1、片頭痛関係のセミナー

 

 片頭痛の皆さんが願うことは発症時の一時的な症状の緩和だけでなく、片頭痛そのものを完治させ、晴れやかな気分で頭痛のことはすっかり忘れている生活ではないでしょうか!?

トリプタン製剤が開発され、この十数年の間にすっかり遺伝的疾患とされてしまった片頭痛パンチ!

 以前は歳をとれば自然と治っていた片頭痛、しかし、今日では薬物乱用頭痛による脳過敏のためか、若い方々は勿論、70歳を越えても、80歳を越えても低気圧が来るたびにアイスノンを頭に巻いて暗いところで耐え続けている方も多いのではないでしょうか?ドクロ


 片頭痛は発症のメカニズムを理解し、簡単に実践可能な4つの約束を守っていただく事で、辛い状況から容易に離脱することができます。


 片頭痛は、生活習慣のチョッとした改善で発症しなくなる、単なる症状なのです。嘘かまことか1ヶ月もあれば分かります(薬物乱用頭痛併発の方はその判断までに3ヶ月程度は必要ですが)

 
 将来改善指導者はもとより、1ヶ月程度の短期間でご自身の片頭痛体質改善を望まれる方、完全に片頭痛体質からの離脱を望まれる方、そんな方々にも参加いただきたい講座です。

 

 2017年度上半期では最終の講座となります。是非この機会にご参加をお待ちしています。講座内容の詳細、申し込みは以下から、

 

東京(4月23日)

http://www.lymphcare.org/event-detail.php?id=59742

 

 

2、アレルギー疾患関係のセミナー

 

 アレルギー・アトピー疾患の原因や対策は年代別で全く異なってきます。その、年代別 

発症原因を知り、体の中から体質を善していかなくてはいけません。そして先手先手の対策を行うことが重要となります。
 体質改善の為の実践事項は日常生活で陥っている間違った知識を正すだけの非常にシンプルなもので、すぐにでも実践できるものばかりです。
 
 お子さんのアトピー疾患やご自分のアレルギー疾患を根本からの体質改善を図りたい方、および、将来、アレルギー・アトピー疾患の根本的体質改善指導者を目指す方の養成講座です。

 

東京(4月23日)

http://www.lymphcare.org/event-detail.php?id=59249

 

広島(6月3日

http://www.lymphcare.org/event-detail.php?id=61787

 

札幌(6月25日)

http://www.lymphcare.org/event-detail.php?id=62410

 

”エストロゲンとセロトニンは比例関係にある!”って言われているけど、このセロトニンは脳内セロトニン? それとも、末梢セロトニン? 

前回ブログで説明したようにどちらかで真逆の結果になります。

 

ところで脳内セロトニンは直接的に測定することは困難なので、“こうであろう!?”という、色々な実験からの推測から理論立てされています。

抹消セロトニンは血中のセロトニン濃度が測定できますので、末梢セロトニン量の目安として使う事ができます(データも多々あります)。

 

ここのところをしっかり区別して考えると、随分と片頭痛やうつ病などの発症メカニズム、薬の作用や副作用などもよく理解できるようになります。

 

で、疑問に思うのは・・・・、

 

①トリプタン製剤の作用は、セロトニンは(5HT)は血液脳関門を通過できないが、5HTP(セロトニンの前駆体)は血液脳関門を通過し脳内に取り込まれ抑制系神経伝達物質の脳内セロトニンとして効果を発現するって本当?それとも作り話?

 

また、トリプタン製剤は即効性があるけど、ネガティブフィードバック(セロトニン再回収時の)の話はどうなってるのでしょうかねぇ~!?

 

②脳内セロトニンを増やすといって、5HTPサプリメントって本当に効果があるのかなぁ~? イライラしだすということは、末梢セロトニンを増やすだけかもしれませんね。

 

などなど分かったような分からない情報が多いですね。

 

で、片頭痛は遺伝的疾患であるから、一生、薬でペインコントロールをしていかなければいけない疾患であると断言する専門医が多いのにも驚かされます。

 

片頭痛って生活習慣の改善で数週間~数ヶ月で元に戻せる、単なる症状なんですよ!

