「おすすめの映画ってある?」と聞かれて「ないんだよね・・・」と思ったらしい姉の話 | 飛ばねえアヒルは ただのアヒルだ

複雑な要素を含んだ質問だな・・・。と思った。

 

「もうすぐ50代なのに、おすすめ映画が答えられないってどうかと思って」とのこと。

 

・・・・別に実姉は、

映画めっちゃ見ますジャンル族じゃないから、気にしなくては良いのでは?

と、思ったが、、、、

まあ、天命を知る50まで、もうすぐだし、、、、

おすすめ映画のひとつやふたつあって然るべきなのかもしれない・・・。

つか、「そもそも、あなた、おすすめ小説とかもないよね?」とも思ったが、、、

まあ、いいか。

 

「おすすめ映画」の定義が難しい。

小学生に紹介する映画?

恋愛したい女子に紹介する映画?

単に自分が感動したという意味あいでのおすすめ映画?

人生のターニングポイントになったぐらい感銘した映画?

映画ある程度みている人に対しておすすめする映画?

などなど。。。。

 

熱量がそれぞれ違うので、どのあたりのカロリーで紹介すればいいのか、

考えてしまう質問だな。。。。。と、思う。。。。

 

「とりあ『ニューシネマパラダイス』って言っておけば80点じゃね?」と答えておいた。

 

アヒルの実姉は映画をたくさん見ているタイプではない。

かといって、アヒルだって映画をめちゃ見ている人間ではない。

映画好きってのは、奥が深く、上には上がいて、下には下がいる。。。

自分や相手が観ている映画の量や質なんて、、、母数がわからんもんである。

(同じぐらい、音楽好き、本好き、マンガ好き、なども難しい・・・・)

 

そういう意味では、

誰になんと思われようとも、自分が好きな映画なら自信を持って「好きだ!」

で、よくね?って思う。

YOASOBIの「群青」でも言っている。「好きなものを好きだという」

(この歌詞はいいね)

 

「・・・・『グーニーズ』は何度でも見たいなって思う」と実姉

「なら、それを自信をもって言えばいいんよ」

 

誰になんと言われようと、誰になんと思われようと

「好きなもんは好き」だと言えばいい。

 

つまるところ、今回の質問の答えは、おすすめ映画うんぬんではなく、

好きなもんは好きだということが、恐くて仕方ないという話だった。

 

YOASOBIの『群青』を聴いたときに

「好きなもんを好きだということが、恐いことなんだ~。びっくり~」と思ったんだけど

これが歌詞になり共感されているということで、結構、こう感じている人が多いんだ~

と理解した記憶がある。

 

・・・正直、、、わかんないんだよね~。

「好きなもんは好きだということが、恐くて仕方な気持ち」が・・・・

アヒルは相手がどう思おうが「好き」「あんま好きじゃなかった」を言うもんで・・・・。

(ああ、、、共感力が低い・・・・)

貸してもらった漫画なんぞは、読む。なんでも読むようにしているから読むのだが

「読む」のと「好き」は違っていて。。。

例えば、30代前半男子くんから『リコリスリコイル』のアニメDVDを借りたのだが

見たよ。「貸して」って言ったの私だし。

借りた以上は見るのだけど、

好きになるかどうかは別の話で、そりゃ~「はまったわ」って言われたら

嬉しいだろうな。と想像できるのだが、、、はまらなかったんだから仕方がない。

だから、もちろんアヒルが好きなもんが、

他人に受け入れられるなんて、1ミリも期待してなくて

期待してないから、別になんとも思わない。

「面白すぎて買いました」って言われるのが、最上級の誉め言葉。

それ以外の言葉はタテマエも含まれているだろうな~って考えているから

気にも留めない。。。。。

 

そういえば、たまに出会うのだが

「好きじゃない」を「自分自身が否定された」と受け取る方・・・・。

いやいやいやいや、それは違う。

自分にたまたま合ってないってだけだから。君を否定したつもりはない。

 

まあ、アヒルも40年以上の人生で

誤解やら失敗やら散々してきましたからね、

上記リコリスリコイルの件も、

どんな感想を述べても怒らなさそうな人間関係を築いた人との間だから成り立つ

逆に人間関係築けてない人とは、こういった話すらもしないようにしている。