中1英語、焦らなくても、こんな感じぐらいで十分。 | 飛ばねえアヒルは ただのアヒルだ

小6から中1の英語が、、、、なかなか、、、難しい。

2年前、この「英語なんとかせな問題」にとりかかりました。

 

そもそも、アヒル自身は英語10段階評価で毎回2。

毎回、赤点。毎回、追試。毎回、補習。

(10段階で2ということは、5段階はなら1ですからね。はははっ)

にもかかわらず、英語覚えた~い!と、2か月の留学に行ったり・・・

(洗礼を受けましたよ。LとMの発音ができてないから、Mっつってんのに、Lサイズが来る)

 

まず、現在、高2のピヨ太。

こちらは、昔のバージョンの指導要領だったので、

基本的に、中1英語は、アヒルの時代と似ていて

「ABCD書けるかな?」とか

「大文字小文字ってのがあるんだよ~」ってところからスタートして

「This is tha pen」的な感じに文法に移行していた。

中1、1学期の中間テストの英語は「ABC」とか「ピリオド」とか

「Monday」とか曜日の単語を書く感じである。

 

ところが、2021年4月に英語の指導要領が変わった。

 

ピヨ助が小6のタイミングで小学校の英語教科書も変化。

基本的に小学校の英語の教科書は、持って帰ってこないので

どこがどう変わったのかわからない。

中学校の教科書も、中1にならないと手に入らない。

だから、どこが、どう変わったのかわからなかったので、

図書館などで開催される「来年度の教科書はこれだよ会」みたいなのに行って

内容を確認してみた。

「わお~、すごい変化~★」と思ったのを記憶している。

 

変更点としては

①小学校の教科書に出てくる英単語は

 「音読できること」「英和できること」「書けること」が前提である

②疑問形、否定形も出来ていることが、ほぼ前提

 (少しは文法やってくれるのだが、説明が以前バージョンより割愛されている)

③助動詞Canは習っている前提

 

結構、おののいた。ビビった。

自分の時代とも大違いである。

「これは、、、出来ない子は置いてけぼりだな」と思ったのが最初の感想。

 

ってなわけで、

前バージョン指導要領だったピヨ太は、小6の2月末から英語始めたけど

新バージョン指導要領のピヨ助は、小6の12月頭から英語スタート★

 

やったことは、前バージョン、新バージョンどちらも同じなのだが、2か月前倒した

(本人の気質も、上の子より下の子の方が、のんびり君なのです)

 

まずは、英単語。

英単語や漢字と同じやり方で、効率アップ。

単語を見る→読める→日本語にできる→書ける

(漢字も、 漢字を見る→読める→意味わかる→書ける この順番でやると早い)

なので、書けるのはどうでもいいので、

 

まず、読める。

ってなわけで

①フォニックス読みの練習

 テキスト買ってもいいけど、「あいうえおフォニックス」が良かった。

 かわいいし、動画も良いし、わかりやすい。

 これを一緒に見る。

 

で、つぎ、日本語にできる

②「キクタン小学生」「キクタン中学生」を買って、テキスト見ながら音声聴かせるだけ。

 たくさん詰め込むと嫌がるので、1日見開き2ページだけ。

 でも、毎日やる。

 子どもが渋い顔したら、

 「1日で30ページやるのと、毎日2ページとどっちがいい?」と選択させる

 どうせ、子どもは毎日自ら進んでやるわけないので、やってなくても怒らずに

 おもむろに、キクタンを渡して、音声再生ボタンを押すだけ。1分で終わる。

 「キクタン」でもなんでもいいのだが、音声付きの単語本がいい。

 英語の辞書は「どうしても、詳しく知りたいとき」用で準備。中学生用がいい。

 ネットで英単語調べると、大学受験用とかの意味まで書いてあるので、逆に複雑。

 まずは、中学英語で必要な英和だけでいいので、難しいのは買わない。

 そういう意味で、小学生用、中学生用に作られている単語本は効率がいい。

 

で、書ける

③ 読みながら書く。「動詞」「形容詞」「副詞」だけでいい。「名詞」はやらない。

  でも、曜日と月だけは、一緒にやる。

  「名詞」は基本的にカタカナ英語として日本語に定着してるのが多い。

  でも、曜日と月は読みと書きが一致してないのが多すぎて、そこだけは確認する。

  「動詞」「形容詞」「副詞」だけ書く。完璧に書けるようになること以上に

  品詞で分けれる方が後々便利な能力となるので、

  むしろ、品詞が理解できていたら褒めるぐらいでいい。

  書けなくてもいい。ぐらいの気持ち。

 

「③書き」は小学生のうちは、完璧にしないで良い。

どうせ、中学生になったら嫌でも書かされる。

最悪、読めればいい。英和できればいい。程度でもOK。

 

実際、

ピヨ太は中1単語まで書ける状態で、中1の4月をスタート。

ピヨ助は、中1単語が 読める→英和できる→品詞を軽く理解

の状態で中1の4月スタート。(2か月前倒ししたのに、この遅さ・・・)

と、差がある状態であったが、

中2の1月現在、英検3級を合格できる。ということで、結果は同じぐらいになった。

だから、焦らなくて大丈夫。

焦らせると、逆に英語が嫌いになってしまう。

そうならないように、調整。

 

ちなみに、①→②までいって、③やってる最中ぐらいに

スタサプで英語文法動画を見せました。

教科書から探した動画じゃなくて、中1全体の文法のやつ。

(アヒルは、旧指導要領バージョンの竹内先生のと関先生のが一番わかりやすいと思っていて

(実際に、その動画は旧指導要領バージョンなのに、いまだに消されていない

(かなり質がいいので、ホント、おすすめ

(逆に新指導要領バージョンの方が、進めづらい

 

どんどん行ける子は、

①→②→③からのスタサプで文法で、中1に入る前に、中1ぐらい終わっていてもいい。

苦手だわ~とか、時間ないわ~とか、のんびり子ちゃんなら

①→②→③の品詞分けまでからの、スタサプの動画1学期までぐらい。

で、十分。

 

ポイントは、

❶毎日やってなくても怒らない。

❷孤独に勉強させない

 

ずっと一緒に寄り添って勉強した方がいい子もいるし、

一人でできるなら、信じて任せるのも必要。

 

ってなわけで、

ピヨ太もピヨ助も、少なくとも高校受験時の英語はクリアできました。

なんか、塾とかネットとか焦らされるけど、

どこまでやってから立ち向かえばいいのか、

どうやったらいいのか、

具体的な例を

やる気満々君バージョンと、

だらだらやる気なし君バージョンで書いてみました。

 

やることは、一緒なんだけど、進度が違いますね。

やる気満々くんは、速いですね。

だらだらやる気なし君は、遅い。。。。。

まじ、遅かった・・・。

でも、進度にいちいち反応しないでいれば、

中2ぐらいまでには、だいたい追いつく。

 

結局、勉強は瞬発力じゃなくて、持久力が大事。

最初のスタート時点の中1で英検3級持ってますって子もいるけど、

毎日コツコツ続けていれば、おのずと追いつく。

実際に今では中1で英検3級持ってた子より、ピヨ助くん、英語の点数いい。

 

なので親は並走する感じ。

並走しながら、もう大丈夫だなって思えば立ち止まって声援だけにして。

あかん、バテとると思ったら、また並走する。って感じ。