 

片頭痛の悩みからの離脱を願う方、片頭痛の体質改善法を学びたい方、将来体質改善を指導していきたい方の為の講座です。

 

片頭痛アドバイザー養成講座(東京)

http://www.lymphcare.org/event-detail.php?id=59742

“昨日の続き”  脳内セロトニンの増やし方

 

 メカニズム的には次の3項が重要となる。

①セロトニンの原料であるトリプトファンをいかに脳内に取り込むか(トリプトファン/他のアミノ酸との比が重要)

②末梢セロトニン合成酵素(TPH1)の活性を抑制し、脳内セロトニン合成酵素(TPH2)の活性を促す

③トリプトファン代謝の主経路であるキヌレニン経路セロトニン経路バランスを整える

 

 上記②項および③項については、ビタミンDの重要性が指摘されており、今日急増している脳内セロトニン不足に関する諸疾患や凶悪犯罪などの根底には日照不足(過剰に紫外線を避ける傾向による)が関わっていると考えられる。

 

 最近の研究によると、ビタミンDは10%にも及ぶ遺伝子の活性化に関わっていると考えられていて、自閉症が増加し、ビタミンD欠乏が多くなっているのは、日焼け止め利用や屋外にあまり出ないことが関連しているとされている。

 ビタミンDにより制御される遺伝子の一つとして、セロトニン合成酵素トリプトファンヒドロキシラーゼ(TPH)をコード化することが明らかとされている。

 

 ビタミンDによる遺伝子制御

         ↓

 トリプトファンヒドロキシラーゼ(TPH)をコード化

         ↓     血中ビタミンD濃度が高い

 2種TPH 脳内(TPH2) 脳内セロトニン ↑

      腸内(TPH1) セロトニン分泌を不活性、

              腸内炎症↓

 

 ビタミンDは、食事、サプリメントや薬剤、太陽光から得られる。

 食物からのビタミンDの摂取については、キノコ類や魚類に多く存在するが、穀類や芋類、豆類、果実類、海藻、野菜類、肉類などにはほとんど含まれない。

 また、太陽光の影響として

1日当たり5.5μgのビタミンDを生成するのに必要な日照時間(分)

 

       7月           12月

    9時  12時  15時   9時  12時  15時

札幌   7.4       4.6       13.3       497.4      76.4    2741.7

筑波    5.9        3.5       10.1       106.0      22.4     271.3

那覇    8.8        2.9        5.3        78.0       7.5      17.0

 

 脳内セロトニンを増やす方法としては次のことに心がけよう!

朝日に当る直接的な紫外線でなくてよい)。日光を浴びて14~15時間たつとメラトニンが活性化される。日光を浴びることで生体時計はセットされさまざまホルモンのリズムが作られる。 

腸内環境を整える

 腸内環境を整え、ビタミンB3、ビタミンB6の不足を起こさない玄米など玄穀穀類、芋類、豆類、果物、野菜類など食物繊維の多い食品を充分に摂り、乳・乳製品や動物性タンパク質のとり過ぎに気をつけること。マグネシウムと亜鉛の不足にも要注意。

トリプトファン比の高い食品をとる

 トリプトファンを多く含むレバー、チーズ、鶏卵などの食品をとるように推奨している健康本を良く見かけるが、これは末梢セロトニンを増やすだけの結果となりむしろ逆効果となる。

 トリプトファンはタンパク質を多く含む食品、特に肉類、魚介類、豆類、乳・乳製品などの高タンパク質食品に多く含まれているが、脳内セロトニンにとってはトリプトファンの血液脳関門の通過量が律速となり、トリプトファンに比較してフェニルアラニンやロイシン(分岐鎖アミノ酸)の多い肉類、魚介類、乳・乳製品などを摂取し過ぎると、結果的に脳内のトリプトファンとり込み量が少なくなり、セロトニン合成量も減少する。

 パンやパスタ、うどんなど小麦食品を、米、蕎麦などに変えることにより、トリプトファン比は随分改善される。

筋肉を増やし、筋肉を落とさない(カロリー制限による減量はダメ)。

 筋肉はトリプトファン以外のアミノ酸を多く必要とすることから、筋肉量が増えると血液中のトリプトファン比が高くなり脳内へのトリプトファン通過量は増える。

 逆にカロリー制限により筋肉量を落としてしまうと、血液中のトリプトファン比は下がり、結果、脳内セロトニン量も減少することになる。

 脳内セロトニン量が減少すれば基礎代謝は低下し、中枢神経の働きも悪くなり、より肥満となり、再度ダイエットという悪循環にはまってしまう。

 

 いずれにしても、肉類、乳・乳製品などのトリプトファン比の低い食品のとり過ぎに運動不足が重なれば、セロトニン不足に陥ることになる

 逆に、動物性タンパク質を多く摂っても、充分な運動により筋肉を鍛えていれば脳内セロトニン不足は起きにくいということになる。

明日はエストロゲンとの関係やトリプタン製剤の作用などについてお話します。