ボケ#86 プリンがゼリーより偉いのはなぜですか。 | アホいうやつがアホじゃ

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ボケてみよう
前回の投票結果発表
プリンがゼリーより偉いのはなぜですか。
第1位 21ボケー
具に頼らない。
のののの くん
第2位 17ボケー
ゼリーと子供を取り合った時、痛いと泣く子の手を放したから
アフロメン くん
第3位 16ボケー
「焼き」に耐える根性を持っているから。
kmdy くん
第1位へのコメント:
■かぁ~っこいい~。:たまぴんくん■そうか、気づかなかった:ぴいぴいくん■一番短いからいい。:くき改め校長先生くん■何か、男らしさが出ててよいです(笑):toshiくん■御意!:TO-NOくん
第2位へのコメント:
■つまり優しさって訳やな・・・:ガン子くん■ほんでもって、「手を放すとはなんちゅうことやねん」と叱られたんやね:きむうるくん■ぼけはむりみたい・・・         つっこみがむいてる:きつねくん■んーんーー んんんんんんー(主題歌):合成ランチキくん■プリンの子どもなら見れば分かりそうだが。さすが、屁理屈奉行。:うっきいくん■大岡裁きって感じでいいです。:アマ太郎くん■名奉行や!:Navianくん■良い話だ(?):embryo-burningくん
第3位へのコメント:
■うまい!:ユキユキ■そんな気がします:どんくん■私は焼プリンしか食べない:和紙くん■前回の投票ですけど...下ネタ反対。異常もとい。:こーちゃんくん■初めまして!!お笑いファンなのでよらせて頂きました(^^)楽しいですぜひ参加させてくださいマセ!!!!:まきたろうくん
以下
14ボケー
ゼリーゼリーしてるよりもプリンプリンしてる方が良いから。
くきくん
↑へのコメント:■うまい!:キャンタローくん■うん。やっぱりゼリーゼリーしてたら嫌やもんね。:くわりゅうくん■ばっかだよなぁ~。でも好き。:おおぎりーず3号くん■ゼリーゼリーって・・・・。:シナモンくん■久しぶりに、な~んも考えさせられなくてすかっとしたお答え。おいしゅうございました。:若王子さんくん■僕は「ゼリーはかつて、ゼリー・プリン味に失敗していて頭が上がらない。」の作者です。うーんあんまおもろないですね。がんばります。:topnote
12ボケー
ババロアが「プリンってなんかいいよな」と言ったから。
GET-Cくん
↑へのコメント:■てことは、ババロアはもっと偉いんですね。ホッとしました。:みやじくん■なんかかわいい:-くん■ババロアが言うんじゃそーなんだろうな。:アホ一代くん■ババロアですか・・・・:水月みかんくん■本能に訴えてくるおかしさ:塾長
8ボケー
「カラメル」を「チャルメラ」と呼ばれても動じない芯の強さがあるから。
とりくん
↑へのコメント:■プリンの芯の強さって何?:tackくん■具に頼らないも、笑える:麻婆豆腐くん■呼ぶかぁ?でも最高。:じだんくん■芯の強さって何だ?でもおもろい。:あぶぶくん■名詞形でおわる解答が個人的に大好きです。:おぢゃる丸
8ボケー
昔は金と同じ価値で取り引きされていたから
ガン子くん
↑へのコメント:■何が同じなんだろう・・・普通に考えると同重量あたり等価値ということでしょうけれど、それ以上の何かがありそうです。:とり
8ボケー
「ゼリーでは100%避妊はできないので注意」と先生が言っていたから。
悪魔の棲む丘くん
↑へのコメント:■そうですか。それは知りませんでした。今度プリンで試します。:マンモスラッキー西池田くん■どうせ使うならゼリエースで自作しよう!:ワープロくん■オレはテストでマイルーラって書いたら、「そんなモノは教えてません」と赤字で添削された・・:ひげくま
5ボケー
ゼリーが寒天と争ってる間に、プリンが抜け出した。
ぐるぐる大阪湾くん
2ボケー
ゼリーはかつて、ゼリー・プリン味に失敗していて頭が上がらない。
topnote くん
↑へのコメント:■ 頭が上がらない事ってあるよにゃ~・・。:NP~
POCの「次の一ボケ」
いわゆる「お笑い不等式」のバリエーションですが、ここで重要な部分、注目すべき部分は「偉いのはなぜ」になります。プリンとゼリーにばかり目を向けすぎると問題の本質を見誤る可能性があります。

言うまでもないことですが、プリンがゼリーより偉いなんてことはありません。それはゼリーの方が偉い、という意味でももちろんなく、そもそも両者に差異はあっても優劣など存在しません。よしんばあるとしても(絶対に"ない"のですが)、それは「偉い」と表されるべきものでもありません。その意味ではこのお題でのプリンとゼリーを、餃子と焼売、ピカソとゴッホ、北朝鮮と韓国、などに置き換えても同じです。

つまり、このお題はすでに前提の立て方に「ボケ」が入ってきているわけです。そうした場合はひとまずはのっていくのが手です。最初はとにかく肯定の立場に立つのが必須です。否定するのはひとしきりのってからでいいのです。もちろん、つまらない「ボケ」ならばすぐに切って捨ててしまっていいでしょうが、このお題の場合すぐに「そんなことはない」と否定するのは早すぎます。即座に否定したり、疑問を呈する立場を取る、というのは、よほど秀でた表現力がない限りまったく無謀と言わざるを得ません。

さて、ボケ方(ここではのり方と言ってもいいでしょう)ですが、ボケる当人の感覚的な“事実”にすぎない点をさも普遍的真理であるかのように叙述するのが不可欠であるように思います。それは必ずしも、上に挙げた例のようにお題の文を置き換えても通用しなくてはならない、という意味ではありませんが、思考のプロセスとしてそこを一回くぐってきてプリンとゼリーに帰ってきてほしい気がします。

ということで、長い落語のネタを時間の都合とかで途中まで演じて終わってしまうようなつまらなさ、と言って悪ければ物足りなさが残るお題ではあります。

ベンジャミンの感想
 のののの さん、おめでとうございます。プリンの意外な男らしさを発見しました。
 あなたもボケを考えた時の感想やエピソードでええ感じのんがあったらおしえてください。体調がよければ紹介しまひょ。