24/4/20(土)金谷~岩井「ブリ!?・ノッコミ!?・ナギだおれ!?」 | 三度のメシよりボート釣り

三度のメシよりボート釣り

3代目さぶろく丸(ヤマハU-19BF)で東京湾を疾風怒濤縦横無尽に駆け回り釣り三昧。
ヒンカーズジャパンメンバー募集中で~す。

カンペキな凪予報♪
日中は25度を超える夏日和なんだと。楽しみではないか!
でも前回直前で裏切られた経験から、懐疑的になってる私もいます。

0:05
自宅出発。
ガソリン 166円
アクアライン 風2m

2:10
現地着。

〈今日の狙い〉
 真鯛(ひとつテンヤ、タイラバ)
 青物(ジギング)
 ムツ(深場五目)
 アジ(サビキ、コマセ)

今回は宮ちゃんと二人です。
前回イナダ、真鯛が釣れたのに気を良くして、今回も同じターゲットです。
プラス深場でアカムツやクロムツやスミヤキやドンコなど美味しい魚をお土産にする欲張り企画。

4:00
準備開始。

(タイドグラフBIより)

若潮明けの中潮。
程よく潮が流れて良いのではないかと期待してます。

4:30
出船。


うひょひょひょひょ……
期待通りのベタ凪♪
まずは青物を求めて、金谷方面の根を目指します。
フネは文字通り滑るように走ります。
4,500回転で普段なら26~27km/hがいいところですが、今日は30km/h以上出てます。
氷の上を滑るような感触。って伝わりますかね?つるるるるる~っ!と摩擦抵抗を感じさせずに軽やかに進むんです。

5:00
ポイント到着。
水深は22~29mくらいのエリアです。
日の出に合わせてジギング開始です。
私のパイロットジグは、メジャークラフトのジグパラショート40g。
宮ちゃんはダイワかな?テールにスピンをセットしたジグですね。
風は2m程度ですが、潮が効いているのでしょう、フネは南西に流されます。
海面は鏡のようにのっぺりしていて静寂そのもの。こういう雰囲気の時って、いきなりナブラが出たりするんで、期待感アリアリです。

5:10
ドンッ!
前触れなしに宮ちゃんにヒット!
ギャッギャッギャッ!!ドラグを滑らせながら、船下へ潜り込もうとするヤツ。引きからするとなかなかのサイズ?
ギリッギリッと、パワーゲームで寄せていく宮ちゃんですが、寄せた分走られる一進一退の攻防。ライトタックルだからあまり無理はしなさんな。

数分間のやりとりが続き、ようやく姿を見せたソイツは……


おおおっ!ブ、ブリ!?
いや、そこまでではないか。


めちゃめちゃ体高のあるワラサ!!73cmでした。
やったネ!朝イチナイスフィッシュ!
気分的にはもう帰ってもいいくらいです。もちろん帰らんけど。
「ひぇ~っ!アブネー!!」
と宮ちゃん。見ると、小型のスプリットリングが楕円形にひしゃげています。ドラグがわずかでもキツめだったらヤバかったかも。
後に確認しましたが、胃袋にはどうやらカタクチらしきがぎっしり詰まってました。

まだその辺にウヨウヨいるぞーぅ!
気合を入れてキャストを繰り返しますが、期待に反して反応はナッシング。アドレナリンの無駄遣いでした。

青物がタメなら真鯛、ということでひとつテンヤを試しますが、外道(フグ)のアタリばかり。エサだけ消費していきます。

潮は効いているようで、底~中層にかけてジグが潮を噛んでいる手応えがあります。層によって手応えが変化するところを見ると、二枚潮、三枚潮になっているようで、アタリが出そうな匂いはするものの、まったくでした。


テンヤでひとつマシなカサゴが釣れたのでキープ。

7:00
「深場へ行きますか」
出そうで出ないもどかしさ。
フネは沖へ流されて水深100mを超えてきたので、このまま深場釣りへ向かいます。


久々のダイワ1000番登場。
今日はライト深場のつもりだったので600番でも良かったのですが、出船前に久しぶりにお会いした瑳貴釣丸さんから、
「アカムツがすぐそこでバンバン釣れてますよ~」
なんて景気のいい話を聞いてしまい、400m程度までを狙うことに。
エサは定番の宮ちゃん本舗のサバ短&イカ短。
オモリは200号でスタートしましたが、簡単に飛ばされてしまい、300号にチェンジ。
多少マシになりましたが、それでも浮いてしまうほどの流れ。

肝心のアタリは、たまにモゾモゾしたものが出る程度。全然パッとしません。
流れのまま水深500mオーバーまで行きましたが、一切の見どころもなく。

大きくフネを戻して保田沖100mのポイントの様子を見ますが、遊漁船も釣れてないみたい。

「困ったね。保田湾近くは刺し網だらけで釣りにならんし、南下して前回釣果のあった岩井へ行きますか」

12:00
前回本命が出た岩井沖水深60mあたりに来ました。
ちょうどお昼だし、ごはんにしましょうかね。


宮ちゃんは中華丼、私はスタンダードにカレーです。レトルトはカレー以外にも何種類か用意してますが、何やかんや言うて私はやはりカレーが1番好きなんですな。


瑳貴釣丸さん登場。
朝観音崎でタチウオを釣ってきたそう。
そう言えば船団が見えてましたね。

さっきまであんなに流れていた潮ですが、こちらは一転ヌルッと澱んでいます。
流れすぎも困りますが、全然流れないのも困ります。

12:50


ようやくひとつテンヤのアタリを取れたと思ったら、小さなイトヨリ。
貴重な食材ですのでキープします。

13:00
少し深めの水深85mへ移動。真鯛はこっちの方がいい気がします。


1度試したかったチョクリ釣り。
西日本で実績のある釣り方は関東でも通用するのか。同じ真鯛なんだから釣れるはずですよね。
仕掛を伸ばしてみてビックリ。全長8mもありました。広いタナを探る釣りなんですね。

結果、チョクリで出たのはカイワリばかり6枚。これならいつものサビキと変わらんかったなぁ。まあ、モノは試しです。

16:30
沖揚がり。
いつも必ず釣果を上げるお隣のシュウさんは、珍しくサバのみだったと。

18:00
笑楽の湯。
ばんやが営業再開したからか、最近空いている笑楽の湯です。
実は深場のムツ(アカ&クロ)を賭けてお風呂杯を行っていました。
宮ちゃんがシロムツみたいな小さいクロムツをひとつ釣り上げてしまい、私がお風呂をご馳走するハメに……

19:30
反省会はおなじみ拉麺帝王。


今日は二郎系ラーメン麺大盛にチャーハンセット。育ち盛りなメニューです。

20:50
海ほたる。

0:00
自宅着。

またしてもモヤモヤした手応えのない結果となってしまいました。
しかし考えてみると、朝イチの宮ちゃんのワラサは多分群れではなかったと思います。
たまたまフラ~ッと通りかかったヤツが、たまたま目の前を通ったジグに食いついたとしたら、ものすごい奇跡的な確率ではないでしょうか。あの1本がなければ今回はとんでもない貧果だったわけで。
船頭としては魚のいるポイントを見つけるのが役目ですが、如何せん月2回程度のサタデーアングラーではまともな統計データが取れる訳もありません。

釣果がすべてではありませんが、それなりに時間とお金と労力を掛けてる訳ですから、多少は重いクーラーを持って帰りたいと思うのは人情でさーねー。

〈今年の戦績〉
 5戦1勝4敗(勝率20%)