23/5/27(土)洲崎沖「サバ地獄・燃料タンク交換・日焼けを舐めたらイカン」 | 三度のメシよりボート釣り

三度のメシよりボート釣り

3代目「さぶろく丸(ヤマハU-19BF)」で東京湾を疾風怒濤縦横無尽に駆け回り釣り三昧。
ヒンカーズジャパンメンバー募集中で~す。

ひと月以上空いてしまいました……
ようやく待ちに待った凪予報。あいにくメンツが集まらず単独釣行でござる。にんにん。

0:30
自宅出発。
ガソリン 158円
アクアライン風 4m

(タイドグラフBIより)

2:30
現地着。
日の出に釣り開始したいので、3:30くらいに出る予定。
早々に準備開始しますが、今回はこちらを試してみます。


パルス充電器。
バッテリーの劣化は怖いので、一度パルス充電とやらを試してみたかったのです。
港の電源を使う契約をしているものの、いつもウインチくらいしか使わないので、ここぞとばかりに。
準備中の1時間ほどリペアモードで充電してみましたが、充電完了しませんでした。結構ヘタってるのかな。
また暇をみてやってみます。

3:40
いざ出港。
0.5~1mくらいの波はありますが、そこそこ穏やか。4,000回転・25km/hくらいで快走します。一人乗りだと軽い軽い。

〈今日の狙い〉
 ひとつテンヤ
 ジギング(青物)
 タイラバ

今日目指すは洲崎沖。泣く子も黙る潮通し抜群の一級ポイントです。凪が良くないと行けないので、今日はチャンスなのです。

4:10
洲崎沖に来ました。


2mほどのウネリあり。
滅多に来ないので、実はポイントが分かりません。洲崎から張り出す根の南側に何となく潮が当たりそうなので、水深50mくらいのところでジグを落としてみます。ジグはいつものメジャクラのジグパラ40gキンアジです。
着底からただ巻きで20mほど巻き上げたところでグン!とジグを引っ張るようなアタリ。アワセますが空振り。またすぐグン!とアタリ。巻合わせでフッキングしたことを確認し、ゴリゴリ巻いてきます。リーダーが入る手前くらいでギュンギュン走る元気なお魚。イナダかな?
いや、サバでした。40cm足らずですが、そこそこ丸いボディ。とりあえずキープですね。
すぐに首を折り、バケツで血抜きをしたら、海水氷のクーラーに投入します。

タナはたぶん30mくらいです。浅いところにいるんですね。
再びジグを落とします。やはり同じ水深で食ってきました。40cm程の丸い個体。うーむ、これは美味しいやつかも。
魚探に反応は映りませんが、いますね。
その後も2投に1本の頻度でサバサバザバサバ……
サバしかおらんな……
クーラーはみるみるサバで埋まっていきます。どれもこれもエサにするには勿体ないサイズ。


いつしか海はベタ凪。
洲崎でここまでの凪は珍しい。
潮周りは小潮ですが、潮は効いているみたいで、フネは南東方面へ1.5km/hほどで流されていきます。
遊漁船はみんな白浜方面へ向かっていきます。イカかな?
水深が70m近くなったので、タイラバを試してみます。青物にも期待して、久しぶりにタイラバサビキでやってみます。

フォール途中、水深30m辺りでラインがフケました。そう。もちろんサバです。当然と言うべきか、サバがサビキに反応しました。
「もうサバはいいんだけどなぁ」と思いつつ、型揃いなのでキープしてしまいます。

6:00
やがてサバの猛攻もストップし、沈黙の時間が訪れました。フネは流れ流れて川奈沖。
アタリも出ず、朝ごはんを食べながら、ウトウトしながらさらに流れに身を任せます。

7:30
平砂浦沖まで来ました。
そろそろ戻った方がいいな。
そう思ってエンジンを掛けようとしますが、セルモーターが動きません。
え......
やめてよ、こんな所で……
バッテリーをサブに切り替えますが変わらず。
いやこりゃまずいでしょ。
付近にはフネもなく、ゆーーっくりと外房方面へ流されている状態。
どうにもならんかもですが、船外機のカウルを外してリコイルスターターのカバーを開けてみます。
ミニボート時代の2~9.8馬力ならスターターロープを引っ張って始動するところですが、そういう構造になっていません。
それでもロープが掛けられそうなツメみたいなのが2箇所あり、適当なロープを引っ掛けてブルン!なんてやってみますが、半回転もしません。

途方に暮れ始めたところで、再度イグニッションキーを回すと、チーーーーと弱々しいモーター音。
お!イケるか!?
バッテリーをメインに戻して、再度ON。
ブルルルルルン!!
やった!動いた。

どうもセルモーターではなく、電装系っぽい?
チルトもしょっちゅう動いたり動かなかったりですが、あちこちいじってると、普通に動いてくれるので、どこかで接触不良が起きてるのかもしれません。

まあ何はともあれ、漂流は免れました。

10:15
洲崎沖の水深45mに戻ってきました。真鯛を狙ってタイラバをやりますが、アタリなし。
ジグはどうか。
軽くキャストして、着底から巻き始めようとしたら、ジグが重い。やば、根掛かった?
いや、巻けますね。ズーーーンと重い。石でも引っ掛けたかと思いましたが、途中でグン、グンと身体を捻るような手応え。何か釣れてますね。暴れないからウツボか??

