これまでも何度かありましたが、「リアルであること」がポイントになるお題です。言い換えると、大事なのは「それっぽさ」です。微妙なニュアンスが上手く出せてなくて誤解されそうですけれど、それは「具体的に記述する」ということとは若干違います。
「やめるとどうなる」と問われているので、もちろん禁断症状的なことでもいいのですが、それが過剰であったり、あまりに文脈から離れてしまったりするとリアルは薄れてしまいます。いくらやめられないとまらないと言えども、しょせんはかっぱえびせんです。そのバランス感覚を忘れないようにしてください。 (ちなみに私は、一袋全部なくなればやめられます)
また、かっぱえびせんは横においといて、単に「やめた結果」という文脈でボケていく、という手もあります。これも注意点は同じです。
「リアルであること」というのはたとえば、嘘をつくと鼻が伸びるピノキオ、カレーライスばかり食べているキレンジャー、恐ろしく歌が下手なジャイアン、「男おんなのトミコ」と言われると豹変して何人分もの活躍をする噂の刑事トミー、そういう彼らです。いずれもそのリアルを論理的に証明するのは非常に難しいですが。まだるっこしくて歯がゆい表現ではありますが、イメージの連鎖が自然にできるか?というようなことかなと思っています。
結局のところ、やはり誰がどう考えてもムリしてやめたら必然的にそうなるだろう、というようなことでなくてはいけないでしょう。
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