、これはルナのレベルが20になるくらいにはヒールウォーターをレベル2以上、できれば3にしておきたい。
以上のような仕様から、敵の能力などを理解しきっていなければ扱いこなせず、結果的にレベル上げゴリ押しが最善となってしまう。
・レッサー系からオーブ交換で入手できる装備。強いが気が付かないように作られている
このゲームでは、レッサーのショップで、オーブとよばれるアイテムを交換することでいろいろなアイテムや装備と交換してくれる仕様がある。オーブは5種類もある。入手できれば、バーサクリングなど一部装備はゲームの難易度を一変させるほどに強い装備が序盤から使えるのだが…
オーブの入手方法が説明書にまともに書かれていない。レッサーと戦って勝つことで入手できるが、説明書には、バクダンを使うとレッサーと戦えるということしか書かれていない。それ以外では一部の宝箱に入っているだけであり、レッサーを倒すことは必須である。
レッサーとの戦いも問題が多い。HPがかなり多く、さらに素早さが異常なほどに高く、戦えたとしても高確率で逃げられてしまうため、バクダンを無駄にしたと思い、レッサーと戦う必要が無いと考えてしまいがち。
倒せても、ボーナスで入手する上、1つのボーナスにオーブは2つまでしか入手できない。5種類のオーブを交換する方法はイエローで可能だが、なぜか1つずつしか交換できず、数を整えるのは大変。
レッサーと戦う必要性に気が付かないような仕様になっているのは痛いが、ゲームを進めて強くなってからなら倒しやすくなっているだろうと思い、後で倒そうとする人もいるだろう。が、これにも罠が仕掛けられている。何と、レッサーはストーリーが進むと3段階まで強くなる仕様である。しかもそろそろ行けるだろうと思うタイミングで強く設定されてしまう。結果倒そうとしたら敵も強くなって倒せずに終わる徒労感を味わうことになる。
これらの高すぎる壁を乗り越えてオーブを集めることに成功し、交換してもらおうにも、どのアイテムが強いのかは装備したりしないとわからないのも痛い。何が何だかわからないので、とりあえずオーブの装備を入手することになるだろう。すると、戦闘時ボーナスでもその装備が出てくるようになる。神経を逆撫でする仕様と言える。
これらの、攻略しにくい要素や、知らないと気づきようのない仕様があまりにも多く、さらにフリックの不安定さなど、RPGとしての難しさよりも別の難しさがあり、これに加えてロード時間の長さ、ストーリーの救いのなさなど、どれをとっても絶望感がある作になっている。
というわけで、このゲームをプレイするとよくあることを上げておく。ストーリーのネタバレになるので注意。黒文字で隠してあります。
・蟻2匹に袋叩きにされる8歳児
・遠くに行きすぎて戻ってこれなかった
・風の精霊石が足りなくなった
・慢性的な金不足
・橋を渡ったとたん敵が強すぎる
・レッサーデーモンに喧嘩を売ったら返り討ち
・ミノタウロス
・咆哮連打→吠えられるだけで倒れる8歳と9歳児
・お金を盗まれて取り戻せない
・毒で減るHPが多すぎる件
・MPリソース切れ
・3人になったとたん、敵が増えすぎてる件
・ストーリー上で◆ ◆ ◆ ◆ ◆
・キャラの名前を憶えていない
・船の中で迷った
・今作ではタートルベースが一番面白いところだと思ってる
・頭だけのロボの固さがおかしい(数値だけでも、前のボスの実質4倍の耐久性を誇る)
・蟹が強すぎるわ、お金は稼げないわで悲惨
・蟹を倒した後敵が強すぎる
・ティラノサウルス
・レッサーがなぜか強くなっている
・コーストドラゴン
・攻撃を当てるたびに喘ぐ森の妖精を倒した後の末路
・トーテムポール、7つのブロックで苦労も7倍だな
・試練の洞窟で全滅してトーテムポールの苦労が7倍どころじゃない
・ルナとエレナが育ってないからはじめからにせざるを得なくなった
・素早さ低下・麻痺地獄
・おふせ→9999
・ハーピエル(アニメには登場しない)
・モンバやガミガミのストーリー面の存在意義
・フリックの難易度が高すぎて最強装備が取れない
・デビルのありえないHP
・ガウデの過去と末路が信じられないほど鬱
・なぜか強くなったレッサーデーモン
・いさごの神殿の道のりを忘れた
・ドラード固すぎ痛すぎ
・あ、ガミガミやマルコを育ててなかったからはじめからにせざるを得なくなった
・デリシャスエレメンタル→2040回復
・ラスボスとの再戦場所がわからない(海の洞窟を抜けた向こうです)
・状態異常でハメられるラスボス
・999ダメージ
・母親と喧嘩しただけなのに正面で母親に死なれる8歳児
・実は何も解決してない
・アルバム装備が埋まってない
・四天王の名前を覚えていない(特にアンコウ)
・EX装備の入手方法を調べた結果はじめからやりなおす羽目になった
・クリアデータで再開してもクリア後は何もない
・クリアデータを上書きしたらアルバムが消えた
だいたいこんなものでしょう。これらを経験せずにクリアできる人はまずいないと思われます。レビューになってないけど許してください。
・最近のオタク受けの要素はあるのか?
ない。雰囲気は風のタクトに似ているといわれるが、出来の差は歴然としている。ゲーム性だけ見れば、当然風タクのほうが良作。
ここまでいろいろ言ってきたが、本来このゲームは、ストーリーと世界観を楽しむゲームである。このシリーズは基本的にすべてそんな感じだが、今作はアニメを見るだけでいい。わざわざゲームをやって苦行に耐えるのか?
これに限らず、「ポポロクロイス」シリーズはユーザー目線に一切立って作っていないように感じられる。ロード時間も相変わらず半端ではなく長い。オプションすらセーブされない謎仕様。俗にいう充実のオプション(皮肉)ではないが、セーブされないゲームなんてこれぐらいなものといえるだろう。
ちなみに公式によると、当たり前のことを当たり前のようにやったということ。月の掟の冒険、充実の仕様というわけだ。
つまり、開発陣の当たり前というのは、こういうことだ。
・オプションが保存されないのが当たり前
・ロード時間が10秒以上のゲームが当たり前
・最初の戦闘で全滅するのが当たり前
・お金が碌に手に入らないのが当たり前
・etc
ポポロクロイスミュージアムiiにインタビューがあるが、これも自己満足で作ったというのがよくわかるものとなっており、ポポロクロイス物語シリーズからやっていたファンは落胆せざるをえない。
といっても、最近のゲーム業界で頻発している、キャラの優遇のせいでむちゃくちゃになっているゲームではない。どちらかというとヌギャー系のゲームといえる。ご丁寧に合体技もあるし、一部のボスが状態異常で完封できてしまったりと似ている要素も多い。最後は、ヌギャーの名前を出してしまったんだし、この言葉で締めよう。
ゆゆうじょうぱぱわー!