あと数日で骨髄移植をして丸4年!
いよいよ5年目に入ります
もう白血病とはかけ離れた日常を送っていますが、この時期だけはどうしても振り返ってしまいます。
闘病中を振り返り白血病の先輩として治療を頑張っている皆さまへ、闘病中の心の持ち方をお伝えしたいと思います。
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私は治療が終わり無事に退院できましたが、退院して2年くらいは一進一退で心も身体もつらかったと記憶しています。
今でも100%元の身体には戻っていませんが、それでも毎年少しずつ変化があり、確実に元気な身体に戻っています。
私たちの病気は治療の経過や薬の影響などで状況が変わりますので、必ずしも元気になれるという保証はありません、、、
ですが、私みたいに白血病になってもアホ丸出しで笑いながら闘病生活を送って元気になったヤツもいます。
笑いながら乗り越えるって変態クラスだと思うので、無理に真似しようとしなくていいんです。
でも笑顔になることで、つらいという気持ちだけにフォーカスしなくなり、楽しいことを思い浮かべることができるようになりました。
白血病は不治の病的なイメージが強すぎるため病気を宣告されたとき、なんで自分が白血病になってしまったのだろうとネガティブな気持ちになってしまいます。
そして治療中つらくてやりきれない気持ちを周りにぶちまけてしまったりしてしまうかもしれません、、、
それでも白血病になってしまった自分を責めないでください。
病気になったことには意味があり、自分を見直すよいきっかけにしか過ぎません。
もしかしたら自分だけではなく、全てのことを考え直してみる時間なのかもしれません。
私は病気になったこと自体が転機の訪れでした。
こうしてアメブロで発信するようになったのも病気がきっかけですし、やりたいことが見つかったのも病気のおかげです。
皆さんとこうして出会えることができたのも病気になったからこそです。
それぞれ状況は違うかもしれませんが、少しでも前を向けるその時がきたら、ぜひ自分を見つめ直してみてください。
そして自分の気持ちを大切に、未来の目標を決めてみてください。
ここでやってはいけないことは、理由をつけて諦めたり否定したりしないこと。
もしかしたら死ぬかもしれない、そう思ったら大抵のことはかすり傷です。
楽しい未来を思い浮かべながら、小さな目標でもいいので見つけてみてください。
治療中は怖いと思うこともたくさんあるかもしれませんが、不安に支配されないでください。
不安は不安しか呼びません。
治る、退院するなどのよいイメージだけを持ち治療に専念しましょう。
治療中は決して1人ではありません。
支えてくれている人がたくさんいます。
でもその人たちの気持ちに応えようと、いい人ぶらなくてもいいんですよ。
気持ちに余裕ができたとき、支えてくれている人も大切にしてあげてください。
以前こんなブログを書いたことがあります。
病気は病気になった人にしかわかりません。
なので、あたりまえですが病気になっていない人にはその気持ちはわかりません。
わからないからこそ、かける言葉に悩み、その中で見つけた精一杯の応援メッセージを、その気持ちを汲み取ってあげてください。
寛解したら、移植がうまくいったら、退院が決まったら、薬がなくなったら、5年経ったら、、、
治療のゴールは人それぞれです。
つらかった分、しあわせも人一倍強く感じることができます。
"ホイミは元気になれたからしあわせでいいよね"とか言わないでくださいね。
私だって失ったものはたくさんありますし、病気になっていない人から見たら不幸で可哀想な人かもしれません。
しあわせは自分で作り上げていくものです。
つらいことばかりにフォーカスしてしまうと、しあわせに気づけないことがあります。
小さなことでもいいので、毎日しあわせ探しをしましょう。
そして治療を頑張っている自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
皆さんも、自分だけのしあわせの花を咲かせてみてください。