今度はポポローグのゲーム性考察レビューです。

 

 

 

良い意味でRPGに必要な要素の最低限しか用意されていないゲームであった前作から、ゲーム性に力を入れている作品となっている。他のゲームでも見られない独特の仕様になっている。今回もストーリー面の評価の高さは散々語られているので割愛。

 

 

・ローグライクと3DダンジョンRPGのいいとこどりのシステム

 

このゲームはローグライクということで、ダンジョンに入ることに通路のつながりが変化するようになっている。また、前作では同じアイテムを99個持つことが可能だったが、今作では9個までとなっている。

 

今作の夢幻ダンジョンだが、変化条件はいろいろとある。下記が基本的なまとめである。

ちなみに、1フロア最大9つの部屋が存在し、何らかの仕掛けは部屋の入口か部屋内部にしかない。画面が暗転する際に移動する。右下に階層が書かれているが、あまりあてにならない。

 

・ダンジョンを出入りした時

→フロア部屋をつなぐ通路が変化する

 

・フロアを出入りしたとき

→宝箱出現確率に応じて出現するかしないかが決まる

つまり、あやかしの洞窟の一番奥の鉱石が最大4つ入手できるところでは、何度もフロアに入りなおすことですべて入手できる。ちなみに宝箱が出現する部屋は固定。ストーリーが進むと絶対に出てこなくなる宝箱もあるので注意。

 

・ストーリーを進めた時

→ダンジョンの部屋やしかけが変化する

妖しい紫の扉も、基本的にストーリーを進めることで開くことが多い。

四夢魔撃破や過去の世界に行くと大幅に変化するので注意が必要。

 

・ピエトロのレベルが上がった時

→出現するモンスターが変化するときがある

レベル33になると、序盤のフィールドで強敵危険看板の奥にいる敵が登場するようになるのはわかると思う。

 

 

・難易度は比較的安定しているが、罠も

難易度は前作の高難易度から落ち着いたように思われる。どの傭兵を使っても問題はあまりない。最強はバグ前提ミルトだろう。

 

ダンジョンで迷うことがない人であれば、レベルを上げずともクリアできるくらい簡単になったかもしれない。

 

基本的に防御力はしっかり上げておけばほとんど1桁ダメージしか受けないため戦闘で苦労することはあまりないだろう。足りないと不自然にダメージが増え、難易度が上がるのだが。

魔法攻撃も今作は弱いものが多く、序盤以降はボス除き受けてもかすり傷ダメージであることがほとんど。終盤で闇属性魔法を使う敵もほとんどおらず、無視してもいいレベル。ミーソスのレーザー光線、デイモスの恐怖の落雷、アルゴスの猫玉ファイヤーが痛いくらいだろう。

 

しかし、強敵危険の看板の奥に行ったりすると一撃でやられてしまったりと厳しい部分も存在する。またそういう敵とは戦ったところでほとんど意味がない。通常攻撃を当てようがダメージ一桁だったりするし、テクニック次第で倒すのも受けるダメージが大きすぎて対応できないことが多い。

 

・マニアックシステムメモ

以下のページに、ポポローグのマニアックメモをまとめておきました。システム上の相当深いところに切り込んでいるので、本当にやりこんでいる人向けの内容です。

http://ameblo.jp/ahuromodoki/entry-12236526896.html