都市の宅地事情 - 国産D型ログハウスを計画中
17日の日曜日。あるお客様から高槻市の高台で宅地を買いたいのでログハウスが建つかどうか見てほしいと言われて、見に行ってきました。
その場所が、なんと30年ぐらい前に住宅を建てさせていただいた方の近くだったが、あまりの変わりようでびっくりしました。![]()
当時その高台からは周囲がぐるっと見渡せて見晴らし抜群だったのです。
見せていただいた土地は、山を切った所で地盤は固そうで申し分ない。 が、見晴らしは周囲に沢山住宅があり、あまり期待は出来ない。
市の中心から車で10分ほどしか離れていない便利な場所では見晴らしまで期待するのは贅沢というものか。
ご夫婦の勤め先が大阪なので通勤には便利。
また子供さんが今年新1年生になるので、ジックリ土地を探す時間がなさそう。 面積も100坪近く有り、日当たりもそこそこ良く、閑静な所なのと価格も高くないのでお勧め。 お子さんが学校に行くようになったら今の家からでは毎日の送り迎えが大変なので1日も早くログハウスを完成させなければと言って別れました。
D型ログがご希望なので国産が有るかどうか分からない。
あっても値段が合うかどうか??カナダ、フインランドから入れると時間がかかるので急がなければ![]()
高い国産材を使って安く家を建てる方法 【ログハウスのアメリカンホーム】
今日施工図を書いていて気が付いた事。
国産の規格材で建てる場合、根太や垂木のサイズが小さい。
床工事をする場合、束石を置いてから大引をかけて根太を置く。 このように作業が3段階になるので、大工さんや基礎屋(束石施工)の手間賃が多く掛る。その上、束が有るため床下が使えない。
私なら、45x60の根太を使わない。45x150~180の大きい根太にすれば束も大引きも不要で材料と手間賃も下がる。ただし根太材が大きくなるので根太材代は2~3倍になるが手間賃がかなり安くなるので決して損にはならない。むしろ床下が使えるようになるし、工期も早くなるので得です
。
垂木も同じです。大きい垂木を使って小屋束を外せば天井裏が使えるし建物が強くなるので良いことばかりです。
一方国内林業の観点からみると、良いことばかりではない。 何故なら間伐材のような細い木の使い道が無くなるかも知れません?? 利用されない細い木を使って集成材を作れば全て解決するのですが![]()
お代官様頼みます、集成材を作る機械を買うお金をもっと出してあげてください!!
パソコンとにらみ合いしたら目が悪くなるの?
久しぶりに昨日と今日、図面書きに集中したら500分の1のメモリが読めなくなっているのにびっくり。 ![]()
パソコンににらまれたら目が悪くなったのか、はたまた歳による自然現象なのか?![]()
いずれにしても老人は去れと言うことなのですかね。神様もう少し待ってください。
明日2組のお客さんと打ち合わせして図面を書かなければならないのでお願いします。![]()
杉の木花粉が増えるわけ
先日静岡県天竜で聞いてきた話。
杉の木花粉が多くなったのは一つに戦後植林された木が伐採されなく放置されたからとのことです。
例えば100本植林したなら最後に残す木(素直に真っすぐ伸びた木)15本ぐらいになるまで少なくても3回ぐらいは間伐をするらしい。
間伐をすることにより太陽光が良く入り、風通しが良くなり木の育つ環境を整える。
そのように枝が茂るごとに間伐を繰り返し常に地面に草が生えるようにしてきた。
が、外材に価格競争で負け、材木が売れなくなると間伐をする手間賃が出なくなり山は荒れ放題。 と、ここまでは誰でも分かる話。
今思い起こせば、1960年頃の建築足場はすべて径15cmぐらいの間伐材の丸太を使っていましたが、60年代の終わりになると安全のため鋼管足場に段々移行していきました。 このことは外材とは関係ないことですが、間伐された細い丸太が建材として使い道が無いでは、日本の林業は衰退するばかりです。
お代官様も農業ばかりに補助金を出さずに、林業にも補助金を出してください。
カナダ、フィンランドなど林業の国では製材された端材も集成して建材として使うように国からのお達しがある様に聞いています。
お代官様、日本は林業の国 と言うこと忘れていませんか。
花粉の増える2つめの原因は、戦後植林された木は間伐されることなく多く育ったため、動物と同じように自分の種を残すために他の木より多くの花粉を出すようになった。
例えば良い環境に育った木は1本当たり50グラムの花粉しか出さなかったが、生存競争が激しくなると花粉の量が30%(1本当たり15グラム以上)以上増えるらしい。
まるで人間の団塊の世代と同じように競争相手の多い時代を生き抜いているのです。![]()
ということは、なっなんと、私どもが団塊世代向けに現在進めているガーデン・ヴィラ・マキノに建てるログハウスのログ材はその団塊世代と同い年の団塊の木なのですねエ!! これで少しは花粉が減るかも!?!
【必見!】 ログハウスのオーナーさん宅訪問
9日の土曜日に久しぶりにログハウスのオーナーさんに会うつもりでしたが、あいにくの大雪で行けなくなり11日にお伺いしてきました。
未完成の建物を引渡して3年少し、これほど成長した家を見たことが有りません。
ソファー、テーブルなどはまるでアメリカの1800年代。全部施主の手作り。キッチンのシンク付きアイランド・テーブルは腰部分にイギリスの古城を解体して出てきたレンガを積んでおられるが、中々の味が出てとてもいいムードに仕上がっている。
そのうえ引き出しやら戸棚を付けて使いやすそうでした。施主のオンリーワン、アイランドシンク。 ログハウスにぴったりの作品の数々。お金では買えない良い物を見てきました。
このログハウスまだまだ成長しそうで、次回寄せていただくのが大変楽しみです。
そして奥様は夢だった手作りパン工房を始められ、手作り市で売り出されたら午前中には完売とか。ご主人もお父さんと一緒に趣味でサンマとチキンの燻製を作って売られたらこれもまたバカ売れ。私も頂きましたが
のあてに最高!
このように趣味を深め、活動の幅を広げてログハウスでの生活を楽しんでくださっているのを見るのは建築家にとっても大いなる喜びです。
これからも老体にムチ打って皆様に喜んでいただけるログハウスを建てたいと意を堅くいたしました。

