紀元前4世紀。
イタリア、シチリア島にあったシラクーザ。
ギリシャ人君主でイタリア南部の数都市とシチリア島をその残虐さと執念深さ、猜疑心の強さで支配して古代最悪の暴君の一人とまで言われたいたディオニュシオス。

彼の臣下であった?ダモクレスは、
ある時、追従の言葉を並べ立て、
ディオニュシオスの暮らしを羨んだ。
ディオニュシオスの気まぐれか、
『それではダモクレスよ。お前も、この暮らしを少しでも味わってみるか?』
と宴に招いて、
豪華な金と銀の装飾で飾られた宴の食卓で、ラッキーな事に黄金製の椅子に座るよう命じられた。
テンション上がりまくりのダモクレスがふと頭上を見上げると、
今にも切れんばかりの細い馬の尾の毛で吊るされた剣がぶら下がっていた。


1961年9月25日。
史上最年少で大統領に選出され、
(票の操作や不正な運動、マフィアとの黒い交際など滅茶苦茶やっていたようですが)数ある失政にもめげず、キューバ危機を運で?乗り越え「第三次世界大戦」を防いだ英雄(殺されて評価が高まった?)JFKことケネディ大統領は国連総会で演説を行った。

『地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなる可能性に思いを馳せるべきであろう。
老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。
世にもか細い糸で吊るされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議ではないのだ。』

約18年後の1979年3月28日
スリーマイル島の原子力発電所で事故が起き、
更に7年後の1986年4月26日には、チェルノブイリの事故。
(この事故当時の中曽根内閣は、『日本の原子炉はアメリカ型で、事故を起こしたソビエト型とは構造が異なり同様の事故は起きない』と発表。メディアも追及する事なく、一件落着)
そして2011年3月11日。
誤算による糸の切断により、ダモクレスの剣が日本にも直撃してしまった。



現実を直視せず、自分の都合で事実を歪曲して問題を先送り、未解決のまま事実上『放置』して、いざという時にどうにも出来ないと言う事象は、個人でもままありますが、これが国家となると、コトは生死に関わります。


今さら時計の針を戻す事はできませんが、『もし、この時、原発を廃炉にしていたら…』と考えずには居れません。

また、十数年後に同じ過ちを繰り返す気ですか?
歴史が同じ事を繰り返すのは、過ちを改めないからだと言うのに…。
明っけまして
おめでとうございます。
今年も、何卒、
よろしゅうにお願い申し上げます。
m(_ _)m

皆様が健康で過ごせますように
お祈り致します。
早いもので、
『近いうちに』と言う名言も
もはや過去の砂塵と化してしまったようです。
昨年の『一定のメド』に続き、
『本当にこいつが国のトップなのか?』と言う自国民ながら情けない思いに海外脱出計画もしていましたが、どこも似たようなもののようで、歴史の教科書に出てくるような『人物』も、実は脚色で英雄に仕立て上げられているのでは?などと穿ってしまいます。(テメェがなれよ!と言われましても、私にそのような器量はございませんので悪しからず。m(_ _)m)


人間には、眼(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、身(触覚)と言う五つの感覚(センス)と、
俗に、「第六感」と呼ばれる意(意識)とは、五感を認識、自覚出来ている状態で、
この六つの感覚(六根)が我欲にまみれていては、正しい道を行く事ができないと言うことで、
修行僧などは、
俗世の不浄なモノを、「見ない、聞かない、嗅がない、味あわない、触れない、感じない」
ようにする為に、山籠りを行っていたそうです。


毎年、除夜の鐘で撞かれる108回の鐘。
人間の煩悩を追い払うと言われていますが、その煩悩とは、六根×好、悪、平(どうでも良い)の3つの感情×浄、染(せん、きたない)×前世、現世、来世の3つの世で108だそうです。
…と、ここまで書いていて、ある事に気づいてしまいました。
実は、昨年も年末に同じネタで書いていたのです。(-o-;)

覚えていないと言う事は、学んでいないと言うか、成長してないと言うか…。

107の煩悩を今年中に叩き出して、
年が明けたら頭にガツ-ンと一発、
108発目の鐘を食らわせねばならないようですね。
あと40時間余り。
もしこれが、あなたの人生のカウントダウンだったらどう過ごしますか?
私なら、……
見られたくないモノを処分してしまって、『その時』を迎えるかな…。

では、良いお年を!
(^o^)/