ユラーリ上がってきたのは……


アオハタ!!
いい型!40クラスです。
ほぼ無抵抗だったのは、釣られたことが分からなかったからかな?

ジグで食ってくるということは、エビ餌ならもっといいかも。
ひとつテンヤに切り替えてみます。
やはりこちらも軽くキャストして、着底したらグーーーッと竿を煽ってエビを跳ね上げます。スプールをフリーにして、ナチュラルフォール。着底したら再びロッドを立ててエビを浮かせるを繰り返します。

着底のタイミングで、ゴッゴッ!とハードなアタリ。一拍待って竿先がクッとお辞儀したところでアワセを入れるとフッキングしました。
こりゃ気持ちいい。

手応えからしたら30cmくらいの獲物かなー。ゴンゴンと下へ突っ込むのは、真鯛っぽい引き。ようやく本命に出会えるのかな~♪
いや、ゆーっくり浮いてきたのはまたしてもアオハタ。少しサイズは落ちましたが、それでも35cmくらいのキープサイズ。
この辺は荒らされてないようですね。こりゃいい場所を見つけたぞ〜。
嬉々としてテンヤを続けます。

11:10
三度テンヤにガツガツと明確なアタリ。
ビシッとアワセるとズシーーーンと重量感が伝わってきます。これはナイスなサイズですよ~。
テンションを緩めないように、かつ不意のツッコミにもロッドの溜めでいなしつつ、じっくり引き寄せていきます。


わぁ!デカいアオハタ!!
しかし測ってみると全長は40cm。ですがやたらに体高があって、いかにもマッチョな良型です。

もうアオハタは十分です(もちろんサバも)。
洲崎~香にかけて、有名な漁礁が点在しています。
海釣図アプリを見ながら、順番に漁礁を叩いてみますが、時合じゃないからか、アタリなし。
沖ノ島から北上してバラ根も探索しますがこちらも不発。

さらに白根沖~象背根と、思いつくポイントを回りながら戻ってきますが、不思議なほど反応が出ません。まあこんな日もあるか。

最後、いつもの岩井沖でしつこくテンヤとジグをやりましたがダメなものはダメ。

16:30
ストップフィッシング。
今日は早く終わろうと思っていましたが、結局13時間浮いてました。

16:45
沖揚がり。

ヤフオクでポリの燃料タンクが落札できたので、交換作業です。
スチールと同じ24Lということになってますが、たぶんポリの方がたくさん入ると思います。


これで2つともポリに交換できました。
実質50L以上入ってますから、80kmくらいは走れる計算です。

お隣のシュウさん、そしてU-23のお友達も今日は全然ダメだったそうです。そうか。アオハタが出ただけまだ良かったのかも。

海水氷はキンキンに冷えた状態でしたが、ペット氷はほぼ溶け切っていました。
ボートに積みっぱなしのColemanのクーラーは、水漏れこそしていないものの損傷が激しく、保冷機能も相当低下してると思われます。
これから盛夏を迎えて水温も上がることを考えれば、そろそろクーラーを新調するタイミングなのかもなぁ。

また「台風2号が来るかもよ」ということで、フネはいつもより4~5mほど上まで引き上げて固定しました。

18:30
ばんやの湯。
今日は良い天気だったので、久しぶりに日焼けしたく日中帽子を脱いでいたら、赤鬼みたいに顔面真っ赤になってしまいました。何年釣りやってるんだ。学習能力皆無のおとっつぁんです。
ぬるめのお湯でよかった。

19:50
反省会は久しぶりに竹岡屋。


ラーメン500円は健在でした。もちろん単品で育ち盛りの50代男子の食欲が満たされるわけはなく、半チャーハンのセットです。

20:35
海ほたる。
うー……顔面、首、腕、肩がヒリヒリ~……

23:45
1年以上?スケジュールが合わずに釣行できていないご近所のF竜王ん家に立ち寄って釣果のお裾分け。

23:55
自宅着。

今回食材確保のミッションはコンプリートしましたが、釣り味という点では不満足不完全燃焼のこんちくしょうです。
本命の真鯛も青物(ブリ・ワラサ)も不発でしたからね。
燃料はそれなりに食いますが、やはり洲崎まで行かないとダメかなぁ。