iPod Classic の開腹手術は,,,
まず,バタナイフの薄いブレードをフロントパネルの正面から見て左サイドとバックカバーの間の隙間に入れます.この時ブレードはフロントパネルと平行にしてパネルに向けて強めに押し付けますが,手持ちでこれをやると不安定で,力が入りにくいうえに下手すると手が滑って怪我をします!ので,iPod Classicを机に立ててやるのがオススメです.
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こんな感じです
隙間にブレードが入ったら,バタナイフを(上の図だと)手前に倒し,フロントパネルとバックカバーの間にブレードが底に当たるまで入れます
 

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外したバックカバーです.上にある黄色いものはバッテリーです
液晶面が上,クリックホィールが下の形です

バックカバーの内側には突起があって,フロントパネル側面と噛み合って両者を固定するようになっています.写真の青と赤の印はそれを表しています
青の突起は出っ張っているだけですが,赤の方は下向きになっていて,一旦噛み合うと外れないようになっています
なので,この14個の突起を噛み合わせから外すようにブレードを挿入すると良いことになります
ブレードを挿入した後それに沿わせるように薄い板を入れておけば,バタナイフを何本も用意する必要はありません
この写真では強引にこじ開けたため,いくつかの赤の突起が上向きに曲がってしまっています.こうなると下向きに曲げ直しても脆くなってしまうためバックカバーを交換する必要があります(そもそも強引にこじ開けた時点でバックカバーが変形しているので,交換は必須でしょう)


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左側の突起とフロントパネルの位置関係です
上の図と色が違ってます(青→緑)がご勘弁を,,,

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右側の位置関係です

これらの突起を外してから下側のフロントパネルとバックカバーの間にブレードを入れて軽くこじると「パカッ」とバックカバーが外れます

下側には突起はなく,上側に一つあるだけです
なので,下からこじれば簡単に外れます

でも,この段階ではバックカバーを開けることができません.バッテリーのフラットケーブルが付いていると綺麗に開けることができないのです


でバッテリーケーブルを外すことになるのですが,,,




以下,次号